いろんな関わり方が認められる場所
大学の学園祭休みを使って、6日間ほど帰省しています。
(今の私の優先順位は、学祭<<<帰省。笑)
忙しさで目が回りそうな大阪での生活をちょこっと抜け出して、ほっと一息つける場所。
自分の今の立ち位置を客観的に見つめ直すことができる場所。
今の島根は、私にとってそんな場所です。
11月3日は、以前のインターン先である地域・教育魅力化プラットフォームが主催するイベントに参加してきました。
11月2日〜3日の2日間かけて行われた、全国地域教育魅力化フェスタ2019。私は2日目のシンポジウムだけ参加しました。
高校魅力化の牽引者である岩本悠さんによるファシリテートのもと、内閣府や総務省の方による「国や中央官庁における地域教育・魅力化の位置づけ、これからの方向性」について講演が行われました。
魅力化の活動について、島根の外からの視点で講演を聞けたことが収穫でした。この夏は島根の内側から魅力化の活動を知ることができたので、今後は内と外の両方の視点を行き来できたらと思っています。
(そうだ、今気がついたけれど今回はですます調ですね(笑)。そんな気分なのでそのままいきます。)
魅力化って何?という方はこちらを参考にしてください。
あとは、久しぶりに悠さんが大勢の前で話す姿を見られたことも、参加してよかったことの一つ。
「久しぶりに」というのは、実は私が高校生のときに悠さんが来校して講演をされたことがあって。「この人の講演はなんかめっちゃ面白いぞ…!」と、強烈に印象に残ったことをよく覚えています。
・・・と、ここまで書いたけれど、今回2日目だけ参加した最大の理由は、「今の私には2日間フルで参加するエネルギーが足りない」ってことでした。
エネルギーがないというより、キャパがいっぱいいっぱいで。
今日も何人かから「昨日も来たらよかったのに〜」「昨日めっちゃおもしろかったよ」と声をかけてもらったのですが、本当の理由はこれでした。
1日目のプログラムは、全国のコーディネーターサミット。実践者による意見交換やポスターセッション、ワークショップ、分科会など。
2日目は講演がメイン。
今の私には、整理された情報を聞いて、自分に落とし込むことが精いっぱいでした。だから2日目の講演会形式がちょうどよかった。
講演会といっても、ただ聞いておしまい、ではないのが島根スタイル。合間に周囲の参加者と感想を共有したり、問いを出し合ってみたり。
他の参加者の方とも交流しながら、講演会を聞くことができました。
そして何より嬉しかったのは、会場でいろいろな人から声をかけてもらったこと。
「ひなちゃんおかえり!」「え!帰ってきてたの!?」「元気でやってるー?」と、ひとつひとつの言葉から元気をもらったような気がします。
ここは、私が帰ってくる場所になったんだとあらためて実感した瞬間でもありました。
大阪で新しい長期インターンに挑戦して、就活のことも考え始めて、関西で島根のイベントを立ち上げて…。
やりたいことが思う存分できている反面、少し息をつく間が欲しかった。物理的に大阪と距離を置いて、島根で時間を過ごすことの意味はそこにあるような気がします。
学生だからという甘えもある気がするけれど、それでもいろいろな関わりしろを認めてもらえる。
「おかえり」と歓迎してもらえる場所がある。
そんな肯定感が、私が島根と関わりを持ち続ける根っこになっています。
今日話しかけてくれた皆さんひとりひとりに感謝を込めて。
これからも、よろしくお願いします。
あー、島根大好き!!