推薦人公表に関して思う事~無能な味方について~

本日、自民党総裁選について、各候補者の推薦人が公表されました。
それについて思ったことがあるので、急遽書きます。
語気強めです。


小野田議員について

今回の記事を書こうと思ったきっかけは、小野田議員の以下のポストでした。

私は、小野田議員経由で自民党員として登録しました。
うっすらと「高市議員の推薦人になるのかな~」と思っていたので、少なからずびっくりしたのは正直な気持ちです。
ただ、今回記事を書こうとしたのは、そのポスト自体ではなく、むしろそのリプライを見てです。

びっくりするぐらいの罵詈雑言

「所詮その程度の人物でしたか。信じられないぐらいガッカリしてます」「貴方は旧来の政治家と変わらないのですね」「ご自身が国会議員でありたいが為に、日本の国益や未来を捨てた訳だ」など、目を覆いたくなるような罵詈雑言がびっしり。
当の本人はそれで溜飲が下がったんですかね。某極左政党の支持者かと疑いました。(フォローを見る限りでは自民党か日本保守党の様でした)
自分の都合のいいときだけ「応援してます」とか言っといて、ちょっと違うと売国奴扱いですか。
実はこれ、以前にも見たことがあります。

安倍総理のアンチと化した自称「保守」

安倍総理はおそらくこの界隈であればだれもが知っている方だと思います。
お亡くなりになった今でも、多くの方に慕われています。
しかし、以前その安倍総理に勝手に期待して、事情通のようなそぶりをして、アンチ化した方がいます。
今でも一定のフォロワーを誇る、経済関係の発信をしている人です。
当時、消費税の増税に関して、民主党が決めてしまったがために、不可避な状況になっていました。
その方は「総理の一存で覆せる」と言い続けていましたが、結果として増税が行われました。
その時は私もさすがにがっかりしていましたが、仕方がないかと思っていました。
ところが、その方はそれを機にアンチ安部のふるまいを見せ、挙句の果てには某極左政党と対談し、「消費税を減税するならだれでもいい」というようなことを言っていました。
バカか。いや、バカだろ。
しかも、自分をさも国士かのように言っている。
当時、消費税うんぬんよりもそれに対して怒りで震えていたことを強く覚えています。
結局、国のためになったのか?1mmたりとも役に立っていないと思っています。
その時から、「保守だー!」と叫んでいる人には一定の警戒心を抱くようになりました。

歴史は繰り返されている

結局、小野田議員のその発言にかみついている人も、アンチ安倍と化したその方と大差ないと思っています。
誰でも見れるSNSで発言して、だれが得をするんだ?と残念でなりません。
結局、いわゆる「保守」が多数派にならない原因は、こういった層の存在にあると思っています。
国士?バカ言っちゃいけない。単なる厄介オタクだよ。
本気でこの国をよくしたいと思ったら、このタイミングでかみつくのは悪手中の悪手だと気付くはず。

ショックだったのは、わかる

一方で、ショックだったこと自体はわかります。
私も少なからずショックだったから。
ただ、せめて加藤議員でよかったと思っています。
加藤議員はアピール不足とは思うものの、この候補者の中では高市議員の次に考え方があっていたから。
以下の記事にも書いています。

本当に、某2世議員たちではなくてよかった。それだと、暴言はしないにしても立ち直れなかった。
また、正直書きたくないけど、ここで支持しておくことで、顔を立てつつ、いざ決選投票になった時は助けになるのではないか、と思っています。
打算みたいに感じられたらよくないと思うので書きたくはないですが。
だから、近視眼的にショックだと騒ぎ立てるのはやめてほしい。

日本保守党は別。あんたら発言権ないから。

味方ヅラするな。本当に不愉快だ。
高市議員を総理に、とか言うんならそもそも何で他の党に所属してんの。
都合のいいときだけ「保守団結」とか言ってるくせに、都合が悪くなったら敵扱い。
正直、外から見てれいわと同列視されてるのわかってる?
今回は総選挙じゃない。「自民党」総裁選。
文句があるなら、党員資格取ってから言え。
某背面打ち議員と同じ扱いです。
敢えて言います。裏切りもの。
こんな時だけ味方ヅラすんな。

高市議員について

本当に総理になってほしい。
ただ、それと同時に不安もある。
選挙で信任されたとしても、政策を実行する場合には多数派を以下に作成するかは大事。
いわゆる厄介オタクが絡みつきすぎているので、そのせいで多数派形成が難しいんじゃないかと思っています。
第2次安倍政権の時、安倍総理はそこのところがとてもうまかった。
当時は清和会のバックアップもあり、麻生派とも関係が良かったために多数派形成ができた、という要素もあると思う。
ただ、今度は派閥が実質的にない。
小ずるい人間なら派閥はないと言いつつも実質的に派閥形成する(菅グループはまさしくそう)が、高市議員はそういったことをするイメージがないので、不安ではある。
うまくやってくれたら、とは思っています。
安倍総理も第2次政権ができたのは確定路線ではなく、むしろ天の配剤というべきウルトラCが起こった結果でした。
総理になってほしいけど、以下に多数派が作れるか、と考えたときに、厄介オタク層が無能な味方として邪魔をするのでは、と冒頭のポストを見て思いました。

自分たちがやるべきこと

議員に「○○候補に投票してくれないと自民党員をやめます」は全く効果がない。むしろ逆の結果を生む。
高市議員が今後の多数派形成を行うカギは「党員票の圧倒的支持」だと思う。
党員票で圧倒的に伸びさえすれば、そうそう無下に扱えないだろう、という事です。
言いたくはないが、日和見をする議員ほどこれは効果があると思っています。
という事は、粛々と投票することと、いいところを積極的に広めることだと思います。
他者のネガキャンは意味がない。いい所を積極的に広められたらな、と思っています。
最後に。
いくら国のために頑張っている議員でも、口汚い罵りを受けて平然とはしてられませんよ。
デビルマンの漫画版は、せっかく守った人間が下衆すぎて絶望して、バッドエンドを迎えています。
本当に国のためになる議員を育てたいなら、カスハラそのもののリプをやめろ。
俺らにできるのは投票すること、ポジティブに宣伝すること、それだけだ。

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