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【風呂酒日和146-1】 スパジアムジャポン〜岩盤浴/屋外サウナ編〜

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


腹ごしらえを終え、再び5階に戻ってきた私たち。
うーん...残念ながらまだまだ空いてないですな...。予想に反して、ラウンジスペースのいい席は相変わらず人がいる模様。二段ベッドのようになった小さなスペースは一つ二つ空いてきたのだが、4人で来たのでどうせなら4人でわーいと楽しみたい。
週末かつ夏休み期間というのがやはりよくなかったか...。

周りは大学生くらいの若いカップルや高校生かなと思われる男子4.5人組なんかが多くて、低価格な点と秘密基地の集合体みたいなつくり、細いはしご階段があったりする施設の特徴からなんとなく利用者層がわかってくる私たち。
ここは小中学生くらいの子どもがいる家族連れとか、10代後半〜20代前半がメインターゲットなのかもしれない。お風呂の中はどうかわからないが、このゾーンにいる人は大体そんな感じだ。


スペースゲットは一旦諦めて、じゃあ外のサウナと岩盤浴をまわってみるかということに。
5階の岩盤浴テラスには、岩盤浴のほかにテントサウナやバレルサウナなど見た目だけで「なにこれー!入ってみたい!」と思うような屋外サウナが設置されているのだ。

天気は相変わらず曇天で風も強めだが、幸い雨が降るまではいかないくらい。ドーム型のサウナやチャックを開けて中に入るタイプのテントサウナを始めて体験。中に入るとぶわっと熱気を感じる。
こういうサウナって簡易的というか、ちょっとサウナ気分を味わえるくらいのものなのかなぁなんて思っていたが、入ってみるとしっかり熱い!
セルフロウリュができるようにサウナとサウナの間にアロマ水や桶が置いてあるロウリュカウンター的なものもあり、こういう風に自由に楽しめるところも若者受けしそうだなぁなんて思う。(おばあちゃん目線...?)

サウナと同じ並びにマイナス20度のクールダウンブースもあって、あっという間に汗も引く。
そういえばこの岩盤浴着、みんなこの格好でうろうろしているし館内着のように使ってて汗びちゃじゃないのかい?と思っていたけど、かなり速乾性があるっぽい。着た時は結構厚手だなと思ったがその素材のおかげなのか、さらっとしていてなかなか快適だ。
ちなみに柄は男女合わせて3.4パターンくらいから選べて、賑やかというかお祭りっぽい感じのものが多い。まぁテルマー湯の館内着もヨーロピアンマダムみたいな感じだったしね。シャトルバスといい、スパジャボはテンション高めなテーマなんだろうなと思う。(あとから調べたところ、ここは名古屋で人気のスーパー銭湯を運営する会社が東京進出して作った施設とのこと。なんだか妙に納得)


飛び道具っぽい屋外サウナを体験した後は、5階ラウンジに点在する岩盤浴をいくつか周る。さすがに4人で並べるほど空いてはいなかったので、各々気になったところに入っていき、巨大なかき氷のようなオブジェがあるクールダウンのブースで再会。最終的にクッションが置かれた低温のブースで集合して一休み。
低温ブースには小学生くらいの子もいたし、携帯を眺めていたり漫画を数冊積んで長いこと滞在してそうな人もいる。
なるほどなるほど。ここはストイックに汗をかくというよりは楽しみながら体を温めるという感じっぽい。

それにしてもどこも盛況していてびっくり。
「やっぱり土日は混むんだね〜」
「今日天気も悪かったしなぁ」
「考えることはみんな一緒だね」
もれなく自分たちも同じ思考回路でここにやって来た。そうだよね、天気が悪くてもせっかく休みなら、みんな楽しいとこ行きたくなるよね。


ところで、ふと話題にあがったのは下着問題だ。
この館内着兼岩盤浴着の下、他のお客さんはノーブラノーパンで歩いているのかというのが私たちは気になっていた。
我々は更衣室で相談した結果、最初に館内着に着替えた時は下着をつけていて、ご飯を食べ終え5階のサウナと岩盤浴に行ってみるかというタイミングで下着を脱いできた。そしてタオルを前に抱えたりして歩いていたのだが、みなさま結構普通にスタスタと歩いているのだ。

「カップルとかどうしてるんだろ?気まずくないのかな?」
「それ込みで楽しいんじゃない?(笑)」
「普通に下着つけてて着替え持って来てるんじゃないの?」
「えーじゃあ汗びちゃのパンツ持って帰るってこと?」

4人ともじっくりストイックに味わう岩盤浴には行ったことはあったが、歩き回ったり漫画が読めるようなところには初めて来たため、色々な想像をして話し合う。
こういう歩き回れる岩盤浴の場合、みなさんはどうしてますか?


低温スペースでそんな話をしながら女子会を催していると、ぽかぽかと体も温まってお腹も落ち着いてきた。

「一通り岩盤浴と屋外サウナ回ったし、じゃあお風呂行きますか〜!」

いい休憩スペースはゲットできなかったが、おおむね5階のフロアを満喫して、私たちは4階のお風呂に移動した。

【スパジアムジャポン】
住所: 〒203-0001 東京都東久留米市上の原2-7-7
電話: 042-473-2828
アクセス:シャトルバス/車/電車など https://www.spajapo.com/access/
定休日:年中無休


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