【2024/7】今月のきゅんコンテンツ
今月は、なんとなんとずっっっと夢みていた【展示の韓国開催】が叶いました!!😭♡ 日本語も併記しているので、旅行で韓国に来ている方などもぜひお越しください😊
そして、アドタイでのコラム『韓国トレンドラボ』も引き続き連載させていただいているので、よかったらこちらも見てみてくださいっ
①商店街に泊まれるホテル
こちらはまだ行けてないのですが、最近知った場所で、
空き店舗をリノベーションした、『商店街の中のお店に泊まれるホテル』です。
「元和菓子屋さん」「元服屋さん」など、お店で泊まれるようになっていて、
商店街の銭湯やご飯屋さん、和菓子作り体験などが楽しめ、商店街丸ごとがホテルになっているような場所です。
町おこしとしての素敵なアイデア、楽しそうだし行ってみたいな〜〜と思いました。
②インサイド・ヘッド2
日本では8/1公開ですが、先んじてアメリカやカナダをはじめとする各国で上映開始していたインサイド・ヘッド2。なんと日本公開前に、世界累計興行収入がアニメーション映画歴代一位になっています。
成長した主人公・ライリーの脳内に、思春期ならではの新キャラたちが登場し、ストーリーももちろん1に続きとっても面白かったです😊
そして今回とても勉強になったのがキャラクター愛着についてです。
キャラは、単純接触効果によって徐々にキャラに対しての感情が生まれて、愛されるキャラクターに育っていくものが多いように思いますが、特に映画や読切の本などに出てくるキャラクターはそのストーリー中だけで、感情を抱いてもらわなくてはいけません。
今回のキャラでは、カナシミが、「急速に愛着が湧くキャラ」としての役割があったように思います。ウジウジした性格は一般的に嫌われキャラとして描かれがちですが、カナシミは、ウジウジしつつも、勇気を出して他のキャラを救おうとしたり、健気な優しさが垣間見えたりと、絶妙なバランスで愛着が湧くような設定になっていました。
また、おばあちゃんのようなキャラが何度もでてきては、他のキャラに「まだ早い」と言われて出ていくシーンが描かれていましたが、この様子が、『不憫で可愛い』という気持ちを抱いてしまわずにはいられなかったです。ちいかわやおぱんちゅうさぎなど大人気キャラクターも『不憫さ』が可愛いに結びついています。セリフや動き、言われるセリフなど些細な一つ一つから、キュートアグレッション(赤ちゃんや動物など、かわいいものを見ると引き起こされる攻撃的衝動)が生まれるようになっているんだなと勉強になりました。
(そしてそして、インサイド・ヘッドすぎるよ展がハラカド、新宿ビルボードをはじめとする全国各地で開催されています・・・!!
嬉しすぎる〜〜〜〜〜)
③urban sophistication
KPOPアイドルなども多く使用している、スマホケースが目玉商品のアパレルショップ、『urban sophistication』が、7月末にラフォーレ原宿にオープンしました。
引用のTikTok動画は韓国のPOPUPのものなのですが、
ショップ袋が大きすぎるのが特徴です。(日本店舗も同様の袋)
目玉商品のスマホケースはアイテムサイズが小さく、人がショップ袋を持っていても印象に残りづらいです。
そこで、ショップ袋を、つい目を留めてしまうほど大きくしています。
『最近あれ持っている人たくさん見るな〜〜』という状態から、気づいたら自分も欲しくなっていた、という心理を誰しも体験したことがあるのではないかと思いますが、その心理をうまく引き出すアイデアでいいな〜〜と思いました!
④ドラマ『海のはじまり』
今クールやっている『silent』チームによるドラマです。
もちろんお話もとても面白いのですが、散りばめられた伏線がたくさんあって一層面白いのです!
例えば、海ちゃんのお母さん・南雲水季(古川琴音さん)の誕生日が、ストーリーの重要な要素としてではなくさりげなく出てくるのですが、それが7月20日の海の日で、タイトル『海のはじまり』の伏線回収だと話題になっていました。
他にも現段階ではまだ明かされていないけれど、「伏線なんじゃないか」と視聴者が考察している描写がたくさんあり、SNSやネットニュースを盛り上げています。
伏線には、ミステリージャンルなどの盛り上げのために考察できる要素を作るだけでなく、「こんなに緻密に考えらているなんて天才だ…」と、制作陣含むドラマそのもののファンになってもらう効果もあるなと思います。
⑤国際公認血統証明書
最近X(旧Twitter)で話題になっている、犬の正式名が記載された、人間でいう戸籍のような証明書が話題になっています。
わんちゃんのの愛くるしい写真と正式名が書かれた証明書という2枚の写真というシンプルな構成の投稿で大量の万バズ投稿が生まれました。
イルミネーションブロッコリー、キャロルオブワンワン、マイメロディ、ゴキゲンボンバーなどなど・・・公式とは思えない、思わぬ名前でTLが賑わっていました。
例えば毎年、企業の公式アカウントのエイプリルフール投稿がバズったり、SHARPなどの公式アカウントの投稿が度々バズったりしますが、『公式なのにこんなことができるんだ』というギャップに面白さを感じるなぁと思います。
また、時流やトレンドに左右されず、かつ、人々の属性に依らない超骨太なインサイトとして、「動物・赤ちゃんはかわいい」というのが挙げられますが、いかに強いかというのがまた証明されたな〜〜と思いました笑
⑥サンリオ×中丸雄一さん
KAT-TUNの中丸雄一さんが、「サンリオピューロランドに遊びに行った」という投稿に対し、サンリオキャラクター「ぐでたま」「KIRIMIちゃん」など公式アカウントが、「よかたね〜」「(サンリオのグッズアイデアを)まるパクリしな〜」「楽しめたのかな…?」などとコメントし、話題になっていました。
話題になった理由を分解した時に、
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・サンリオキャラと一見親和性のないクールで知的なイメージの中丸さんが喋り方もキャラに合わせて仲良く絡み、馴染んでいるというギャップ
・そもそもキャラとアイドルという滅多にみられないような組み合わせ
・ぐでたまと中丸さんの悪友のようなイタズラっぽい会話のかわいらしさ
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などが挙げられそうです。
⑦肉球洗濯バサミ
『どうせ、どうしたって跡がついてしまうのだったら嬉しい気持ちになる跡にしよう』という逆転の発想で作られたダイソーの『肉球の跡がつく洗濯バサミ』が話題になっていて、とてもいいアイデアだ〜〜〜と思いました。
【逆転の発想】は、アイデアを考えるときの基本の考え方の一つとして、よく取り上げられますが、意識的に考えていないと中々自然には使えない視点なので、この骨太インサイトを突いた鮮やかなアイデアがとても勉強になりました!
⑧UNIQLOカスタムTシャツ
店舗のタブレット端末でオリジナルのTシャツが作れる「UTme!」というカスタムサービスが大人気です。
色々なキャラのスタンプが使えるのですが、特にUGCが多く人気だったのがハローキティ。ずっと人気の王道キャラでありつつ、Y2Kの文脈で更に人気を獲得していたキティちゃんに、多くの若者が心を掴まれていました。
あえてキッズサイズで作ることで、Y2K色を強くしたり、画像取り込みで、シルバニアファミリーの画像でオリジナルTシャツを作ったりと、色々なアレンジがTikTokやXで話題になっていました。
Y2Kと体験型、二つの時流の掛け合わせで人気を作っていて良い例だなぁと思いました。
以上、今月の『きゅんコンテンツ』でした😊
今月も読んでくださりありがとうございました!
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