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ベトナムでの生活は想像以上に快適

2024年11月から、ベトナム ホーチミンに住み始めた。
ベトナムに住むことになった理由は色々あるけど、簡単に言うと、初めて旅行で訪れた時からベトナムが大好きになったから。
食べ物が美味しい、人が優しい、ごちゃごちゃした雰囲気が好き、物価が安い、とかそんな理由で、2年間の間に5回も旅行に行った。
そんなに好きで旅行に行くのなら、お金もかかるしいっそ住んじゃうか、みたいな。海外に住んでみたいっていう気持ちはずっとあったし、住みたい場所をやっと見つけた、ここだ。みたいな気持ちもあった。

引っ越しの日、ホーチミンの空港にて

そんなこんなで、やっと、憧れていたベトナム生活を開始した。
先に言っておくと、私は日本が好きだ。日本が嫌で飛び出してきた、とかではない。ベトナムが好きで飛び出してきた、と言うのが正しいと思う。

よく、「旅行と生活は違う」「海外に憧れて実際に海外で生活をしてみて、日本の良さに気が付く」とか、「日本での生活が一番いい」とかいう人がいる。実際は人それぞれなのだけれど、どっちの良さもあるよな〜と思う。
私は日本が好きだ。だから日本の良さを知っている。食べ物は美味しい(こればっかり言っているけど、私にとって食べ物は重要(笑))、空気は綺麗(ホーチミンの空気は東京と比べても悪い。東京ですら空気が綺麗と感じる)、街や道は綺麗、安全、温泉いいよね、日本語って綺麗な言葉がたくさんある、サービスは丁寧すぎる、何より言葉が通じる。

私は深く考えないし不便さが楽しめるタイプだし、日本にいたとしても何故かハプニングだらけの人生だし、ネタをたくさん作って楽しい人生にしたいと思っている楽観的すぎる考えだからっていうのもあるけど、ベトナムでの生活は快適。日本はすごい国だと思っていたから、正直ベトナムをナメていた。

まだ仕事を始めていないので、実際に仕事が始まったらまた別の印象を持つようになるかもしれない。
ただ、現時点でベトナムを一言で表すと「想像以上に便利な国」だ。
これは、ベトナム随一の都会、ホーチミンでの生活というのはあると思う
が、ベトナムはこんな国だよということを色んな人に知ってほしい。

ベトナム旅行2回目、サパにて

翻訳アプリで生活はなんとかなる

ローカル市場はあんまり英語が通じない。けど、なんとかなる

よく、ベトナムに住むことにしたというと、「え、言葉は?英語喋れるの?」と聞かれるが、ベトナムでの公用語はベトナム語だ。ちなみに私は、英語もベトナム語もあまり喋れない。ベトナム語に関しては買い物で使う程度の言葉しか話せない。(ベトナム語で不自由なくコミュニケーションが取れるように勉強したい!)

でも、現代の私たちにはスマホがある。翻訳アプリでだいたい会話が出来る。本当は話せるのが当たり前だが一番いい。でも、「話せるようになってから」とか言っていたら、一生この挑戦は出来なかったかもしれない。

あと、ホーチミンでは若い人たちは英語が話せる人もいるから、英語が話せる人にとっては住みやすいかもしれない。
観光客向けのご飯屋さんのメニューは英語の表記があることも多いし、日本語のメニューがあるところもある。ローカルのお店はベトナム語しか書かれていないとか、もっと難易度高いところだと、メニューすらない時もあるけど(笑)

昔の人は、スマホとかない時代に、どうやって知らない国でコミュニケーションをとっていたのだろうかとか、紙の地図を読んでいたのか?とか、すごいなと思う。

日本のものはたくさん売っているし、買い物には困らない

ベトナム ホーチミンのニトリにて。フライパン買った


旅行で来るときは、日用品は持参したり、日本食が恋しくなった時の為にレトルトの味噌汁を持参したりする人もいるかもしれない。
けれども、生活をしていくとなると、そんなに大量のものを持ってこれないし、「あー、あれが欲しいのに持ってくるのを忘れた」となると困る。

でも、大丈夫。だいたいのものは現地で買える。

現地のものだから、クオリティが低いんじゃないの?とか思うかもしれない。

でも、大丈夫。Made in Japanのものが現地で買える。

普通にマツキヨとか、イオンとかコーナンとかがある。
最近ニトリもホーチミンに出来た。実際行って買い物したけど、普通にニトリだった。化粧品とかは日本製を買おうとすると、輸入なので日本より高くなってしまうが、ニトリに関しては、日本で買うのと値段は変わらなかった。フライパンとかに関しては、現地のスーパーとかで買うよりもニトリの方が安かった。

日本食、日本のサービスは充実している

ニトリに行った日。CoCo壱に行った
スーパーにはこんなお弁当とかも売っている。これは300円くらい、安い。
でもご飯の上の赤いのは梅干しではなく、ミニトマトだった


チェーン店▷すき家、CoCo壱、丸亀製麺、一風堂、シャトレーゼ、ちよだ鮨
コンビニ ▷セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ

とか。他にもたくさんあるけど、興味がある人は調べてみて欲しい。
あとはチェーンじゃなくても日本食のお店はいっぱいある。居酒屋さん、お寿司屋さん、焼肉屋さん、ラーメン屋さん、おにぎり専門店とかもある。
もはや日本にあるものはなんでもあるって感じがする。
日本食のお店は日本語で接客されたりもするし、なんか不思議な感じ。

日本じゃないし、クオリティ低いんじゃないの?って思う方もいるかもしれない。正直、まだあんまり日本食を食べていないから今はなんとも言えない・・・
でもモツ鍋は普通に美味しかった。
他の人のブログとかによると、日本食は、日本よりもクオリティが高いお店とかもいっぱいあるらしい。

ローカルのお店に比べたら値段は高いが、日本食のお店でも、日本とほぼ同じくらいの料金設定だ。
・ローカルのお店でのランチ▷200円
・日本食のランチ▷1000円
(チェーン店も日本と同じくらいの価格設定。ちなみに、すき家の牛丼Mサイズは250円くらいで日本より安い)
そう考えたら、別に高くはない。

そこら中に飲食店とカフェがある

カフェスアダー ベトナムの練乳入りコーヒー
みんな甘い甘いっていうけど、一気に飲むものじゃない。氷を溶かしながら飲むのよ。
ココナッツジュースもベトナムでは安い。
カフェで普通にグラスで出てくると思ったら実のまま出てきた
コムタム
こんなのも180円くらいで食べられる


ローカル飯でいいのならば、そこら中にご飯屋さんがある。ふらふら歩いてなんとなく気になるお店に入ることが出来る。しかも、オープンスペースのお店が多いので、お客さんがどのくらい入っているか、お店の雰囲気などが外から全部わかる。

鳥や豚の丸焼きだったり、コムタムというワンプレートご飯の炭火で焼いたお肉の匂いが本当に香ばしい。火事かな?と思うくらいモクモクと煙を出している。
朝はなかったお店が、突如夜に出現して、賑わっている。
今日はあれを食べよう、明日はあれを食べよう、と、選択肢がありすぎる。

カフェについても、道路にプラスチックの椅子を並べただけのカフェ、エアコンという概念がないオープンなカフェ(壁と屋根と扇風機はある)、スタバみたいなベトナムのチェーン店のカフェ(エアコン付きで寒いことが多い、そしてベトナムにもスタバはある)、古民家風のだったり、洋風だったり、素敵カフェもたくさん。

私はテラス席が好き。
エアコンの寒いのじゃなくて、扇風機の風が心地いい。

値段は様々だけど、安いところだと100円で以下でコーヒーが飲める。
しかも他の飲食店で買ったものを持ち込むこともOKなお店が多いので(ダメなお店もあるので注意)、バインミー片手にカフェに入って、カフェでコーヒー頼んで食べながら過ごすということも出来る。
まだやったことないけど、多分grabとかのフードデリバリーをカフェに呼ぶことも出来る。

Googleマップには載っていない、素敵なお店がたくさんあるので、歩いて開拓をするのがおすすめ。
あと、free wi-fi がどこのお店でも使える。
パスワードは
・レシート
・壁
・メニュー
のどこかに書いていることが多い。
見つけられなかったらお店の人に、WiFiのパスワードをスマホを渡して入力してもらうのがいい。

grabアプリで移動が楽。タクシー代が安い

grabバイク
ドアtoドアで移動できるから楽
夜風に当たるのは気持ちいい


海外のタクシーはボッタクリが多い。メーターが回っていなかった。指示した場所と違うところに連れていかれそうになった。などと、海外のタクシーについて、あまりいいイメージを持っていない人も多いと思う。

けれども、ここベトナムではタクシーのアプリを使うことが主流だ。
金額が事前にわかるので、ボッタクられることはないし、ドライバーと乗客を評価する制度があるので、変なところに連れていかれる心配もないだろう。
もちろん在住の方ならご存知だと思うが、初めて旅行に来る方などは、アプリが使えるということを知っておいてほしい。そして、電話番号を登録する必要があるので、日本でアプリをインストールして登録までを完了させておくことが必要。他にもタクシーアプリはいくつかあるが、私はgrabを使うことが多い。

grabについて、詳しくは、こちらの記事がわかりやすい。

タクシーの料金は、車だとホーチミンのタンソンニャット空港から、1区のレタントンという日本人街(この辺りはホーチミンの中でも、栄えている場所なので、観光客の方はこの辺りにホテルを取ることが多い)まで大体1000円くらい。
ちなみにバスだと40円くらい。安すぎる。

通販が便利すぎる。フードデリバリーも充実しているし安い

会社のベトナム人の方に教えてもらったアプリ


必要なものがどこに売っているのか。
日本であれば大体わかるし、Amazonをよく使っていたけれども、一体どこに何があるのかわからない・・・
そんな時に通販が便利。
ホテルから新居に引っ越しをして、1週間くらいは毎日通販でお買い物をしていた。

お店に行っても、自分の好みのデザインではなかったり、ローカルのお店だとホコリを被っていたり、サイズ感がもっと違うのがいいな〜みたいなことがよくある。
通販で探すと、欲しいもの、買いたいもの「そうそう、これこれー!」という感じでザクザク見つかる。
しかも、店舗で買うよりも安く買える場合が多い。
可愛いデザインのものも多いし、便利グッズもたくさんある。

・Tiki
・Lazada
をよく使う。冷蔵庫と除湿機、延長コードとかヨガマットとかを買った。
Amazonみたいな感じで、欲しいものは大体なんでも売っている。
コスメとか日用品の化粧水とかも売っているので、しかもスーパーとか薬局で買うよりも安いので、アプリと店舗とをうまく使い分けたい。

・Watsons VN
・Hasaki
この2つはドラッグストア。まだ使ったことはないが、そのうち使ってみようと思う。

デリバリーしたブンティットヌン
焼肉とかつくねとか、揚げ春巻が入った麺料理

フードデリバリーについて、日本だと、ウーバーイーツがある。私は日本にいる間一度も使ったことがなかったので、比較が出来ないが多分同じような感じだと思う。ベトナムでもフードデリバリーが盛んで、私も最初は「実際にお店で食べたい」と、使うのを渋っていたが、一度使ったら病みつきになった・・・私はよく、タクシーアプリと同じgrabを使う。

あの料理食べたいな→でも近所にないわ→grabしよ
みたいな感じで、頼んでしまう。
普通に熱い料理はアッツアツの状態で、ジュースとかも氷入っているけど薄まったりしていない冷えひえの状態で届く。
ホーチミンは暑い。今はちょっと外に出たくないんだよな、という気分のことがあるし、体調を崩したときとかにとても良い。

そして、送料もgrabバイクの片道分くらいなので、自分がお店に行くよりも安く食べられる。

まとめ

ベトナム旅行3回目、ダナンにて

ベトナムでの生活は、もっともっと不便で困ることがたくさんあると思っていた。だけど、もしかしたら日本以上に快適かもしれない。
これから仕事が始まったら、「生活」という実感がもっと湧いてくるかもしれないけれど、これからの生活も楽しみにしている。

ベトナムがもっともっと大好きになりそう。


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