20201206の日向文より
気軽に日記を書きたいな、と思いnoteに手を出した。
エッセイは今までと同様縦書きの形式で書いていきたいが、パソコンの前に座る気力がなくて、絶対本の形にするぞ!ってくらいの気合いも入っていないような、気の抜けたことをここには書いていきたい。連日更新するかもしれないし、1ヶ月ほど更新が止まるかもしれない。お手柔らかに。お手は硬いより柔らかなほうがいいに決まっている。
ここ一ヶ月で、電車を乗り換えても行けないような距離の人に「またね、ばいばい」と言ってそれぞれの帰路につかねばならない事案が複数回あった。
まず言っておくと、日向文はものすごく涙脆い。歳をとると涙脆くなるというが、その影響をもろに受けている。脳が老化して、感情が制御できなくなっているのだとテレビか何かで聞いた時に、物凄く腑に落ちた。朝のワイドショーでスポーツニュースを見るだけで泣けてくるくらいの脳みそがどうにもなっていないわけがないのだ。
今日は晩御飯にお菓子を食べた。お腹が空いて、これからご飯に行くぞって時でも、私はそこらへんに置いてある個包装のクッキーを2枚ほどぺろりと食べてしまうような人間だ。これからご飯を食べに行くのにもったいない!と言われたりするのだが、お腹が減っている時のクッキーもご飯と同じく美味しいのだ。
5日前からあずき(犬)の散歩を朝にも追加した。夜から朝になるのを見守ってしまうと具合が悪くなってしまう私だが、寝起きは割といい。眠たいことには抗えないが「あーーーーー!!!!!」と奇声を発しながらベッドから飛び起きるのは得意だ。そこらへんにあるなるべくあたたかそうな布を全て身に纏い、あずきにリードをつける。
最近父親が自分ではもう着ないが処分するのはもったいない、という理由で我が家に置いていった体長155センチの私にはどう考えてもでかすぎる茶色いコートを着て外に出る。近くの車屋さんのガラスに映った私の姿はまるで木々に紛れる森の中の狩人のようだった。
別に私の姿なんて誰も見てないだろうと、明日も私は眠い目をこすりながら狩人のような姿で、白い犬を連れて家の近所を闊歩するだろう。実際は眠い目はこすらずに、マスクの下で顔を中心にぎゅっと集めたりぱーーーと全力で開いてみたりして目を覚ましている。
だめだな、もっと気楽に書いたほうがいい。
こたつあったけえ。冷凍庫にピノのアーモンド入ってる。
日向文
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