イクル【地方交流重賞見解】10月8日 盛岡11R マイルCS南部杯
◎⑦ゴールドドリーム
〇⑫ルヴァンスレーヴ
▲④ベストウォーリア
☆①ノンコノユメ
△⑨ノボバカラ、⑭オールブラッシュ、③メイショウウタゲ
交流GⅠでJRA勢は強力。その割に地方勢が脆弱で中央馬同士の争いになりそうだ。
人気上位に推されているゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴはかなり強力だがそれぞれ不安材料もある。
加えてベストウォーリア、ノンコノユメ、ノボバカラにとって左回りのマイルGⅠはベストともいえる条件だ。
頭数を考えればそこまで強烈な配当にはならないだろうが、2強が勝たないパターンやそのまま連で決まらないパターンに配当妙味がある。
2強重視でもゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴのどちらかに狙いを定めることが出来れば単勝でも勝負できる。
馬券的には見どころのあるレースだろう。
ゴールドドリームは昨冬のチャンピオンズC以来、GⅠで連を崩さず4戦3勝と現役のダート馬では最上位の存在だ。
フェブラリーSの返し馬で見たその雄姿は個人的に返し馬・オブ・ザ・イヤーだった(オブジイヤーだろというツッコミは受け付けません)。
重箱の隅をつけば昨年大出遅れをかまし、圏外になったレースだけに付け入る余地はあるかもしれない。
ルヴァンスレーヴはシリウスS、白山大賞典と秋になって重賞戦線で走りはじめた強い3歳世代の代表馬だ。
古馬初対戦、しかもいきなりのGⅠで力関係がどうかだけ。ここをアッサリ勝つようなら大きく展望が開ける。
単勝を買うなら実績十分なゴールドドリームを支持したい。昨年は大きな出遅れと敗因も明確だったし、文句なしの坂路時計で状態もプッシュできる。
ベストウォーリアは水曜日に追われた坂路の時計を見る限り、著しく衰えてはいない。
近走は勢いを欠くが盛岡マイル実績では最右翼の存在。レベルの高いGⅠでは適性面の差が結果に結び付くことも少なくない。配当面からはこの馬を推奨したい。
ノボバカラは昨年の覇者でこれも適性的には上位だが、こちらは近走の勢いのなさが気になったので下げ、去勢明けから時が経ち、今シーズン復調気配のあるノンコノユメを4番手評価とした。
オールブラッシュ、メイショウウタゲは強調材料に欠きこれら5頭よりは下の評価にするものの、例えばベストウォーリアから入る3連単などでは連下に加えることで配当妙味を演出したいところで消しとまでは言い切れない。