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隠岐島前・海士町での島留学の記録が本になりました!

今読み返すと、拙い言葉が並び、とても恥ずかしいです。
卒業した身である私が編集してしまうと、美化された言葉の羅列になってしまう。
在寮生の等身大の言葉をそのままに伝えられればという想いで、当時の言葉を残しています。

過去を覗く、踏み台になったらいいな

今から3年前。
島前高校の寮を退寮する前に、3年間の寮生活の記録を綴りました。
寮ができた頃を知る最後の代に寮長をやらせてもらっていたのだ...と思うと、これからの寮生が過去を知りうる記録を作るのは自分の役割なのではないかと考えました。
先輩のお力を借りながら、寮ができた頃から退寮するまでの歴史を記録しました。
私も寮長をしていたので「先輩だったらこういう時どうするんだろう...」「前はどうしていたのかな...」と過去を知りたくなる時がありました。
そのため、後輩が読んだ時に立場や目線は違えど、「私がどう考えたのか」を1つの踏み台にしてもらえればと、かなり私個人に拠った書き方をしています。

なんで本?

はじめは、プリントアウトしてA4用紙の束を寮に置いていこうと思っていたのですが、ハウスマスター(寮の管理人的存在)から「本にしてみたら?」と一言いただき...色々と考えました。
三燈寮は地域に開かれた寮を目指している以上、寮の変遷はオープンであるべきで、誰でもアクセスできる形にしようと、本にすることを決めました

1人では形にできなかった...

とはいえ何から始めていいのかわからず、大量のテキストだけを持って一般財団法人地域教育魅力化PFさんに相談させていただき....前向きに一緒に進められないかとご検討くださり....そこからさらに多くの方にお世話になり....出版に際しての知見が0の中、プロの皆様のお力添えをいただき...3年の月日を経て...

「地方留学生たちの三燈寮物語」ができました。
制作に関わってくださった皆さまへ、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


本を書き、形にするという到底一人ではできない貴重な経験をさせていただきました。
この本が地方留学を志す中学生や保護者さんの不安を少しでも拭うものに、そしてこれからの寮をつくる在寮生の踏み台になれるとうれしく思います。
こちらのサイトからご購入いただけるようになってますので、是非お求めください!
https://santo-monogatari.stores.jp/

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