見出し画像

ぜーんぶが愛おしくて仕方ないって話

こんにちは。
本当にあっついですね。
太陽とコンクリートのグリルで焼かれて、そろそろ食べごろになってしまいます。

さて、いきなりなのですが、最近私、本当に楽しいのです。一瞬一瞬が、キラキラしていて愛おしいのです。
音楽に関わっているときはもちろんですが、東京の雑踏の中ですれ違う人々みんなが愛おしく、激しく様子が移り変わる夏の空が奇跡に見えて、そして何より、全ての瞬間で生まれ変わっていく自分自身に興味が湧いて仕方がないのです。

音楽って、自分を映し出す鏡だなと感じています。
そして映し出される自分自身は、一瞬一瞬新しい刺激を受け、生まれ変わっていきます。1秒たりとも同じ自分の瞬間はありません。
今、私はこの文を書くために改行しました。もう改行する前の自分には戻れません。そういうことです。改行するボタンを押すってただそれだけのことでも、自分は生まれ変わっていきます。

それって、とっても興味深いことだと、私は思います。だって、そうやって変わっていった自分が将来奏でる音楽って、今と全然違っていそうなんだもの!
こう思えるようになってから、日々の練習も、本番も、楽しみで仕方なくなりました。
私は今、明日の自分はこのフレーズをどう表現したいと感じるのだろうか、どれくらい愛おしく思うのだろうか、それを体験するために、大好きな音楽を続けていきたいと思っています。

そして、演奏会は幸せのお裾分けだと思っています。
聴いてくださるお客様がどう感じてどんな感想を持って帰ってくださるかは自由だし、際限なく色んなことを思いながら演奏会を体験してほしいなと思っています。
でも、幸せって伝染すると思うの。だから、会場のお客様もスタッフの方々も、みんなで幸せな気持ちになれたら、それって最高だよねと思うの。そのために、まず私が幸せでいたいと思うの。

だから、どんな瞬間のどんな私でもちゃんと観察して、受け入れて、大事にしてあげたいなと思います。まず自分があっての、音楽です。

いいことも悪いことも、幸せなことも辛いことも、次の瞬間の自分のかけらになっていると思ったら、全てが宝物に思えてきます。ネガティブなことですら愛おしくなってくる。

そう思えるようになったのは、周りの皆様のおかげです。いつも、ありがとうございます。

私の次の演奏会は9月!誕生日を超えて、22歳になった直後です。今とは、全然違う私になっているんだろうなぁ。楽しみだなぁ。
7月下旬から8月上旬の演奏会に来てくださった皆様、関わってくださった皆様、ありがとうございました!
またいつか、未来の前田妃奈に会ってやってください。

私はしばしの夏休み🌻堪能します☀️

2024年8月7日14時52分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?