何年か後、日本を離れるあなたへ
(これは2年近く前に書いたものです。鮮度のない記事でスミマセン)
スウェーデンに住み始めて1年が経ったらしい。
楽しかったことも、
悔しかったことも、
悲しかったことも、
嬉しかったことも、
ごちゃ混ぜになって押し寄せてくる1年だった。
3年半もスウェーデンにいるの?!長いねえ!!
とよく言われるけど、それでもいつか終わりが来る。
今のところ日本での就職を考えているから、
学位を取得して2023年の夏には日本に帰っているはず。
ここでの日々はもうすっかり”日常”と化してしまったけれど、
これはいつか、絶対に”非日常”になる。
これはなににでも言えることで、
海外の大学で学ぶこと以外でも、
友達との思い出、
窓から見える寒い冬の雪景色、
テスト、
テスト、
テスト、
全ていつか終わりが来る。
これは海外での生活が始まる前にも言えること。
これから留学が始まる予定の人へ。
私は、今の、この世界の状況を全く想定せず
とりあえず夏まで半年頑張って来るかぁ!!!
くらいの軽い気持ちで、夜行バスに乗る感覚で飛行機に乗ってしまった。
スーツケースの中身もテキトー
渡航前の時間の使い方も、わたわたしていて今思えばテキトーだった。
でもそれが今では、パンデミックの影響で一時帰国のめどが全く立っていない状況。
どんなに策を考えても、国をまたいでしまうことは今はできない。(スウェーデンに再入国ができない都合上)
だからとても後悔している。
生き急いでいる感が常にあることは長所でもあるとは思うけど、
あの渡航前の時間や渡航の準備はもっとちゃんとするべきだった。
家族との時間や、留学前の作戦を考える時間、日本食を死ぬほど食べておくこと。
もっともっとしておけばよかった。
こんなに帰れなくなる世界になるとは思わなかったから。
これから留学に行く人は
これでもかってくらい、残された時間を大切にしてほしい。
空港から飛び立つ日は、割とすぐにやってきてしまうので。
写真は、凍っているところとそうじゃないところがハーフ&ハーフの湖です。4月になると凍った湖は氷が薄くなるので歩くのは危険です。
でも4月になっても雪は降りますし、スキーも楽しめます。
夏にはここで泳いだりBBQしたりフリスビーしたり天サロ気分で寝そべって読書したりした。
後日談
一時帰国、できたんです!!!2021年冬!
2週間の隔離はあったけど、PCRにお金を吸い取られたけれど、
それでも日本に帰れて、
家族に会って、友達に会って、
大好きな日本食を死ぬほど食べることができました。
当時はオ〇〇ロン株というものが年末年始に東京を中心に大流行して、残念ながら東京周辺に行くのはできませんでした。
PCRで陽性が出てしまうとスウェーデンに戻れなかったし、その後のチェコ留学も控えていたので、確実に陰性証明が必要だった。
なんとクレイジーな世界。
後日談の後日談
無事にスウェーデンに再入国ができて、
チェコに渡航もできて、とっても充実したチェコ留学を経験することができました。
後日談の後日談の後日談
チェコからスウェーデンに戻ってきて、テスト期間を乗り越えて三ヶ月間の夏休み中です。
初めて住むスコーネ地方(スウェーデン南部)からはダーラナとは違うバイブスを感じるし、逆にスウェーデン全体で変わらないこともあるなと思ったり、そんなことをつらつら考えて息してます。
いつかまぼろしに変わる日常を今日も大事にしていきたいです!
またね!
😝