韓国旅行 蚕室(チャムシル) ロッテワールド
親愛なる友だちへ、ひねもです。
韓国旅行記
とある日の16:00-23:30辺りまで。
蚕室(チャムシル) ロッテワールド
蚕室(チャムシル)に行ってきた。
ロッテが経営する様々な施設があるエリア。
遊園地”ロッテワールド”を始めとしショッピングモールやマート、デパート、タワー、ホテル、水族館、映画館、、、なんでもある。
それら全てが超巨大。
タワーは高さが555mで123階まである。
ショッピングモールは約1000店舗入っていて、広さは野球場12個分以上。
そしてマートは、、、と規模を挙げていけばキリがない。
ちなみにこれでも韓国最大ではない。
さらに大きなショッピングモールがあるらしい。
汝矣島(ヨイド)にある「ザ・現代ソウル(ヒュンダイソウル)」はなんとサッカースタジアム13個分の広さだとか。
もう広さの想像もつかない。
石村湖(ソッチョンホス)
チャムシルに話しを戻すと人工的に作られた湖「石村湖(ソッチョンホス)」もある。
かなり大きい。
面積は21万7,850平方メートルだとか。
数字で言われてもあまりピンとこないかもしれないが。
比較するならば吉祥寺井の頭池が約4万3,000平方メートルらしいので5倍以上の大きさ。
ちなみに上野の不忍池が面積約10万3700平方メートルなのでそれの約2倍。
なんとなくわかってもらえるかと思う。
その広さの湖を人工的に作ったって…凄すぎ。
オリンピック公園
チャムシルまでは1988年ソウルオリンピック開催に向けて作られたオリンピック公園がある場所からレンタル自転車で行った。
オリンピック公園もとんでもなく大きかったが、もうそれは詳しく説明しない、、、。
ここで”応答せよ1988”のドクソンがプラカード持って入場したのだなと思うと感慨深い。
レンタル自転車(乗り方)
外国人旅行者でもアプリを使って自転車を気軽に借りられる。
韓国は地下鉄が発達している。
そのため駅が深い位置にある。
乗り換えや地上に出るのにかなりの距離の階段を登り降りしなければならない。
それを何度も繰り返すのが地味に大変。
かといってタクシーを使いたくてもあまり走っていない。
利用するには専用アプリで呼び出す必要がある。
日本のように気軽に道端で手を挙げて停めたりはなかなかできないのだ。
なので自転車で地上を走るのが便利。
アプリをダウンロードして時間券を購入する。
金額はレートによるが1時間約100円、1日乗り放題約500円くらいでお手頃。
自転車にあるQRコードをアプリで読み込むと解錠される。
地図アプリを使って迷う事なくオリンピック公園からロッテワールドまで20分くらいで行けた。
韓国は道路が広くて自転車専用レーンもあって走りやすかった。
スイスイ行けた。
信号待ちをしているときなどに”外国で1人で自転車で走っている”と改めて思うと不思議な気持ちになった。
この道をこうやって走るのは人生でこの1回だけだろうなとか。
夕陽がキレイだった。
ロッテワールドモール ロッテマート
肝心のロッテワールドやショッピングモールはあまりにも広すぎて疲れてしまいほとんど見れなかった。
この日は朝から東大門から広蔵市場を散策。3駅分くらいは歩いた。
昼は仁寺洞まで自転車で行き楽園楽器商店街を見て周り、周辺でイベントをやっていたのでそれも見てからホテルに一度戻った。
そこから地下鉄でオリンピック公園へ。
そして夕方に自転車でチャムシルへ。
到着したときには既に歩数が二万三千歩を超えていてだいぶ疲れてしまっていた。
しかし、せっかく来たのだからとロッテマート(いわゆるスーパーマーケット)へ。
焼酎やスナック菓子の日本では流通していない味などをゲットして終了。
別の棟に行くと日本の無印良品なども入っていた。
ここには実は韓国限定の缶詰キムチや即席スープなどレアな商品がたくさんあったらしい。
しかし無印良品もエリアが広すぎて看板だけ見て”海外で入る必要は無いか...”と諦めてしまった。
他には日本のバンダイによる大きなガシャポンコーナーもあり大繁盛していた。
言葉はわからないが友だち同士で“レアなの当たったぜ〜”みたいに見せびらかしあっていて微笑ましかった。
あとは韓国語表記のLEGOがあったら買いたかったがどうやら欧米版を輸入して上からラベルを貼っているだけだった。
1990年代のLEGOだと韓国語表記のパッケージを見かけたりするが現在は製造場所が違うのだろう。
日本と扱っている商品も変わらなかったので何も購入せず。
カフェで優しくしてもらった
エリア的には1/10くらいしか見れてないがあまりにも疲れてしまっていて散策終了。
まるで水族館のようなアクアガーデンカフェというのがあると調べていたので入ってみたかったが、混んでいて断念。
駅近の可愛らしいカフェに入った。
このコラムを書くために調べたらどうやら大阪発祥で韓国に進出したカフェだったらしい。
韓国のカフェ文化は日本とはだいぶ違う。
そのためコーヒーと注文してもまず理解してもらえない。
“コーヒー”は“コピ”だが、それよりもエスプレッソをベースにした“アメリカーノ”が主流。
日本で言うところの“アイスコーヒー”は“アイスアメリカーノ”になる。
しかも言葉を省略するのが流行りだからこの場合は“アア”と注文する。
“ホットコーヒー”は“ホットアメリカーノ”で韓国語だと“トゥゴウン(温かい)アメリカーノ”になり縮めて“トゥア”と注文する。
しかし伝わらなかったときに恥ずかしいので翻訳アプリを使って
”温かいコーヒーと大きなクッキーください”
と注文。
店員さんが若い女の子だったのだが日本語が少しわかるらしく
”このお店は23:00で終わります。大丈夫ですか?“
と日本語で聞いてくれた。
“ケンチャナヨ(大丈夫です)”
と返す。
そしてクッキーはオーブンで温めることができ、その方が美味しいと伝えたいらしいが
”温めますか?“
という単語が出てこないらしくしばらく無言の時間が流れる。
日本のカフェでもたまにそういったサービスがあるので恐る恐る
”アタタメマスカ?“
と疑問系の疑問系みたいな聞き方をしたら、理解して言葉を思い出してくれて
”ネー(はい)”
ということでそちらもお願いした。
随分と優しい人だなと思った。
僕が逆の立場だったら意思疎通の努力をせず冷たいクッキーをそのまま渡していると思う。
手抜きしてもバレないだろう...とか邪な気持ちになるはず。
この店員さんはせっかくなら美味しく食べてほしいと思ったのだろう。良い人だなあ。
疲れた体に温かいクッキーと温かいコーヒーが沁みる。
地下鉄で東大門に戻る。
眠らない街 東大門
駅まで戻ったら23:00過ぎ。
しかし東大門は眠らない街。
なんとデパートやショッピングモールが朝5:00までやっていたりする。
周辺の飲食店や屋台も朝までやっている。
信じられない光景だが事実なのだ。
事前情報で知っていたので旅行中に余力があれば真夜中3時にデパートに立ち寄って開襟シャツを買ってみたい。
その経験は面白いだろうなどと考えていたが体力の限界で断念。
もう3万歩近く歩いていてこれ以上は歩けない...と思った。
KyoChonチキン
最後の気力を振り絞って24時間営業の有名フライドチキン屋さんへ。
KyoChonチキン東大門店はなんとケンタッキーの真上にあった笑
日本ではちょっと考えられない光景だ。
まさかフライドチキン屋の上にフライドチキン屋があるとは思わず1度素通りしてしまった。
ちなみに2016年ごろには日本にも店舗があったらしいが現在は閉店。
日本にないので美味いという噂は知りつつも食べた事がなかった。
オリジナルな”ニンニク醤油味”が一番人気らしいのでそれをポジャン(テイクアウト)した。
夜23:30でも席は8割ほど埋まっていて、持ち帰り客もひっきりなしにやってくる。
やはり、かなりの人気店らしい。
甘すぎず絶妙な味付けで美味しかった。
ニンニクもガッツリではなく程よい。
衣もサクサク。
日本に韓国フライドチキンを出すお店はたくさんあるが、ヤンニョムかチーズかプリンクルなどが多くタレ味が基本で食べさせるところは少ないと思う。
絶品フライドチキンと韓国ビールで”チメク”を楽しんで日付けが変わってこの日は終了。
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