田中圭と土屋太鳳率が高い2021年映画ベスト20
あけましておめでとうございます(遅い)!
2021年ベスト映画20をあげますよ!10じゃ足りないもん!媒体に書いた記事も合わせて紹介しておきます!
ワースト10はこちら↓
怒りよりもなんか…ガッカリです…となった2021年映画ワースト10|ヒナタカ|note
というわけでスタート!
20位:ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち
作品自体がとても良かったことに加えて、以下の媒体に書いたレビューが自分史上最高クラスの反響をいただいたことが嬉しかったですね。そして2021年のワースト予告編であるとも断言できる。この通りにスポーツで自己犠牲を賛美するような内容だったらメタメタに批判していたと思う。
『ヒノマルソウル』はオリンピック賛美のプロパガンダ映画ではない!その理由を解説|日刊サイゾー
19位:茜色に焼かれる
コロナ禍の生活の苦しさを、1つ1つ具体的に◯◯円と表示しまくる演出が本当にキツかった(褒めてる)。登場人物の情けなさや愛おしさを真正面から描く石井裕也監督の真骨頂にして最高傑作。ラストの落とし所も大好きです。
『茜色に焼かれる』石井裕也監督インタビュー:コロナ禍への怒りを込めた | cinemas PLUS
18位:ファーザー
個人的にはゾンビや幽霊よりも怖い認知症ホラー。ほぼ一室の中だけで展開する内容ながら美術も撮影も洗練されまくり。アンソニー・ホプキンスのアカデミー賞主演男優賞受賞も大納得。あと以下の記事はネタバレのならない範囲で〜と書いたのだけど序盤がやっぱりネタバレと言えたかもごめん!現在はNetflixで観られるので何も知らずに観て!
アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い « ハーバー・ビジネス・オンライン
17位:野球少女
かなり地味な内容で野球の試合シーンすらないので、単純明快なスカッとできるスポ根ものを求める人には向かない。だけど性別に左右されない主人公の生き様と成長の物語は、一生大切にしたいと思うほど。差別や偏見の寓話としても見応えがありました。
試合シーンのない野球映画『野球少女』。無自覚な性差別がはびこる今こそ観てほしい理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン
【2021年最新版】この冬観たいNetflix(ネットフリックス)おすすめ映画20選!|CHINTAI情報局
16位:ミッチェル家とマシンの反乱
クレヨンしんちゃん的なクレイジーな一家の大冒険。伏線が込められまくる超絶技巧のエンタメにして、「そんな伏線なかったじゃねーか!」なサプライズにも爆笑できる素晴らしいコメディ。クライマックスではあまりの高揚感に泣いた。家族映画としてひとつの完成形では。欲を言えば映画館で観たかった!
Netflixの大傑作アニメ『ミッチェル家とマシンの反乱』、「5つ」の魅力を全力解説! | cinemas PLUS
15位:由宇子の天秤
「生き地獄はこの世に確実に存在する」ことを教えてくれた、二度と観たくない傑作。主人公が事態の解決に奔走する、その発端となる出来事がまあ醜悪すぎて「なんでこんなひどいことを思いつくの…!?」と思ったもの。音楽がいっさいないのに、長い上映時間でも全く飽きない、ここまでのめり込んで観られるのがすごい。
傑作エンタメ生き地獄映画『由宇子の天秤』のプロデュースを『この世界の片隅に』の片渕須直監督が務めた意義 | cinemas PLUS
14位:シン・エヴァンゲリオン劇場版
まさか10位以内に入らないとは…!という気もするけどみんな大好きだからね!子どもの頃はあまり良い印象を持っていなかったエヴァという作品およびシンジくんが大好きになったし、20年以上もオタクを狂わせ続けたコンテンツとして最高の終わり方を迎えたと思うんだ。ありがとう。
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13位:ラーヤと龍の王国
ディズニーの冒険ファンタジーの1つの完成形。キャラクターの「多様性」が素晴らしく、分断された世界でできることを説いた、今に作られるべきエンターテインメントと思わせてくれたことが何よりも大きい。主人公とライバルキャラの関係性はずっと観たくなるよ。後半の展開がギャグとして面白い上に本質的なテーマも描いていることが上手い。同時上映の『あの頃をもう一度』も傑作。ディズニープラスでぜひ。
『ラーヤと龍の王国』新たなディズニーの傑作となった「5つ」の理由 | cinemas PLUS
12位:花束みたいな恋をした
キラキラしたリア充たちのラブストーリーかと思いきや、観ていてずっと良い意味で胸が苦しくなるオタクたちの恋愛悲喜劇でした。タイトルから想像される内容と真逆を突っ走ってたよ!何より大学生の頃の自分だけでなく、フリーランスの今の自分に思い当たるところも多々。やめてくれ!もうこれ以上しんどいところを見せないでくれ!と思い続けた。日本の実写の恋愛映画の中で一番好きです。
11位:哀愁しんでれら
監督はたぶんドS。凄まじく気持ち悪くて恐ろしくて最悪の気持ちになった極悪映画(超絶褒めてる)。家族や結婚について「本当のことを言いすぎている」ため人によっては「なんでそんな酷いこと言うの…?」と落ち込むor激怒する可能性大。もはや和製『ヘレディタリー/継承』。いろいろとぶっ飛んだ展開も多い(特にラスト)ので賛否両論ですが、これだけイヤな気分にさせてくれたらもうスガスガしいってもんですよ。何より田中圭と土屋太鳳のキャスティングが意地悪すぎるし最高にハマっているんですから参りました。
ベスト10以降とまとめ
ベスト10以降は媒体のこちらの記事に記していますのでどうぞ↓
年間300本以上観る映画ライター・ヒナタカの2021年映画ベスト10|日刊サイゾー
箇条書きにしておくとベスト10はこちらです。
10位 モータルコンバット
9位 最後の決闘裁判
8位 パーフェクト・ケア
7位 空白
6位 プロミシング・ヤング・ウーマン
5位 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
4位 マリグナント 狂暴な悪夢
3位 彼女が好きなものは
2位 映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
1位 アイの歌声を聴かせて
メディアの記事↓
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あと、こちらでアニメ映画ベスト5の記事を書いてたんですが、『ミッチェル家とマシンの反乱』と『ラーヤと龍の王国』を入れそびれていましたね…。ごめん。マイナー系だけどおすすめしたいアニメ映画を選出したってことで良いとしようか…。この他のアニメ映画では『JUNK HEAD』『漁港の肉子ちゃん』『整形水』なども大好きです。↓
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田中圭と土屋太鳳が大活躍の1年
タイトル通り田中圭と土屋太鳳の割合が多くね?と思った2021年でしたね。極悪映画『哀愁しんでれら』の田中圭と土屋太鳳が、後に観た『ヒノマルソウル』でも夫婦役という完全にと同じ組み合わせで、この後に地獄が待っているとしか思えない組み合わせて参ったよ!
『アイの歌声を聴かせて』の土屋太鳳の「ロボットかわいい」演技も最高でしたね。『鳩の撃退法』は作品自体の評判があまり良くなかったけど土屋太鳳は美味しい役柄でしたし好きですよ。↓
藤原竜也はクズな役がなぜハマるのか?映画『鳩の撃退法』でもわかる、その理由 | bizSPA!フレッシュ
さらに田中圭主演の『総理の夫』と『そして、バトンは渡された』も好きな映画。タナカー(田中圭のファン)にとっては至福の年でした。ただ愛を綴った記事は以下。↓
田中圭が史上最強にかわいい『総理の夫』を全力で解説する | 女子SPA!
田中圭の父親役が、理想オブ理想だった…。映画『そして、バトンは〜』で見せた演技の凄さ | 女子SPA!
ちなみに、その田中圭主演最新作は、4月公開予定の城定秀夫監督×古屋兎丸原作の『女子高生に殺されたい』でした。いろいろと攻めすぎだよ!
田中圭は善良な役もいいけど、ドス黒い感情を表現するのも抜群に上手い方だとよくわかったので楽しみにしていますよ(女子高生に殺されたいと願う役を)!2月4日公開の土屋太鳳主演作『大怪獣のあとしまつ』にも期待しています。
(C)2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会