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【23.5卒】スウェーデンの大学を卒業しました

このnoteを書き始めたのはスウェーデンに渡航したばかりの2020年1月。


小さなことで一喜一憂して、一つ一つのことを乗り越えるのに必死だった3年前。


初めての北欧の冬の厳しさにビビり、

初めての北欧の夏の美しさに虜になったあの頃。


渡航後すぐにパンデミックの影響で生活が一変した。

パソコンを開いて閉じるだけの毎日。
授業の度減っていくクラスメイト。
先生以外みんなカメラオフのZoom。
キャンセルされたたくさんのイベント。
届かない日本からの荷物。
異国でのワクチン摂取。
1週間のホテルでの隔離があった一時帰国。





思い描いていたような大学生活ではなかったかもしれない。


スウェーデンの大学生としての3年間を得た代わりに失った日本での3年間もあったかもしれない。



思うようにいかないことばかりでも、


それでも折れずに、グレずに、

それなりに自分らしく、そしてワクワクすることを自分で模索しながら、

たくさんの人のおかげでスウェーデンで経営学と観光学を学ぶ日本人であることを継続させて頂くことができ、

先日、卒業式の日を迎えることができました。





3年前の夏。


念願叶ってやっと迎えた大学の入学式はオンラインで視聴するタイプで、機械的で一方的な進み方にあまりにも興ざめした。途中で飽きて観るのをやめちゃった。なんか、悔しかった。


そういうスタートだった私の大学生活も、最後の最後で対面の卒業式に出て締めくくることができた。


オンラインでしか会ったことがなかった一部のクラスメイトと初めて対面で話すことができて、

日本人として袴を着て卒業式に出ることができて、

戦場とも道場とも思える学び舎を懐かしく眺めることができた。

そして着物の紫と緑とシルバーに合わせてやってもらったネイルもかわいい。




海外の大学を卒業して、日本で働きたいという自分の意思を貫くために、

私は私ができることだけ見続けて、精一杯走っていきたい。




😝