冬生まれの父には暖を、夏生まれの母には涼を。
今年は両親に誕生日プレゼントを贈ることにした。
今年は、というところがなんとも親不幸なのだが、私は毎年必ずプレゼントを贈るタイプではない。おめでとうのメッセージは毎年送るものの、プレゼントはあげたりあげなかったり...。
物を贈るとなると、遠方のため送るのが結構大変というのもある。
両親は現在、私が育った家と車で1時間近く離れた祖父母が暮らしていた家を維持を兼ねてダブルハウス的に住んでいるので毎回所在を聞かなければいけないし、実家の町は配送の時間指定ができないという田舎っぷりなのだ。
まぁでもそりゃそうだろうという環境でもある。あんな小さな町に2時間おきに配達指定をされ、その荷物一つのために車を走らせるなんて配送員の人も面倒だしコスパが悪すぎる。
父は1月末、母は8月末が誕生日。
なので、送らずとも帰省の際に持っていけばちょうどいいのはわかっている。改めて書くとやっぱりただの親不孝な怠け者である。
お正月に帰省した際はプレゼントを用意しそびれ、兄の父への誕生日プレゼントにひっそりと難癖をつけていた私。
その後、東京に戻ってから都内を歩いていた時に「あ、これなんかお父さんっぽい。似合いそう」と目に留まった服があって、薄手のアウターをプレゼントに選んだ。
たまたまその数日後に母がこちらに来ていたこともあり、これまたちょうどいいとそれを母に持って帰って渡してもらった。(自分の荷物は増やしたくないのに人の荷物は増やす嫌なやつ...)
で、8月である。
さすがに父のプレゼントを持って帰ってもらって、しかもちょうど今年は母の誕生日にドンピシャなタイミングで帰省するというのに、母にはプレゼントなしというわけにはいかないだろう。
しかし、ついつい「あぁ、だからこの恒例のプレゼントの義ってちょっと苦手なんだよなぁ」なんて思ってしまう。
お土産問題でもたまに思うがこの人にあげたらこの人も...とか、そういうのが大変。要するに自分勝手な私は、贈りたいものが見つかったらあげたいくせに「あげなきゃ」から始まる贈り物探しが苦手なのだ。
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