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盛岡藩雑書・藩政日誌の現代語訳【1677年6月11日】


11日、朝は曇り。
辰の半刻(午前8時)から晴れ、
申の刻(午後4時頃)から雨が降る。


中丸の門番

「中村武左衛門」と「野々村宇右衛門」に、
中丸御門番を申し付ける。

60年に一度の儀式

丙辰の御日待(ひまち)に、
御祈祷の御札を守るために大勝寺に上がる。

大勝寺


下橋の担当者

下橋が落ちたところの、
繕奉行(修理担当の役人)を
「田中安左衛門」に申し付ける。


繁奉行
(商人の活動を監督する行政官)

今日の築拳(ちっけん:土塁や堤防の築造)
を行うことを、

宇津野の「江刺五郎右衛門」「久慈弥太夫」
門前寺の「石井与五郎」「高田七郎助」
雫石の「笠間弥右衛門」「広瀬助右衛門」
中津川の「三ヶ尻甚右衛門」「材津千右衛門」

に申し付ける。

下橋を修理中

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