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祝第2期!ヤンネク第1期が面白すぎた話

 MBSラジオのヤングタウンNEXT、とうとう来週から第2期の放送が始まります。去年の放送もすべて聴いていたので、本当に楽しみです。

 せっかくなので、第1期の思い出話を。

 まずは、火曜日担当のツートライブ。もともと祇園花月でたまに観るなーくらいでパーソナルな部分は全く知らなかったのですが、このヤンネクきっかけでめちゃくちゃ好きになりました。
 1番驚いたのは、エピソードトークの引き出しの多さと早さ。2人とも、相方がトークしたら「それで言うたら」で自分もすぐトークできるところ。
 次に、全然負け芸ができるところ。正直、滝音やカベポスターに比べると人気がなく、RT企画もほぼ最下位だったのですが、それをうまく自虐にして、勝ってしまった後輩やリスナーが気まずくならないように面白くできるところに、兄さんとしての実力と懐の深さを感じました。
 去年のツートライブの放送でひとつ印象に残っているトークがあります。たかのりさんがご家族と喫茶店に行ったというほんわかエピソードだったのですが、そこから、
 たかのりさん「これってめっちゃ平和やなと思って。今色々あるけどさ、こういうのが続いたらいいなと思って」
 ちょうど例の侵攻が始まったときで、恐らくそれを意識したのでしょうが、直接的なワードを言わなくても、トークを通して自分の言いたいことが言える、これぞまさしく「芸人としてのトーク力」だと思いました。
 コーナーが大渋滞したり、最後違う番組になったりとしっちゃかめっちゃかでしたが、1番声に出して笑ったのはツートライブの回でした。今回も毎回御座候落語が聴けますように(笑)

 次に、滝音。私はその前にあったTBSラジオの「24時のハコ」を聴いてファンになったので、滝音のラジオには期待していました。
 期待どおり、滝音のゆるっと肩の力が抜けたトークにめちゃくちゃハマりました。コーナーはやや迷走気味でしたが、もともとやっていた「ちん芸」が確立した上、ちん芸を送ってきたリスナーのプロファイリングができるようになって、番組のノリを作ってくれました。
 そんなゆるっとした滝音ですが、私は秋定さんの発する言葉にハッとさせられることが多いです。1番よく覚えているのは、鶴瓶さんのラジオにゲスト出演したとき、鶴瓶さんがとても腰の低い方だったという話のなかで「何で上下関係ができたかってさ、最初に頭下げたやつがおるからやん」という言葉。その前後の文脈は覚えていないので、だからどうということはないのですが、とにかくこの言葉が心に刺さっています。
 秋定さんの「ポジティブに自己肯定感が低い」ことから生まれる考え方とか物事の向き合い方に引き込まれますし、それを笑いながらもフラットな視点で聞いているさすけさんも素敵だなと思います。滝音の回は1番心を預けて聴いていた気がします。
 
 そして、カベポスター。彼らはトークもコーナーも最後まで崩れることなくやりきった超優等生です。サムネトークと題してそれぞれがエピソードを持ってくるのですが、そこで垣間見れる二人の性格の面白さ、それに対して相方がちゃんとツッコめるところも優秀でしたし、カベポスターの掴みを考えるというハガキ職人が燃えるコーナーもすごく良かったです(全部ラジオネーム変えていたのでバレていませんが全17回のうち8回採用されたのが私のプチ自慢です笑 最初に採用されたやつを貼っておきます)。
 RT数の争いの結果、粗品さんの豪華プレゼントによってカベポスターが月1レギュラーとなりましたが、ラジオ番組としてはカベポスターが1番ちゃんとしていたので、結果オーライだったのではと思います。

 ヤンネクの良さは、個々の面白さだけではなく、横の繋がりも強いところです。みんな同じマンゲキメンバーなので、火曜日にツートライブが話した話を水曜日木曜日にすることもしょっちゅうあり、帯で聞いている人の方がより面白かったのではと思います。またコロナでラジオが出来なくなることもあったのですが、代演を全てこの3組で回していたのも面白かったです。
 フィナーレで行った3月のイベントは、残念ながら滝音が休演となってしまいましたが、ラジオでやってきたコーナーを舞台で観られたのが嬉しかったです。

 ちょうどこの時期は年度末、年度始めで仕事が忙しく、結構大変なときだったので、毎日ヤンネクを楽しみに頑張っていました。あまりの面白さに、休日に3時間散歩しながら全部聞き直したこともあります。なので、今回第2期が決まったのが本当に嬉しくて泣きそうになりました。メンバーも外されることなく、マユリカという仲間が加わった形になったのも安心しました。去年の感じも維持しつつ、またこのメンバーで新しいノリができるのが楽しみです。

 今年の冬もヤンネクとともに乗り切っていきたいと思います。