自民党総裁選挙が終わって

自民党総裁選挙が終わりましたね。
石破候補が次期総裁、次期総理として決定しました。
そこで、個人的にこの総裁選を振り返ってみようと思います。

高市議員には勝ってほしかった。残念な気持ちが大きい

勝ってほしかった。一番この国のことを考えていたと思っていたから。
ただ、twitter(X)にも数日前に投稿していましたが、決選投票となると厳しいだろう、とも思っていました。

後出し孔明みたいに見えますが、9/23のポストです。
ていうか、ちょっと考えたらわかるじゃん。
高市さん本人は多分分かっていたと思うけど、一部界隈がいける、って騒ぎすぎていた。
バカだなぁ。本当にバカですよ。
残念。この文章を打っている今でもショックが抜けきれない。
勝ってほしかった。

「石破総理」は最悪の選択肢ではない

個人的には、ですが、石破氏は選択肢としては最悪ではない。
一番やばかったのは河野太郎氏。
2番目は小泉進次郎氏。
3番目は林芳正氏。
4番目は茂木敏充氏、と考えている方をランキング付けしたら個人的にこうなりました。
石破氏は悪い意味で何も考えていない気がしますので、言われたら親中になる気もしなくはないですが、上位4人ほど積極的にいかないだろうと考えています。あくまで比較でしかありませんが。
前述のポストの時点である程度想定はしていましたので、個人的には「最悪は回避できた」という感想です。
働き者の裏切り者よりは、働かない裏切り者の方がまだまし、というところです。

石破氏の当選より問題なこと

石破氏の当選はショックではありましたが、それ以上に問題なことがあります。
「この最終局面で石破氏に入れたのは、だれか」
まず考えられるのは、いわゆる「小石川」連合。もっと言うなら、その背後にある菅義偉元総理のグループ。
次に、林官房長官や茂木氏のグループ。こちらはどうかわかりませんが、各陣営のポストを見る限りでは高市さんに入れる可能性は少ないと感じています。
最後に、岸田総理の近辺。というか、元岸田派。
そんな方々が、「反高市」でまとまったのではないかと思います。
そうなると、当選した石破氏は、少なくとも菅元総理に頭が上がらない可能性があります。
河野氏や小泉氏を中核ポストに据えることは想像に難くありません。
となると、結局2氏が主張していた政策が通るのではないか、と危惧しています。
解雇規制緩和、夫婦別姓、炭素税の創設、法人税増税、どれも可能性は高いと感じています。
党内でいかにその流れが押し留められるか、が重要になると感じています。

「自民党を抜けます」は意味がない

個人の自由です。
が、本当に国のことを考えるのであれば自民党員を抜けるわけにはいかないと考えています。
抜けた人がいく道は主に3つ。
①日本保守党や日本第一党、参政党に行く。
②国民民主党に行く。
③誰にも投票しない
①や②は一緒にすんな、という人も多いでしょうが、大差ないと考えています。
そもそも、①のケースで各県に候補者を立ててまっとうに活動している政党がどれぐらいいるだろう。
やるんだったら各県に支部を置いて活動しないと議員が増えるわけがない。
それをしていない時点で勝つ気がない。応援するだけ無駄。
②は一見ましな選択肢に見えるものの、立憲民主がクズ過ぎて相対的にましに見えている、の域を出ない。①よりはるかにましだけど。
③は論外。止めはしないけど、それで何になるんだろう。
私個人は自民党員でとどまります。必要なのは政権与党で発言力を増すことであって、新党を立ち上げたところでしりすぼみに終わるのが見えているから。
この話はこれぐらいにしておいて、各候補について思ったことを書きます。
終わるまで我慢していたから、もういいでしょう。

高市氏について

本当にお疲れさまでした。
次回目指すかどうかはわかりませんが、その時に備えて自民党員でい続けます。
もし目指さない場合は、国を大事に思っている候補に投票します。
まずは、ゆっくり休んでください。
ただ、以下の方々とは手を切ってほしいと思っています。
・日本保守党の面々。
・チャンネル桜系の面々。
・三橋貴明氏と藤井聡氏。
・闇のクマとかいうYouTuber
総裁選のノイズになるまいとぼかしていましたが、この方々はマイナスにしかなりませんでした。

石破氏について

特にいう事はありません。
「日本のために」頑張ってください。

河野氏について

正直、河野氏が総裁選で存在感が無くなったことにほっとしています。
ネトウヨ発言はまあ正直どうでもいいんですが、中国に対しての弱気具合は本当に頼りないと感じました。
一兵卒としては優秀だと思うので、裏からずっとこの党を支えてください。表に出てこないでください。

小泉氏について

勉強不足。
勉強不足。
勉強不足。
これしかいうことがありません。
政策活動費をしっかり使って勉強しなおしてください。
知っていましたか?氷河期世代は、氷河期世代に一番厳しいんですよ。
同年代だけに不勉強が腹に立つ。
あなたこそリスキリングしてください。

林氏について

正直、ご本人よりも応援アカウントがうっとうしくて仕方がありませんでした。
「高市支持者がひどい。」と言いながら、ふたを開ければ「高市氏の発言って怖いよね~」と自信のフォロワー同志で連呼。
高市氏近辺の厄介フォロワーと一緒で、正直日本保守党と同レベルだと思いました。
個人的には可も不可もなかったんですが、うんざりです。

茂木氏について

林氏同様に可も不可もなく思っていましたが、リーフレット問題を遅まきに批判したあたりは時流が読めていないと感じました。
あと、オートコール?で偽物っぽい電話かかってきましたよ。対策された方がいいんじゃないですか?

上川氏について

特に思うことはありません。

加藤氏について

決して悪い感情を持ってはいないですが、出馬するのであればもっと広報に力を入れてほしかった。
出ること自体が目的になっていたかのように感じてしまいます。

小林氏について

何で今回なの?という疑問は最後まで払拭されませんでした。
小泉氏ほど勉強不足とは思いません。
高市氏に道を譲れ、とも思いません。
でも、発言を聞くと「総理大臣になれば政策を実行できる」というような楽観視している印象は最後までついて回りました。
あと、ガラガラポンのグレートリセットの印象も最後までついていました。
敢えて言うなら「維新の会っぽい」。
大臣経験はしっかり積んでいただけたらと思います。
多分若手のホープ的に採用されるでしょうから、大臣として省庁を動かす経験を積んでください。

番外編:青山氏について

来年で引退してください。
そして、日本保守党にでも行ってください。
あなたが今回やったのは引っ掻き回すことだけでした。
あなたの力を借りないと当選できないような候補であれば、その候補が力不足という事です。
「青山さんについていきます!」という方は多いでしょう。
みんなまとめて他に連れて行ってください。

総裁選のあいだずっと我慢していたので、スッキリしました。

個人的な感想になりましたが、思ったことは以上です。
考えが違うこともあるでしょう。
自民党員をやめたい人はやめればいい。
でも、私は高市さんのような方がいる限り、自民党員であることをやめません。
現実を考え、もっとも有効な一票は持ち続けます。



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