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仮想通貨(暗号資産)に怪しいものを感じる人へ

#仮想通貨は怪しい


仮想通貨とか暗号資産と呼ばれるものに漠然と怪しいものを感じる人は結構多いと思います。

私はそんなあなたを「仮想通貨は怪しくないよ」とか説得するつもりはありません。

2−300年前の日本人が
外国人を初めて見た時の違和感とか、
誰かからさまざまな外国人に関する噂を聞いた時の驚きや嫌悪感は
ほとんどの人には自然です。

それが理由で、一生外国人に近づかないとか
嫌い続ける人もいるでしょう。

しかし中には、その外国人に好奇心を抱き、
外国人本人や、彼らの国の成り立ちや言語や仕組みや歴史や文化を知ろうとする人もいます。

さらにその中には外国人と関わりを持つことで
何らかの恩恵を得る人や
逆に、騙されたり傷つけられる人もいるでしょう。

多分、見たことのないものや知らないものの取扱説明書。
あなた自身の取扱説明書が作れるかどうかだと思います。

#仮想通貨は詐欺

数年前盛んだったICOというのがあります。
ベンチャー企業が業績を上げてIPOを行う場合がありますが、
IPOは多くのベンチャー企業にとって
非常にハードルの高いものです。

IPO(Initial Public Offeringの略語で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と表します。 具体的には、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。)

ICO(Initial Coin Offeringの略語で、新規暗号資産(仮想通貨)公開のこと。
企業や個人が新たに独自の暗号資産を発行し、「ビットコイン」など既存の暗号資産で投資家から事業資金を調達する手段。発行主体はインターネット上で事業計画を示し、趣旨に賛同した投資家に独自の暗号資産を渡す代わりに、既存の暗号資産の払い込みを受けます。これを暗号資産取引所を通じ、ドルや円などと交換することで資金を確保します。)

このICO当時は世界中で流行りましたが、中には何の中身もないのに資金だけ集め持ち逃げする詐欺事件のありました。
そのニュースは事情を知らない人には、
『仮想通貨のICO→仮想通貨というもの→詐欺』≒『仮想通貨は詐欺』
という印象が伝わったのだと思います。

#仮想通貨が消える日

では仮想通貨は絶対に大丈夫か?
「#仮想通貨は絶対に大丈夫」と言い切れる人はいるでしょうが、
私はそれは彼の希望的観測だと思います。

私はどの位置にいるかというと、
2019年秋頃、私は中央銀行通貨の比率をほとんど無くし、
ほぼ仮想通貨のみで金融資産を持っていました。
と言っても、毎月積み立てられる金融資産3千円程度を
2−3年つぎ込んだ(?)だけでしたから、
世間から見れば大した金額ではありません。

それでも全財産です。
私の心は
「仮想通貨はある日突然なくなるかもしれない」
「仮想通貨こそが中央銀行通貨に取って代わる」
の二つの間で揺れ動いていました。

今は、
「仮想通貨こそが中央銀行通貨に取って代わる」
の方が1万倍ほど確率が高いと思っています。
かといって、
「仮想通貨はある日突然なくなるかもしれない」
1万分の1の可能性は常に考えています。

以下次号






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