視聴メモ『【落合陽一】Withコロナ時代の日本再生ロードマップ』

キーワード

開疎化に向かう世界

メモ

15:30頃 安宅氏による5つの課題領域。1. COVID対応、2. 基本コアシステム(ヘルスケア、ビジネス、教育、行政システム、飲食を回す)、3. OS的なインフラ機能(通信、物流、電気、ガス、石油、上下水道、ゴミ処理など)、4. お金、5. ルール作り(根本的な社会システムの転換が求められる)
これを叩き台に議論。

COVID対応 ここに話題、議論が集中しすぎ。基本コアシステム xxxxx OS的なインフラ機能 xxxxx お金 xxxxx ルール作り xxxxx

BCPはそもそもおかしい?

対インフルエンザマニュアルが通用しない
★韓国などはSARSなどで感染症対策の見直しをしておりそれが奏功したという話もある

戦時独裁で集中的に対策するしかないのでは、日本はある意味で民主的なプロセスで動いている。
★顔の見える範囲の地方自体を中心に、その場所の事情に合わせたトップダウン対策などは?

25:35頃 感染症専門医・医学博士 佐藤昭裕 メディアでアプローチする、咳エチケット、手洗いうがいなど感染症予防が一気に普及したのはメディア(TV)の効果

30:20頃 安宅氏、海外の報道、イギリスのECONOMISTなどはコロナをテーマにしてはいるが、その内容は毎週のように進化している。途上国の対応をどうしていくかなど。宮田氏、自国だけではなく世界で協力して取り組む必要がある。先進国で収束しても途上国で感染爆発したら第三第四の流行を誘発しかねない。

34:45頃 冨山氏、航空業界の資金繰りは厳しい、ANAなど。5年続くと世界中の会社が資金が底を付く。仮死状態、ダウンサイジングするしかない。自動車産業も同様。

37:15頃 斎藤氏、ベンチャーの話。短期の資金繰り。数ヶ月でショート。売り上げゼロの技術ベンチャーなどは売り上げベースの助成金制度が利用できない。冨山氏、支援する側される側を経験。政府は一律的にしかできない。公平性。淘汰されるべき企業を除外できないので新陳代謝が働かなくなる課題がある。宮田氏、ベンチャーを切り捨てると将来の立ち上がる力を失う。斉藤氏、短期の雇用はベンチャーが創出。冨山氏、政府に頼りすぎず選択的に支援すべき。メガベンチャーの登場がWithコロナの間にありえる。

43:42頃 安宅氏、止血、治癒の後の再構築段階が最も大事。新幹線、リニア。オフィスの島構造。マトリクス、密閉(Close) <-> 開放(Opne)、密(Dence) <-> 疎(Sparse)、「開疎化に向かう世界」。密閉×密=City化からの転換点。宮田氏、人が移動しないという未来予測に基づく対応は進めているが準備が整う前に来てしまった。DX(デジタルトランスフォーメーション)。冨田氏、人いないところに価値が出てくる。宮田氏、短期的には地方はまだ基盤が整っていない。スマートシティの次の段階の姿。しかし新型コロナによって一足飛びに進まざるを得ないかもしれない。冨山氏、地方は生活コストが低い。平均的収入の人にとって都市よりも生活の質は上がる。斉藤氏、地方は都市部に比べてリアルで格差。いまは都市部もZoomなどで同条件。落合、オーケストラは金管、木管が飛沫飛ばすからどうにかしないと続けられない。
★物流の効率が著しく下がる?地域内で回す仕組みも必要?

54:15頃 落合、開疎化が進んだ場合に医療などのリソースの課題は? 佐藤氏、地方は現時点ですでに厳しい。病院数、医師数も足りない。オンライン診療。初診でも(期限付きだが)可になってきた。落合、5年スパンで開疎化が進んだ場合に医療リソースは間に合わない。佐藤、医師も都市部の魅力に惹かれる、社会構造が変わったらそうした意識も変わるかも。遠隔医療の可能性。宮田氏、教育環境の問題で地方在住を家族が反対する。遠隔、国内に閉じる必要はなくて、拠点は国外に置き、24時間対応も可能。イギリスはルワンダ対象にやっている例がある。落合、中国、オンライン授業用に家庭に大画面とプロジェクタ。これが残ったあとにオンライン診療に使うなど。

1:00:35頃 落合、VR、Hapticsの情熱が冷めた。Audio、Visualの質が低すぎる。身体のデジタル化を如何に実現するか。そこが伸びるのでは。佐藤、デジタル化に伴い、デジタルに強い若年層が力を持つ。面会は時間効率が悪いので、デジタル化が実現するとスピートが抜群に上がる。DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速。冨山氏、ついに昭和が終わる!転換に伴い落ちる層の支援は課題。政府は市場が失敗した、機能不全に陥った場合には介入すべき。雇用の8割は大企業以外。落合、社会的距離を保った5万人ライブ会場ってどのくらい?建築の根本思想が変わる。安宅氏、オフィスはリノベーション。冨山氏、空調産業はチャンス。「空気を洗います」。落合、人が感染源になるのでコストの問題があったロボットがアリになるかも。安宅氏、抗体の可視化。ブロックチェーンの利用。宮田氏、抗体検査は自分でできる。
★伊藤計画『ハーモニー』の世界のよう

日本再生のキーワード

 佐藤氏: 抗体検査、+ーしか出ない。定量検査ができるようになると良い。抗体がどのくらい続くか分からない。公道で検査してGreen/Redかというのが直近では良いかも。

斉藤氏: 今こそスタートアップ支援。特例的に支援すべき。時価総額TOP10が入れ替わる。大企業の社内起業。

冨山氏:Turn around > Transformaitionへ

宮田氏:次の世界を見ながら立ち上がる。中期的にWithコロナ。その先の世界を見据えながら準備を進めていく。

安宅氏:開疎化、Baby Skin(敏感、感の良い社会)、脱GRID。『シン・ニホン』

落合氏:デジタルネイチャー、デジタルな身体の獲得、リアルな自然の脅威に晒されながらデジタルな自然を見出していくか。『デジタルネイチャー』

我々は何を捨てるべきか

密集した会議(落合)、オフィスの島(安宅)、昭和の日本的経営(冨山)、過去の常識(斉藤)、Without Digital=>デジタルは必須(宮田)

関連書籍など



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