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絵を作る上での今日の悩みと解決法
・正解がなく、日々研究です。写実が良いのか、抽象が良いのか。人物はシーレかモデリアーニが好きか。自分はどう描くか。自分の個性とは何なのか。素晴らしい作品を残した方々はどうそれを見つけたのか。そんなことを10年近く考えながらやっています。(当たり前の悩みすぎて言うもんでもないかなぁという感じなんですが、あえて書いてみます。)
「一目であなただとわかる絵を描いて」と言われる時のあの感じ。
「それができたら一流なんだよなぁ…そのための日々があるんだよなぁ…」
と、なかなか伝わらないものだなぁと思うのです。(ただ、私はここ3年くらいのうちに色彩が独特だというふうに評価していただく事が多くなってきています。)
絵を描いている人になら通じる悩みだと思っていますが、そうではない方には分からないものなのかもしれない…(???)
ここら辺のギャップはなんとなく感じています。
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師は過去にもあり。
音楽をやる人への憧れが強い。もっと楽しみ方を知りたいなぁと思うも、心で感じる事が一番の勉強だというのは共通しているかなと思います。
その場にいるみんなが繋がっていく一体感は幸せですよね。
ただ、あの一体感はその瞬間のその場でしか体験できないものだったりして、その日その日が儚く作品が風にとけてしまうんだなぁと思います。
その点、絵画は永遠に同じエネルギーを発しています。ラファエロの聖母子の前に立った時にある感動。感動した時、ここに同じように立って感動した人達のことを私は思い浮かべます。
あのマイケルジャクソンもこの前に立って感動したのかな、なんて。
何年前の作品だ。もう何百年も経っている。
その瞬間に時空が歪むというか…歪みなのか。パラレルワールドも過去も全て一致していくような感覚になります。その瞬間その場にいる一体感というのはなかなかないけれど、時間を越えた一体感があります。
もう居なくなってしまっても、筆の跡からまるでその人がそこにいるように感じます。
絵画は見に行く…というよりは私にとっては会いに行く…という感じです。
名画に触れると、もう居ない巨匠から色んなもの得る事ができます。その時に、一番上で私が言った 悩み が少し解消されるのでした。
(現在は音楽もレコードから映像と技術があって作者が居なくても永遠に作品として残る。それは今日のところは一旦置いておきます。)
絵画への愛情は特別なので軸にはなるけれど、音楽やメディアアートやダンス…色んな表現があるから、その時その時に感じたものや伝えたいものに合わせた表現方法を探していきたい。
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