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<映画レビュー>世界が泣いた。世界が震えた。息もできない。クソ〜っ!!

今年に入ってからすっかり韓国映画にどハマりしていて、

未だにしつこく何かしら時間を作ってはせっせと観ているのですが、

この映画、「息もできない」は、ラブロマンス系ではないので、

韓国映画に抵抗のある方にもぜひおすすめ!!

「猟奇的な彼女」で韓国映画を語っているようなら、

あなたはまだ韓国映画を知らないと言っても過言ではないと思います。(スイマセン。)

という私も、実は今年に入るまではどちらかと言えば、喰わず嫌いのようなジャンルで扱ってきました。(それってただ知らないだけってこと( ̄▽ ̄;))

韓国映画といえば、お涙頂戴ものか無理矢理ハッピーエンド的な作品ばかりだと思い、苦手意識を持ってしまっていたのは、とんでもない私の誤解と偏見だったと気付かされて以降、韓国映画の虜になってしまったんです。やばいですw

しかし、なんとな〜く避けていました。

気にはなっていたのですが、タイトルだけでもすでに、息苦しいw

(リュックベッソンのグラン・ブルーを見た時も息苦しかったのを思い出した( ̄▽ ̄;))

だから、体力と気力がある時でないと、アカンやつです。w

一緒にこの映画の世界にどっぷりハマれるだけの根気もあるとなお良しです!!(普段は映画の世界にハマろうとしないのですがこれはハマって見て欲しい。w)

この映画の原題は「トン・パリ」と言って、

おしゃれな感じの言葉かと思いきや、

「クソバエ!」

という、とんでもないスラングだそうです。(こわっ)

タイトル通り、終始このような乱暴な言葉が飛び交っています。

何かにつけ、「クソ女!」やら「クソッたれ!」など、、、

セリフのほとんどがスラングです。w

安心安全のR15指定ですので、

くれぐれも子供には見せないように♡

こっそり見てくださいね♡w

っとまぁ、これだけでも、

この映画がとんでもな映画というのが伝わると思うのですが、

安心してくださいっ!!

まだありますよっ!w

主人公は、

借金取りと女子高生。(それだけでもすごい設定だよねw)

出会うはずのない2人がひょんなことをきっかけに出会ったところから、

始まるストーリーなのですが、、、。

なんせ、

泣ける。

泣かすんです、、、!!

くぅ〜っ。

乱暴な言葉と暴力しかない映画なのに、

これほどまでもかーーーーーッ!!

と魂がえぐられるんですよね。

もう切なくてたまらない。

愛しくてたまらないんです。

悔しくて、寂しくて、辛い気持ちの表現の仕方がわからない2人の

不器用な様が、パンパンに膨れた風船のように危うく、

今にも破裂しそうな気持ちを抑えながらも希望を捨てず

日常生活を送る姿を見ると、居た堪れないんです。

あんな奴に出会わなきゃよかった。

いっそ、出会う前に戻して欲しい。

そんな気持ちが、揺れる中で映画が終わる頃にはもう、

全力疾走し終えて疲弊している自分がいました。(気持ちのいい疲れです)

「幸せになるにはどう生きればいい?」

これがこの映画のメインテーマです!

この映画を見ると、

幸せに生きるためのヒントがたくさん隠されています。

たとえ、今ある環境に対して良くないと思って生活をしていたとしても決して悪くはないと思えるはずです。

生きるには、生き抜くしかありません。

単純なようですが、簡単ではありません。

そのためにどうすればいいのか?

そのために何をすればいいのか?

そのために何ができるのか?

生き抜いた先に、何を得たいのか?

生き抜いた先にどんな景色を見たいのか?

今一度自分に問う機会を与えてくれる映画です。

夫のPちゃんが幸せに生きるには・・・                「幸せになるためには私にお金を使うこと!」w

(おまけ)

韓国映画の走りとなった「猟奇的な彼女」ですがこの映画は2001年なので今から19年前、約20年は前ということになりますね、、、。この映画も当時は斬新に感じたな〜っ。

それでは、またの投稿で〜♡

ciao♡

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あいみやん
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