インディチャンプ

東京新聞杯回顧

東京新聞杯 東京 芝1600m

東京の春のマイルGⅠを目指す幅広いメンバーが集まったレース。1番人気はインディチャンプ。素質はあるが春は勝ち切れないレースばかりで自己条件から下積みをしながら競馬が安定条件戦を圧勝して連勝している勢い素質の高さを評価されての1番人気。東京新聞杯は11年連続で1番人気が勝っていないというジンクスが心配された。

私の本命はタワーオブロンドンでした。POG指名馬で2歳時から期待していた馬でした。ルメールが継続騎乗というのも好印象で本命にしました。

レースがスタート。インディチャンプが内で出遅れ。1番人気が勝てないジンクスが頭にちらつく。絶好のスタートからショウナンアンセムが早いペースで逃げる。縦長の形になった事で出遅れたインディチャンプは内をスルスルと追い上げ、出遅れたとは思えない位置に道中つける事に成功した。直線に入り2番手につけていたロジクライが早め先頭に立ち粘り込みを図るが、既にピッタリ後ろにインディチャンプとタワーオブロンドンがつけていた。2頭とも同じスペースに入るが内のインディチャンプの勢いが違いタワーオブロンドンは一瞬怯む。その勢いのままインディチャンプは突き放しを図る。後方からサトノアレス、レッドオルガが半馬身差まで追い込んで来たが最後は流す余裕すらあった。着差以上の完勝でした。

出遅れ、勝負所のスペースの取り合いなど決してスムーズな競馬ではなかったが完勝した能力は測りしれません。古馬マイル路線に面白い存在がまた登場した、4歳馬は近年最強世代かもしれない。秋マイル王者ステルヴィオとの対決が楽しみになりました。

2着以下の馬の評価

2着のレッドオルガは名門エリモピクシー一族。東京マイルは兄弟皆得意だったように、エリモピクシーの縄張りみたいなもの(笑)2着で賞金加算出来たのでGⅠ出走の夢は広がった。賞金的にギリギリかもしれないのでもう一戦は叩いてGⅠかもしれない。

3着のサトノアレスは早いペースで流れれば確実に最後は切れてくる。まだ末脚は健在を証明できた。

2番人気で5着のタワーオブロンドンは敗因がはっきり分からないが、休み明けで仕上がりがまだ甘かったのか+体重でちょっと重く見えた。ちょっと距離がマイルは長い気もする。ラスト200mの伸び脚がイマイチな感じがしたのでルメールが慎重に乗って何とかマイル持たせている感じがする。個人的意見では思い切って高松宮記念に挑戦して欲しい。

※画像出典: https://umanity.jp

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