ミドルステージに入ろうとしているRiceWineが向き合う現在のチャレンジ
こんにちは。株式会社RiceWineの長久保です。
およそ1年前に株式会社RiceWineにJOINして、現在は取締役CFOとして経営企画や財務、会計、人事、SCM、商品開発などに携わっています。
直近の事業計画を立てながら、次の資金調達に向けた未来の戦略筋を思い描きつつ、日々freeeとにらめっこしながら決算締めて株主総会を開催して、freeeで出来ないグローバルの連結決算の仕方を模索して、一方で銀行へ借入に行ったり、採用基準や人材マネジメントポリシー、評価ルールを整理しながら採用したり、配送業務をDX化したり、新しく桜のボトル作りたい！（TOP画像が実際にリリースされたボトルで、桜が咲く前に売り切れとなる人気商品となりました）と提案したりしています。また、暇を見つけては、ECサイトのカスタマーレビューを全件チェックして、これ素敵なレビューだなと思えば、Instagramに投稿するための画像を作成していたりもします。
※1）この自己紹介で伝わると思いますが、人員が、、、人員が足りてません。
※2）大変そうに聞こえるかもしれないですが、ENJOYしてます。
長久保 敦志
株式会社RiceWine 取締役CFO
・京都大学大学院修了後、2007年株式会社リクルート入社。
・経理財務を経て、ホットペッパービューティの中長期戦略立案、複数の新規ネット商品立ち上げ、経営企画に従事。
・2017年から株式会社リクルートスタッフィングにて取締役兼執行役員として経営企画や人事、経理、広報などバックオフィス全般を担当。
・2019年から株式会社リブで執行役員として、中途採用サービスの事業責任者を担当。
・2023年4月より現職
今回はRiceWineが現在向き合っているチャレンジについて共有させてもらおうと思います。
はじめまして、の方に向けて、最初に簡単に会社の紹介させてください。
RiceWineについて詳しい、という方はサラッと読み飛ばしてもらえれば。
RiceWineって何の会社？
「HINEMOS」というブランドの日本酒製造、および販売を行っている会社です（厳密に言うと、製造自体は森山酒造場が製造元になります）。
RiceWineのここが面白い！
入社1年の自分の目から見て、その日本酒を製造・販売しているRiceWineのユニークな部分についてお伝えしていければと思います。
①テイスト
現在12種類の銘柄を定番商品として販売しています。
この12種類の日本酒が本当に全くテイストが異なるもので、かつ美味しいと言うのがシンプルにすごいことだな、と思っています。
スパークリングのものもあれば、低アルコール（1番低いものでアルコール度数2%）、日本酒ではないような甘口のものもあれば、日本酒ど真ん中の商品まで幅広いテイストのラインナップが揃っていて、日本酒好きの方から日本酒が苦手という方まで楽しんでいただける商品になっています。
HINEMOSの定番12銘柄について
ROKUJI：低アルコール辛口スパークリング（Alc：11%）
SHICHIJI：低アルコール甘口スパークリング（Alc：5%）
HACHIJI：低アルコールにごり酒（Alc：7%）
KUJI：香り華やかな純米大吟醸（Alc：15%）
JUJI：濃厚甘口貴醸酒（Alc：15%）
JUICHIJI：淡麗軽やかな純米吟醸（Alc：15%）
REIJI：低アルコール甘口赤色酒（Alc：5%）
ICHIJI：芳醇旨口純米（Alc：16%）
NIJI：リンゴを感じる辛口純米（Alc：15%）
SANJI：杉薫るライトな熟成酒（Alc：15%）
YOJI：低アルコールレモンスパークリング（Alc：9%）
GOJI：甘酒風超低アルコール日本酒（Alc：2%）
実際に試飲されると驚かれる方も多いので、ぜひ直営店やポップアップストアなどで試してもらえると嬉しいです。
杜氏である湯浅氏が悪戦苦闘しながら5年間かけて開発してきた話はまた別のnoteでご紹介させていただければと思います。
②コンセプト / デザイン
「時間に寄り添う、日本酒」をコンセプトにしています。
商品名も例えば"ROKUJI"など時間になっており、その時間に合うように味やデザインを設計しています。ROKUJIはPM6:00を意図しているので、乾杯の時間に飲むお酒として、ドライなスパークリングの日本酒となっています。
そうなると、12銘柄ともなればGOJIはAM5:00を意図することになるので、そんな時間にお酒飲むのか？という気持ちにもなってきますが、そこはアルコール度数2%の超低アルコールの甘酒風日本酒ですっきりとした朝に飲んでもらいたいという銘柄になっています。
また、日本酒の説明（精米歩合や製法など）は難解なので、グローバルへの展開を考えた時にも伝えやすいように、という狙いもあります。
デザインも一般的な日本酒とは異なるプリント瓶となっており、スタイリッシュなものとなっています。ギフト用に、おしゃれなギフトボックスや手提げ袋、メッセージカードもあります。
③製造方法
製造においても、品質を高めること、また労働環境を改善するための他の酒蔵にはない工夫が多数あります。
例えば、日本酒は酵母や麹といった微生物を扱うため、気温が低く雑菌が繁殖しづらい冬の間に集中してつくる必要があるので、一般的にはおおよそ11月から4月までの冬の間にお酒づくりを行います。RiceWineでは、冷蔵倉庫の中で製造することで、365日日本酒が作れる四季醸造を実現し、鮮度/品質も高めながら、生産量も増やすことができる状態を構築しています。
他にも製造におけるオリジナリティはありますが、そこは企業秘密に触れる部分なので割愛させていただきます。
ただ、実際のRiceWineの酒造りは森山酒造場の杜氏である湯浅氏が支えています。
四季醸造にチャレンジしたきっかけや、実現に至った背景はこちらのnoteを参照ください。
これらの創意工夫の結果、多くのカスタマー / クライアントに支持されることに繋がっています。
そして、結果的に売上も順調に伸長してきています。
商品に興味を持ってくれた方はぜひこちらへ！！
ここに至るまでの歴史
このように記載すると順風満帆のように見えるかもしれませんが、当然のようにトラブルは発生し、なんとか乗り越えてここまで来ています。
特に、最初のリリース前のトラブルは「嘘でしょ？」と思うことの連続で、代表の酒井の苦悩が非常にリアルで面白いです。（酒井のnoteで明かされるリリース直前のトラブルの連続は一読の価値がありますので是非！）
プロダクトリリース後、飲食店で順調にクライアントを伸ばしていた最中に新型コロナウイルス感染症が流行し、一気に発注が減少して会社存続の危機に立たされたこともありました（そこからオンラインでの販売に注力した結果、今があったりするのですが）。
また、今では年間で述べ日数1,000日間の規模で実施しているポップアップストアも大きく変化しています。
初期はお手製での設備で社員だけで実施してたところから、オリジナル什器も作成し、多くの販売スタッフの人に支えられる状態まで大きく進化しています。
RiceWineのここに至るまでの詳細なトピックについて知りたい方はこちらを参照ください。
このように試行錯誤しながら、事業規模も拡大し、仲間も増えてきていますが、今まさに挑戦していることについて簡単にお伝えさせて頂きます。
詳細は追って、各メンバーからのnoteでリアルな声をお届けさせてもらえればと思っています。
今、私たちが向き合っているチャレンジ
①海外進出（シンガポール）
2023年8月より代表の酒井がシンガポールで子会社を設立し、移住して拡大に向けて挑戦中です。
※シンガポールでの奮闘はこちらのnoteをご覧ください！
②海外進出（中国）
2023年11月より新たにJOINした小堀が上海に子会社を設立し、移住して拡大に向けて中国全土を飛び回っています。
③直営店開始&拡大
2023年7月に中目黒、2024年4月に新たにスタートする商業施設「ハラカド」に直営店を展開し、更なる拡大を目指しています。
※取締役COOの渡辺が2024年4月17日に原宿に新しくできた東急の商業施設「ハラカド」に直営店の2店舗目を出店することについて、noteを書いています。
④飲食店取り扱い拡大
新型コロナウイルス感染症の影響でストップしていたホテル・飲食店、小売店への営業を、2023年7月より新たにJOINした川村が再度拡大へ動いています。面白いイベントを仕掛けるなど、通常の営業の枠に収まらないチャレンジを実現しています！
⑤12銘柄勢揃い後のさらなる商品開発
森山酒造場杜氏の湯浅が、2023年7月に12銘柄を完成させ、さらにより多くのファンを作るために商品開発に取り組んでいます。
⑥コラボレーション展開
2024年2月2日にペルソナシリーズ「P3 RELOAD」とのコラボ商品を発売して多くのお客様に喜んでいただいております。CBOの古賀を中心に、今後も多くのコラボレーションを実現に向けて取り組んでいく予定です。
私がRiceWineにJOINした理由
そんなチャレンジを続けているRiceWineに自分自身がJOINした理由は「日本の素晴らしいプロダクトで外貨を稼げるサービスに携わりたい」と思ったことが非常に大きなポイントだったりします。
友人とオーストラリアに旅行に行って食べたランチの値段が高くて、海外での売り上げを創り、日本に還元せねば、と思ったことと、日本のプロダクトってやっぱり良いよな、と思ったことが相まったことがきっかけです。
RiceWineに出会い、HINEMOSという唯一無二だと思える日本酒に出会ったため、結果的に日本酒というプロダクトに携わることになったのですが、日本酒というからには日本でも愛されるお酒であり続けたいという気持ちもあり、日本でも多くの人に飲んでもらい、海外にも広げていきたいと思っています。
今後も応援していただけると嬉しいです。
弊社では、国内外にHINEMOSを広めていくために、一緒に船に乗ってもらう人材を募集しています。現在、特に下記のポジションを募集しています。
仲間を募集しています！！
ポジション①：ToBセールス
法人（高級飲食店・ホテル・旅館 等）への営業、さらにはイベントの企画立案、実行などを担ってくれるメンバーを募集しています。
ポジション②：SV候補/ストアマネージャー
SV候補として、複数のポップアップストアを管理していただくとともに、各ストアの売上最大化に向けた施策・VMDの提案・実行、また、ポップアップの会期中にはストアマネージャーとして現場に入り、売り場の改善・スタッフの育成・チームビルディングを担ってくれるメンバーを募集しています。
ポジション③：ストアマネージャー候補
2024年4月17日にオープンするハラカドの店舗などをお任せするストアマネージャー候補として、ご活躍いただけるメンバーを募集しています。
ポジション④：店舗開発／リテールマネジメント
商業施設へのポップアップストア出店業務全般、新規直営店出店にかかる業務全般をお任せできるメンバーを募集しています。
ポジション⑤：マーケティングアシスタント（アルバイト・業務委託）
弊社が運営するECサイトの運営をサポートしていただくメンバーを募集しています。
ポジション⑥：デザインアシスタント（アルバイト・業務委託）
各種デザインのサポートをしていただけるメンバーを募集しています。
ポジション⑦：ポップアップストアの販売スタッフ（アルバイト）
ポップアップストアにて、時間に寄り添う日本酒「HINEMOS(ひねもす)」を販売するお仕事を担うメンバーを募集しています。
ポジション⑧：オープンポジション
上記募集中の職種の募集要件に当てはまるかが分からない方、株式会社RiceWineで働くことに興味があるという方、日本の伝統的な産業で世界に誇るブランドを創り出す会社で活躍したいという方、または新卒での採用を希望される方はこちらからご応募ください
以上、閲覧いただき、ありがとうございました！！