だらあい 公演前インタビュー！(1)杏奈編

カラスミカ企画「だらしなくあいた唇」公演前インタビュー！
第一弾は、井上亜咲美役・杏奈(カラスミカ企画)です！

(1) 貴方のお名前は？
杏奈(あんな)

(2) 稽古場ではなんて呼ばれてる？
あんなちゃん

(3) 貴方と、カラスミカ企画 and ヒナタアコにはどんな繋がりがありますか？
今年晴れてカラスミカ企画のヒトになりました
つまるところわたしのおうちで帰るところ
アコさんはもはやお姉ちゃんみたいな存在でもあるし、やっぱわたしはこのひとの影であると思う

(4) ヒナタアコってどんな人？
作家で演出家。ボス。
あなたとわたしふたりだけの世界をよく書く。
わたしのことが好き。
演出家としては結構ドSだと思う。(褒めてる)

(5) 今作での役名を教えてください。その人は、どんな役ですか？
井上亜咲美(イノウエアサミ)
構想段階から話は聞いてたけど、いざ初稿あがってみたらとんでもびっくりなやばい女に仕上がってました。
積極的に男性と絡むわけではないが、男が途切れないタイプの、どちらかというとモテ女というか、誰からも好かれるように振る舞うことがある種癖づいている女の子。ズルい女。

(6) その役に決まった時、どう思った？
最初から知ってたというかなんならほぼあてがきなのであれなんだけれど、あー次はこういう感じかあ……相変わらず心底しんどいなァ……って思いました。笑
でも桜ちゃんの時とはしんどさの種類がまた違うので、どう扱っていこうかなという感じ。

(7) その役の好きなところ、嫌いなところを教えてください
好きなところは特にないです。
特にないですというとアレだけど、多分自分と近い部分(かつあまり好きではないところ)が多いからな気がします。
だから嫌いなところも特にないです。
わかってしまうので。そういう心理というか。
自分の好きではないところではあるけれど、でも嫌いにはなりきれない部分。

(8) 他のキャストが演じる役では、どの人のどの役が好きですか？ 理由も教えてください！
瀧さんが演じる久住ですかね。
妙な胡散臭さがとてもあってるなと思います。
久住の心情というか、物語の中でどういう風に気持ちが動いていくのかが、すごく大事な部分になってくるのかなと思う。
わたしが男だったら久住ちょっとやってみたさある。

(9) 今作を3つの単語で表すなら？
愛・信用・選択

(10) 意気込み・見てる人へメッセージをどうぞ！
前回も言ったような気がしますがごりごりの主役です。任されました。
基本的にはわたしと誰かという形で進んでゆきます。
正直通して読むたびに精神が削られていくのですが、わたしはきっとそれでいいのだと思っています。
愛するということ。
信じるということ。
選ぶということ。
選んだことに、責任を持つということ。
しっかり考えて、背負って、立ちたいと思います。
観ていただけたら幸いです。

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そうです、うちの子です。
メンバーを作らないって言い続けていたんですよ、本当はね。
でもさ、自分にとって心底大事な子にはさ、いざという時に帰る場所があるべきだと思ったんです。
何ができるわけでもないんだけどね、実際はさ。
どちらかというと頼りっぱなしで支えられてばかりで、メンバーになってからはありがとうよりごめんねを言う回数が増えてる気がして、良くないなぁと思うなどしました。(なんやねん)

本当にどんどこぐんぐん成長していて、前だったら「おーすげぇじゃん！」って思ってたことを今は当たり前のようにこなしていて、いい俳優になったなぁって、贔屓目なしに思うんですよね。
良くも悪くも本当に成長してさ、酸いも甘いも知って、出来なくなった役もあるね、なんて話したりして。
凄く普通の子に見えるし、でもどこか儚くも見える。そこにいるのにそこにいない気もするし、ここにいるんだ！って思わされたりする。
杏奈ちゃんって不思議な子だなぁって、付き合いの長くなった今でも思う。

この子にしかできない役って何だろうって考えた結果、『やりきってくれると信じている俳優にしか託せない役』だなってなるなどしたので今回の役を書きました。
うつくに辺りから自分が何を書きたいか、何を見せたいか分かるようになってきて、使い方も分かるようになってきたところがあって、でもそれを描くって、本当に醜くて扱いに困るような感情ばっかりなんですよね。
だから、彼女に託しました。私が今一番信頼している俳優である彼女に、今回もやっぱり、私の影で、あまりにも人間な役をお願いしました。

どうにかして、この役を、汚くて醜くて、同時に物凄く愛しい人間の役として、魅せてくれたらいいなと思っています。
しんどくても立ち続けてくれてありがとう。大好きだよ。
終わったら久々に美味しいもの食べに行こうね。約束だよ。

杏奈ちゃんが主役の「だらしなくあいた唇」の詳細は下記からどうぞ。
皆さまのご来場、心よりお待ちしています。

次は、貰った順なので…初めましての彼かな～！
お楽しみに！