深夜ラジオの必須科目スラムダンクについて
最初にお伝えしたいが、私はバスケに関してど素人で知識も技術も一ミリもない。
だからバスケが詳しい方からすれば、これから私が書くことにツッコみたくなることもあるだろう。
だが、私はスラムダンクファン、そしてバスケを愛するすべての人が優しく情熱的な方だと信じている。
どうか温かい目で読んで頂けると幸いである。
私は深夜ラジオリスナーである。
深夜ラジオでは流行ったものやニュース、アニメやマンガがネタやツッコミとして、使われることが多々ある。その中でもよく例えで使われるなぁと思っているのが
“SLAM DUNK”
である。
例えば、ネタメールで
「新しい靴を買ったら、みんなに靴を踏まれた。」
という内容に対して、パーソナリティが
「それスラムダンクのやつじゃん!」
とツッコむ。
スラムダンクを読んだことがない私からすれば、「あぁ、またスラムダンクネタね。よくわかんないなぁ。」と聞き流すくらいのものだった。
だが、あまりにも頻繁にスラムダンクネタが登場するので、ラジオのネタをより理解して楽しみたい、そのために一度は読んでみたいなと思っていたのだ。
そんな中、スラムダンクが映画化されるという話を聞いた。
その話を偶然、知り合いと話し、実はスラムダンクを読んだことがないと話したところ、
「スラムダンクを読んだことがないなんて、人生の半分は損している。」と熱く語られ、スラムダンクを全巻貸してくれることとなったのだ。
それから少しずつ読み進め、現在は全体の半分くらいまで読み進めている。
最初はバスケについてほとんど何も知らない私が読んでも楽しめるのか不安だったが、結論、ここまでとても楽しめている。
まず、ルールやバスケ用語について何も知らなくても、注釈や作者のワンポイントアドバイスがあるので、バスケど素人でも十分楽しめる。
(バスケに詳しい方に聞いたところ、現在はルール等変更されている点も多く、スラムダンク連載当時と現在のバスケでは適応できない点も多いらしい。時代の変化ですね。)
次に絵の迫力、画力が凄まじい。細部までこだわり、絵だけでも伝わる熱量がある作品を毎週連載していたことが信じられない。
そして登場人物みんなが、それぞれ思い、熱量、覚悟があり全員を応援したくなる。それは敵チーム含めてだ。なんなら、登場人物全員にドラマがあり、みんなが紛れもなく主人公なのだ。
もちろん、ギャク要素もあり、少年マンガらしさもあるので、気を張って読む必要も全くない。
つまり、バスケについて何も知らない人が読んでも最高に楽しめる作品なのだ。
ここまで語ってしまったが、まだ私は作品全体の折り返し地点。まだ、最後まで辿り着けていないのだ。戦いはまだまだこれからである。
最後まで彼らの戦いを見届けたら、またスラムダンクについて書かせていただきたい。
そして、人生の半分の損を今からでも取り戻していたい。
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