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徳島ガンバロウズを救いたい。

※ポジティブな気持ちでいたい人は最後の部分だけ読んでください。

いやぁ、厳しい。
横浜EXに勝ってプレーオフまだまだ間に合うぞ!と思ってから6連敗しちゃいました。数字上はプレーオフへの道が途絶えた訳ではありませんが、試合の内容を見るにかなり絶望的ではないかと思います。

昨季はB3のサプライズチームでした。低い前評判を覆し、プレーオフで福井に敗れこそしましたが大健闘しました。「徳島は面白いバスケをしている」と評しているバスケファンの方々もたくさんいました。
マジで面白かったんですよ。大きい選手を揃えてスイッチを多用しミスマッチという概念を消滅させ、細かい技術は運動量で補うというシステムはほかのチームにはない画期的なものでした。
「過小評価されている」選手たちが集まり、水を得た魚のように闘志をむき出しにして戦うというストーリーもハマってホーム最終節のトモニアリーナは超満員になりました。

そして迎えた2年目、誰しも期待するじゃないですか。それがなかなかうまくいかない。連日のホームでの大敗で、試合後の挨拶はかなりつらそうでした。

チーム関係者もよく口にする「ガンバロウズバスケ」って何でしょうか。
私は脚力を使った激しいディフェンスとボールに対する執着心だと思っています。

「速いテンポのオフェンス」を掲げているのを見かけたことがありますが、「ディフェンスが揃っている状態に単騎で突っ込んで難しいシュートを打つ」ことを指しているなら大きな間違いです。ハーフコートオフェンスはむしろ遅いほうだと思います。速いテンポ≒ボールと人がよく動く、だと思うんですよ。それには当てはまってないかなって感じています。

今のガンバロウズのバスケ、どうですか。ディフェンス激しくできてますか。ボール追いかけてますか。私にはできてないように見えます。プレッシャーかかってないから相手が楽にプレーできているように感じます。ワイドオープンになった選手に対してシュートチェックに行く選手が誰もいないなんて状況昨季ではありえなかったですよね。

怪我人が多くて高さが足りないとか、オフェンスのスムーズさが足りないとかはしょうがないと思います。でも平面のディフェンスで簡単に負ける、エナジー出さないは怪我人も戦術も全く関係ないところじゃないですか。今の状態だと怪我人帰ってきても勝てるようにはならないと思います。

今季のガンバロウズ、見ててつまらない試合多いんですよ。エナジーを感じるプレーが少ないし、相手にあっさりと得点を決められるし、シュートが外れてもボックスアウトができてないので相手が決めるまでオフェンスリバウンドを献上する。切り返しで単騎突撃してみるも相手のディフェンスが戻っていて難しいレイアップを外す。そして逆速攻で失点という流れは飽きるほど見ました。

今のガンバロウズには「自分たちのやるべきこと全然できてないじゃないか!」と喝を入れてくれる存在が必要だと思います。別に戦術がどうとかの話ではないです。今できていなのは基礎的な話なので今すぐにでも改善できるはずです。

土曜日の試合は3Q終わって帰る人が目立ちました。点差で言えば日曜日のほうがひどかったけど日曜日はそうではなかった。それは3Qの内容がよかったからですよ。ヤケクソで無茶な速攻に頼らずディフェンスからリズムを掴んだ。「負けたけど面白かったな」って思える試合っていっぱいあるんですよ。昨季の負け試合はそんな試合ばかりだったように記憶しています。
昨季鴨島で鹿児島と戦ったときって観客700人とかだったんですよ。それが最後の岡山戦では1800人。半年でこれだけ増えたのも、ガンバロウズの選手たちがコート上で魅力あるバスケをやったからだと思うんですよ。
選手もスタッフも大きく変わってないから今でも絶対できるはずなんですよ。勝っているときは調子良いけど、負けが込んできたらそのまま沈んでいくというメンタリティは捨てましょう。


ブースターは勝利を願っています。昨季ガンバロウズの虜になった人たちがそんな簡単に離れていくわけないじゃないですか。
選手たちのとびきりの笑顔がまた見られる日まで、我々は一生懸命応援するだけです。


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