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【風呂酒日和152-1】 富士の湯(ふじのゆ)
【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。
北区っていいよね。
いい感じの赤提灯や昔ながらの商店街があるのも魅力的だし、銭湯が多いのもよい。しかも駅近の銭湯もあれば、住宅街の奥地にあるローカル銭湯も多いのだ。銭湯を目指して細い道を縫うように歩き、街を感じるのもまた楽しい。
というわけで、今日は富士の湯。本日はさくっと入りたい気分だったのでサウナなしの往年の銭湯系を探した。
辿り着いたらちょうど向こう側から、2人のおばちゃんが。親子ほどは年が離れてなさそうだし、姉妹とも違う距離感。1人はちょっと足が悪いようで杖を傘立てにしまおうとしている。それを支える相方のおばちゃん。ご近所同士でタイミングが合う時は一緒にお風呂に行く間柄という感じかしら。なんかいい関係だな。(勝手に想像して勝手に和む)
傘立ての鍵を「こうやって閉めんのよぉ」なんて言いながらちょっと奮闘しているおばちゃんたちの横をするりと入場し、靴をしまって中へ。
目の前にはローテーブル、コーナーソファとテレビのあるロビーが広がり、左手に受付がある。
えーと、550円…
お金を払おうとすると受付の奥さんが一言。
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