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新大久保グルメ”ガムジャタン“


親愛なる友だちへ、ひねもです。

今回は韓国グルメを紹介します。

韓国といえばサムギョプサルやフライドチキンなどが有名ですが“ガムジャタン”という絶品鍋料理があります。

どんな料理か、どこで食べられるのか。


ガムジャタンとは?

表記と読み方は
・カムジャタン
・ガムジャタン
どちらもある。

紹介したいお店が”ガムジャタン”としているので、本記事では”ガムジャ”に統一します。

“ガムジャ”は”ジャガイモ”

”タン”は”具の多い汁“

を意味する。

そのため”ジャガイモの鍋料理”と誤解されることがある。

本当の意味は

”豚の背骨”が”ガムジャ骨”

と呼ばれることから”ガムジャタン”とされる(諸説有り)

つまり豚の背骨の出汁を使った鍋料理である。

ジャガイモのスープは”カムジャクク“と呼ばれ別の料理として区別される。

ガムジャタンの具材にはジャガイモが入っているためややこしい。

大ヒット韓国ドラマ”ゴハン行こうよ”の劇中でも勘違いしている人に説明するシーンがあった。

肉が少し付いている豚の背骨を長ネギや生姜、大蒜などと一緒に長時間煮込み、皮を剥いたジャガイモを丸のまま、もしくは大きめに切って一緒に茹で、大量の唐辛子やコチュジャン、テンジャン、醤油、塩などで味付けをする。臭い消しにエゴマの葉を入れたりもする。

食べ終えて残ったスープにご飯やキムチ、海苔などを入れてゴマ油で炒め、チャーハンを作ることもある。

Wikipedia

Wikipediaにも書いてあるように骨に付いている肉の可食部は少ない。

長時間煮込まれてホロホロになった肉をせせり、骨の出汁を飲み、そしてその汁を吸ったジャガイモとネギを楽しむ料理である。

豚を使っているため他の鍋料理より香辛料や調味料が多く入っており唯一無二の独特の味になっています。


新大久保で食べられる絶品ガムジャタン

東京新大久保といえば国内有数のコリアンタウン。

韓国料理店がひしめき合っている。

今回紹介したいのは創業20年以上の

”元祖宗家ガムジャタン専門店“

本館
東京都新宿区大久保1-12-28 1F

別館
東京都新宿区大久保1-17-3 大久保ガーデンハイム 1F

本館と別館は歩いて行ける距離にあります。

混雑具合を見てどちらに入るか選ぶと良いです。

予約も出来ます。


メニュー

ウゴジガムジャタン

メインメニューは

・白ガムジャタン ¥1450
・赤ガムジャタン ¥1500
・ウゴジガムジャタン ¥1800

の3種類。

上記は1人前の値段。
注文は人数分から。

具材はどれも共通で

・ガムジャ骨
・ジャガイモ
・ネギ

が入っている。

白が辛味無し
赤が辛味有り

で”ウゴジ”は”乾燥させた白菜”の事。

ウゴジガムジャタンは辛味有りのスープに白菜とフレッシュのエゴマと粉末にしたエゴマが入ったスペシャル版。

トッピングメニューもあって豆腐やトッポキ(韓国餅)を入れる事もできる。

他にも追加で

赤唐辛子¥100
青唐辛子¥100
エゴマの葉¥350
エゴマの粉¥100

も頼む事ができる。

なのでテクニックとしては白カムジャタンを注文しまずは基本のスープを楽しむ。

その後、エゴマの粉や唐辛子を入れ途中で味変をするといくつもの味が楽しめます。

他は一品料理で自家製キムチやチヂミ、ナムル、チャプチェやケランチム(韓国卵焼き)などの定番料理もあります。


シメはポックンパがオススメ

ご飯炒めセット¥850

日本の鍋料理だとおじやが定番ですが、韓国では”ポックンパ”と呼ばれる”焼き飯”があります。

宗家ではシメとして

ラーメン
うどん
ご飯炒め(ポックンパ)

の3種類から選べる。

ポックンパでは韓国海苔、キムチ、野菜が混ざったご飯を店員さんがおたまを使って作ってくれます。

これがとても美味しい。

韓国ドラマでそういったシーンはよく見るが、今まで食べたことがなかったので体験できて嬉しかった。


まとめ

日本ではまず見かける事がない豚の背骨がメインの鍋料理。

スープがとても良い味で美味しかった。

エゴマの粉も初めてで、独特の風味が有り良かった。

ガムジャ骨は可食部は少ないが美味くて、もう食べるところは無くなったと思っても小片が見つかったりする。

そのため齧ったり啜ったり穿ったりと忙しい。

骨を掴むので手はベトベトになるが夢中になって食べてしまう。

これは肉料理界の蟹だなあ…と思った。

次回はあの蟹を穿るあのスプーンを持参してみようかなどとも考えている。


元祖宗家ガムジャタン専門店は通販や宅配もしているので自宅でも楽しめます。

ブラザー、シスター、未知との遭遇

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