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アイテム別に見るスウェーデン「お金」

この記事は、


・スウェーデンのお札に載っている偉人たちについて調べてみた結果

・スウェーデンのキャッシュレス事情


この二つについて書いている。



スウェーデンのお札を初めて見たとき思ったこと

私が初めてスウェーデンのお札とご対面したのは、2019年4月。

アポなしで複数のスウェーデンの大学に飛び込みに行ったあのとき。


初一人海外旅行、初ヨーロッパ進出を果たしたときである。



スウェーデンが世界一キャシュレスが進んでいる、現金お断りの店が多い国とは知らず、成田空港で両替のところでスウェーデンクローナをゲットした私は驚いた。


お札に書かれている人に女性もいる!!


元々「スウェーデンは男女平等」というイメージを抱いていたというのもあってか、離陸する前からスウェーデンを垣間見れた気がして感動したのを今でも覚えている。



スウェーデンの絶滅危惧種、現金のお札


これに描かれた人物やデザインに着目して、スウェーデンを知っていこう。



スウェーデンのお札に載る偉人たちのプロフィール

調べたところ、現在使われているデザインのお札は2016年ごろに導入されたものらしい。


勝手ながら、私の手元にあるお札、

500、 200、 50、 20クローナ4種類のみについてこの記事は書いている。


ちなみに、お札は他にも1000krと100krがある。


500クローナに描かれた人物

赤色のお札の表に描かれているのは、Birgit Nillsonという女性のオペラ歌手。


(41分あたりから見始めると会話も演奏も両方すぐに見れます。)


彼女はユーモアで発言にパンチの効いた方だと多くのサイトに書いていた。


実際、彼女の話ぶりを動画で見てみると、

会場下見のときやサイン会で、皮肉っぽい痛快な言葉で場を和ませていた。





まだうまく言葉にはできないのだが、スウェーデンにはアメリカや日本にはない

独特な機知に富んだユーモアの風潮があるような気がする。



クスッと笑ってしまうような、シュールな笑いがスウェーデン人に好まれているのかもしれない。




200クローナに描かれた人物

こちらは500クローナより一回り小さめの緑色のお札。

Ingmar Bergmanという男性の映画監督だ。


彼自身、少なくとも5回結婚していたり、

脱税容疑で捕まったり(無実だったようだ)、

当時の愛人を映画の主役に抜擢したりと、


色々と忙しい人だ。



彼の映画を今度観てみようと思った。

彼のプライベートが垣間見れるような作品もあるらしい。


面白いに違いない。




50クローナに描かれた人物

オレンジ色の50クローナに描かれているのは、男性ミュージシャンのEvert Taubeさん。

彫刻家の奥さんとのストックホルムでの暮らしをとらえた動画があったので、興味のある方は調べてみてね。




20クローナに描かれた人物

紫色の20クローナに登場するのは、女性童話作家のAstrid Lindgrenさん。

有名な長くつ下のピッピの作者である。


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私自身、遠い昔に読んだことのある本の一冊だ。

型破りで逆境に負けないたくましいピッピの姿が印象的だ。




調べてみて、お札に出て来た人は文化人が多いということがわかった。

お札のデザインを変える度に、人物のテーマのようなものも変わっているのだろうか?


これからもっと調べてみたい。


スウェーデンのキャッシュレス事情

2019年に現金のみでのうのうとスウェーデンに上陸したとき、

そのキャッシュレス化の徹底ぶりに何度も心が折れた。


現金では、町のほぼ何も買えないのだ。


使えるのは、スーパーと、ケバブ屋とマックくらい。


それ以外のお店のレジはとても簡素で、カード差し込みマシーンしかない。


Bank IDというものがあれば、Swishというアプリの決済、送金サービスが使える。



私も近い将来キャッシュレスを通り越してカードレス人間になり、


外出にスマホしか持たない日も近いかもしれない。





ここまで読んでくださってありがとうございました!


またね〜





😝