氷河期世代の就活、どうだった?
氷河期世代の就活の思い出。
その1:就活では200社以上エントリーしてくださいと言われた。
「特に女子学生は200〜300を目安にエントリーしてください!!」と就活課の先生が顔を真っ赤にして叫んでいた(様に見えた)のを覚えている。それって・・・・今それ言うと色々問題な気もする笑。
私は何社エントリーしたかな。ほとんど覚えていないが30〜40社くらいだったと思う。内定は2社頂いた。今思えばどちらも超絶ブラック企業だったわ。そのうち一社に入社して三ヶ月で辞めたなぁ。
その2:「派遣」という働き方が新鮮だった
「派遣」って言葉が広がりつつあり、なんだろうと思って調べてみたら「正社員はノルマや残業ばかりで大変だけど、派遣なら好きな時に働けて残業もなし!定時に帰ってその後はジムに行ったり習い事したり自分磨きできる!」みたいなチラシをもらった記憶がある。今で言う「まだ正社員で働いてるの?」的なニュアンスがあったと記憶している。
キツくて辛い正社員、キラキラして自分の思う生き方が送れる派遣っていうイメージをものすごく植え付けられた私は、2021年の現在でもその認識が少し残っていて派遣に対してネガティブな記事などを見かけると少し悲しくなる。
その3:大学行きながら簿記の学校に通い、就活の時期にはハローワークに行った。
大学と簿記の学校同時進行で通っていました。世間では当時「資格を取るのが最強」みたいな雰囲気があったんですよ。。。今では大学と当時通っていた簿記の学校が提携してカリキュラム作っているみたいで羨ましいわ。取得した資格は簿記3級と2級。実際就活の時には資格を取っていることよりも、Wスクールしていた事の方が人事に驚かれ印象に残ったように思う。今となれば税理士事務所でバイトするとか英語のボランティアやるとか経験値を増やす行動をすればよかったのにと思うが、当時は一生懸命考えて行動し、これが良い選択だと信じ込んでいたなぁ。「資格を取ること」がゴールになってしまい「取得後どうしたい?」が全く無かった!
就活の時に自分だけでは難しいと判断してハローワークに行ったんだ。
そしたら「ここは転職をする方のための場であり、新卒対応はしていません」と断られてしまった。厳しく言われたのではなく、相手も「え?新卒?なんでここに来るの?」って言う雰囲気で私は「ここは違うな」と感じすごすご帰宅したのを覚えている。
氷河期世代の私はこんな感じの就活でした。色々あったけど、今こうして元気に生きてるよ!
みんなはどんな就活をしていたのかなぁ。