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86-夜中のうちに初詣に行っていた〇〇たち

〇:…んっ……

ひなの:おはよ

一月一日朝八時、この日も〇〇は物音に起こされた。

〇:早いね~、起きるの…

美:だって〇〇、何時まで起きてたのよ(笑)

〇:…俺、松田たち送るついでに初詣行ってきたから……(笑)

美:……は?
……………………………………………………
〇:じゃあ送ってくるわ

久:行ってらっしゃい

年越しを祝い、〇〇は五人を駅まで送っていくことに。

彩:寒っ…!

み:そりゃそうでしょ、気温氷点下だもん(苦笑)

好:…途中で神社寄ってもいいですか?

〇:神社?別にいいけど…

そして六人は近くの神社にやってきた。

み:ちょっと並んでるね

〇:昼間に比べたら全然なので大丈夫です(笑)

芽実:何がですか(笑)

六人は参拝列の最後尾に並ぶ。

彩:寒っ…!

〇:(苦笑)甘酒買ってこようか?

芽実:私も行きます

〇〇と芽実で甘酒を買いに行くことに。

香具師:こんばんは

〇:こんばんは

香具師:いくつ買う?

〇:六つで

香具師:六つ…、2400円ね

〇〇は懐から財布を取り出し、3000円を香具師に渡す。

香具師:あいよ、600円と甘酒六つ

〇:ありがとうございます

芽実:ありがとうございます

〇〇は器用に片手でコップを四つ持ち、財布をポケットにしまう。

芽実:すごいですね(笑)

〇:そう?(笑)

四人のもとに戻り、甘酒を渡す。

〇:お待たせ

彩:おぉ…おぉ?

ぱ:すごい器用…(笑)

六人全員が甘酒を持ち、コップを傾ける。

彩:あったまる~!

好:美味し~

〇:…もうそろそろか……

甘酒を買いに行っている間に列は進んでおり、〇〇たちの順番ももうすぐだった。

警備員:順にお進みくださ~い

そして〇〇たちの番に。

(チャリンチャリ~ン)

(パンッパンッ)

二礼二拍手の後お祈りをし、最後にもう一度一礼する。

み:…じゃあお守り買おっか

授与所に向かい、お守りを購入する。

好:どれにしよっかな~…

彩:私たち、去年これ買ったよね~(笑)

〇:買ったね…(笑)

芽実:…じゃあ私これにします

〇:(笑)いいの?(笑)

芽実:もちろん、効果が実証されてますから

〇:(爆笑)

好:じゃあこのお守り二つ

巫女:二つで、かしこまりました、800円になります

好:1000円で

巫女:1000円のお預かりですので、200円のお返しです

好:ありがとうございます

〇:じゃあ駅向かうか…!(笑)

好:そうですね(笑)

そうして駅に着き、〇〇は五人を見送る。

〇〇:じゃあまたね~

彩:おやすみ~

み;またね~

好:おやすみなさい

ぱ:おやすみなさい

芽実:👋

〇〇が家に着くと、リビングには久美だけだった。

〇:ただいま

久:おかえり、遅かったね

〇:ついでに初詣行ってきた

久:マジか(笑)まぁいいけど(笑)

〇〇はお風呂に入り、そのまま布団に入った。
……………………………………………………
〇:……てことがあったのよ

美:はぁ(笑)

ひなの:じゃあ初詣行かない?

〇:いや、行くよ?

すると、ひよりたちが声をあげる。

ひより:え~、行くの~?

陽:寒~い…!

菜:留守番しようや~

久:…ほら、全員行くよ?

そして二度目の初詣に行った〇〇です。

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