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ウエスト症候群⑦いざ!伝統鍼灸術の世界へ

3月30日 鍼灸治療2回目 鍼灸治療の本格スタート


杏先生は、治療前に送っておいた脳波データやお薬手帳の内容を確認して、娘が現在服用中のお薬について特徴や身体に出ている影響など事前に把握してくれていました。バルプロ酸の服用により不足するカルチンは、たらや牡蠣などの食材から補うことが可能であるということを教えてくれました。食材で補う?考えたこともありませんでした。
さらに治療計画をわかりやすく記したものを見ながら、治療の考え方を治療前にお伝えいただきました。
私のためにわかりやすく書いてくださって、、いる??

1行目『癲癇/大人・小人=驚風/腎/風・肝』などど書かれています。
それを見ながら真剣に説明を受けます。
大人の癲癇は頭が後ろに倒れるけれど、この子の場合は前に倒れるからこう考えるんですよ〜
失っている笑・喜・怒の感情面は腎精、心(神)が支えてますが、薬の影響で腎の力がああだからこうですよ〜
目への影響が気になるので肝がなんたらですよ〜

陽実/陰実/心(神)/腎精/気口/人迎/肝/脾 
・・・・チンプンカンプンとはこのこと。
説明がほとんど理解できません。何度も言いますが、ちんぷんかんぷんなのです。
最後には「治ります」と書かれている。
どうやら、杏先生の中では全て筋が通っているらしい。

「なんか、わからないけど、ワカリマシタ!!ヨロシクオネガイシマス!!」

外国人と話している感覚が多少なりありました。
また、杏先生いわくACTH治療の延期は幸運。入荷される12月までに治すという。
前回と同じように治療が進められ(同じことをしているように見えたが、おそらく杏先生は前回と同じことをしていない)、治療後は、自宅で私にもできる塩灸の方法を教えてもらいました。薬で疲れた腎を補うのケアになるそうです。
家で薬を与えるだけしかできなかった私に、他にしてあげられることができた。それだけで救われたようで嬉しかったです。
こうして2回目の治療を終え、1週間間隔で治療に通うこととなりました。

⑧1ヶ月で発作が消えた!治療の記録 へ続くよ


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