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秋の山を歩く

今年は、甲斐駒ケ岳黒戸尾根や、屋久島縦走など、数年前から計画していた山行をコロナで諦めることになりました。

遠出や山小屋泊ができなかったぶん、日帰りできる近場の低山を探して、普段なら行こうと思わなかったであろう山にいろいろ行けたのが、意外に楽しかったです。

特に秋は、山が色付き始める頃から落ち葉が散り敷き降り積もるまで、心ゆくまで紅葉を楽しむことができて贅沢でした。

11月半ば、奥多摩の高水三山から埼玉の棒ノ折山(ぼうのおれやま)へ縦走した山行が、今年の紅葉のピークでした。

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11月15日(日) 青梅線軍畑(いくさばた)駅スタート。早朝の山の冷たい空気が好き。

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高水山の山頂直下にある常福寺山門前の紅葉です。

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同じく山門前の紅葉。

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高水三山を回って奥多摩駅に下りる予定だったのですが、二峰目の岩茸石山から埼玉方面へ縦走してみることに。この縦走路は整備はされているけれども、アップダウンの激しいマイナールートで、登山者にもほとんど会いませんでした。とても静か。

色づいた葉がくるくると回りながら落ちてきます。鳥の声、落ち葉の匂い、風の音。

なんでもない茶色の枯葉が降り積もった場所に光が差して黄金色に輝き、厳かな美しさに溢れていたり。

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棒ノ折山の山頂。それにしても不思議な名前ですね。

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下山路は「白孔雀の滝」という大滝がある沢沿いを選んでみました。独特な割れ方をする巨岩に囲まれた景勝ルートで、なかなかスリリング。

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下山口に到着。途中でルートを変更したので、ここはいったいどこでしょうか状態でしたが、そんなことはどうでもよくなるくらい気持ちのよい場所でした、光が降り注ぎます。

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下山したのは、埼玉県飯能駅からバスで1時間弱というかなりの奥地にある有間ダムという場所でした。名前を聞いたこともありませんでしたが、紅葉で有名だそうです。

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確かにものすごく綺麗!

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美しい!

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湖畔の茶屋で紅葉を眺めながら、お疲れさまの乾杯。中華ちまきもおいしかったです。

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