明日、部活を引退します。
2020年11月28日午前4時
どうしても、この日にブログを書きたくて、部活後の深夜にパソコンをたたいています。
本日、私は岡山大学女子アイスホッケー部での最後の練習を終了しました。
明日、11月29日。
中国・四国女子アイスホッケー選手権大会に出場し、4年間続けてきた部活動を引退します。
今日は、私のアイスホッケー部での活動について、お話します。
アイスホッケー部での活動は、私の学生生活の全てと言っても過言ではないので(笑)、
私が4年間どんなことをしてきた人間か、少しでもみなさんに伝わればいいなぁと思っています。
明日出場する、選手権大会への出場が決まったのは
2020年8月18日
私が好きなback numberが、インハイが中止になった高校生のために歌った新曲、
「水平線」がYouTubeで公開された日でした。
選手権大会への出場は決して望まれたものではありませんでした。
私たちは、「インカレ」と呼ばれる女子学生チームの全国大会で準優勝することを目標に、4年間部活を続けてきました。
この日、
コロナウイルスの影響で、インカレの中止が知らされました。
なんとなく、こうなることは予想できてはいたものの、私たちのインカレ準優勝という夢は打ち砕かれ、目標を失い、
そして、
「何のために、ここまでやってきたのか。」
という疑問への答え探しが始まりました。
このチームで、せめて最後に公式戦に出たい。
そうやって決まったのが、選手権大会への出場でした。
選手権大会は、中四国の社会人チームが揃って出場している大会です。
格上のチームばかりで、学生チームには勝ち目が無いため、例年までは出場していなかった大会でした。
こうして、勝ち目のない試合への練習が始まりました。
毎週深夜までの練習。
本気になりすぎて毎回喧嘩しそうになるビデオミーティング。
次の日必ず筋肉痛になる陸上トレーニング。
99%負ける試合。
それでも残りの1%を信じて、
できる限りのことは尽くしてきました。
最後の練習前、
一緒に迷い、一緒にもがいてきた後輩から、
ビデオメッセージと
これまでの写真を収めたアルバムを受け取りました。
ビデオメッセージのBGMはback numberの「水平線」
たとえ負けてしまっても、意味のある4年間だったと、胸を張って言えるように。
明日、戦ってきます。
“水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら
いつしか海に流れ着いて
光って
あなたはそれを見るでしょう
耐える理由を探しながら
いくつも答えを抱えながら
悩んで
あなたは自分を知るでしょう“
「水平線」より
追記
大会を終えてきました。
結果は
1試合目1-4 負け
2試合目0-7 負け
でした。
勝ちたかった。
でも後悔はありません。
ベンチもプレーヤーも、これまでで一番1つになれた試合だったと、心から思う。
4年間の部活を通して、最高の仲間を得ることができました。
私の一生の財産です。