
3-○○たちが過去を振り返る
芽:🎶
陽:ついに明日か〜
ひより:楽しみだね
小学校の修学旅行を前日に控えた3人はテンションが上がっていた。
久:あの子たち、今夜ちゃんと寝れるかしら?
美:寝てくれないと、明日から体力が持たないよ〜
ひなの:心配なの
愛:向こうで色々やらかしたりしないといいけど…
〇:陽菜が意外とその辺しっかりしているから、問題はないと思う
史:でも、数日間だけとはいえ、初めて私たちから離れて生活するのね
菜:いつかは3人も独り立ちするのか〜
リビングでは、年長組が3人の修学旅行について話していた。
陽:そろそろ寝ないと明日起きれなくなるよ
ひより:楽しみすぎて寝れない〜
芽:寝ようよ〜
数十分後、何とか寝た3人。
〇:荷物の最終チェック終了
美:お疲れ様
美玖が〇〇にコーヒーを手渡した。
史:なんだかんだ〇〇も心配だったりして?
〇:まぁ、愛しの妹たちですから
菜:可愛いねぇ〜
久:〇〇がそんなこと言うとは思わなかったよ
ひなの:いつか家の外でもその表情が出せる日が来るといいけどね
〇:(苦笑)
家では表情豊かな〇〇が、外でも出せること望むひなの達。
史:それにしても沖縄か〜
愛:小学生にはまだ早いよね〜
美:私たちの頃は、宮崎方面だったもんね
ひなの:フェニックスシーガイアリゾート、朝食ビュッフェ、食べ過ぎ、腹痛……
菜:スト〜ップ!!なんでひなの知ってんの!?
菜緒にとって黒歴史のようだ。
ひなの:私たちの修学旅行の時におおばあちゃんに聞いた
〇:「菜緒お姉ちゃんみたいにならないようにね?」って
菜:じゃあ…3人も……
美:私たちが責任をもって!
菜:はぁ〜
久:そんな落ち込まなくていいよ(笑)
落ち込んでしまった菜緒を久美が慰めていた。
ひなの:私たちも京都で同じようなことしてるしね
史:7人でね
〇:みんなでソフトクリーム大食い競争やって、お腹壊したやつでしょ?
美:あれから12年か〜
菜:みんな変わったよね〜
史:当時、生まれてなかったあの子たちがもうすぐ小学校卒業だよ?
ひなの:まだ早いよ(笑)
〇:12年後、何してんのかな〜
愛:想像もつかないよ
久:誰かは結婚してそう
美:案外〇〇とかが1番に結婚したりして
〇:どうだろうね〜
菜:全員カレカノぐらいはいるんだろうな〜
史:久美と私はもう32歳だよ?
ひなの:わくわくするなの〜
2つのわくわくの夜を迎えているきょうだいです。