【後編】エンドレス24時間パックが生んだマルゴの悲劇
漫画喫茶に24時間パックという今思うとアホみたいな料金プランがあったせいで、ブースを家化され、住み着かれてしまった私のバイト先。
どうやって退店してもらおうかと考えあぐねていたところ、転機は突然訪れた。
「社員さん!事務所にいらっしゃいますか!? マルゴ、今カウンターにいるんですが!精算のお金が足りなくてお金をおろして戻って来たいって言ってるんですけど、どうしましょう!」
今日も平和に臭かったフロアに、突如緊張が走る。
おそらくフロア中に散らばっていたスタッフ一同が、一