ベルギーに来たらそこらじゅうが人生の指南書だらけだった話
こんにちは!
先週から1週間ベルギーに来ていました〜
物価はめちゃくちゃ高いし、フランス語とオランダ語しかなくて英語も通じないことも多々あったけど、ベルギーに来て良かったなーと、心から思います。
私はベルギーに来て、こんなところに将来働きながら住みたいと強く思いました。その良さや理由は自分の中に留めておくとして、間違いなくこの1週間は、これから約3年間学生でいる私を奮い立たせました。
世の中結局金
ずっとこの言葉が嫌いでした。今目の前に広がっている世界は、金とそれが欲しい人、そして彼らそれぞれのテンプレの通り生まれて死んでいく人生しかないのかと思うと退屈でしかないと思っていたからです。
それから、節約をすることも嫌いでした。
カフェやレストランで一番安いものを探したり、スーパーで値引シールがついてるものを買ったり。学生の身分だったら、やらないといけないことですよね…わかってます。
でもこういう節約の仕方は私の場合心がすり減っていく感じがしてしまい続きません。お金の話はあまりしたくないし、マイナスに捉えがちなのは私だけではないと思います。でも今日はお金について書きます。私はその考え方を変えようと思ったんです。
どれくらい安い買い物ができるかではなく、
何にどれくらい使い、それによってどれくらい自分が幸せになれるかを考えることにしました。
例えば、旅費。
今回ベルギーに来たのは、おいしいものをたくさん食べて太るため、それから休憩するためでした。おいしいものを食べることは妥協したくなかったので、好きなものを選びました。でも航空券は、乗り換えありの時間がかかる、めちゃくちゃ安いものを選びました。航空会社が何であれ、飛行時間や乗り換え時間がどれくらいかかろうとも、私は不幸になったり幸せになったりしないからです。一言で言うなら、メリハリつけてお金を使おうと思いました。
私は高校一年の夏にオーストラリアに行ったのをきっかけに、英会話力が覚醒し、(のちにそれは勘違いだったと気付けましたが、話せるようになった大きなきっかけであることは間違いないです。) 悪質なプライドを捨てることに成功し、私の思考回路が日本や私が生まれ育った環境仕込みの固定観念で縛られていることに気づきました。自分が知らない国から学べることは数えきれません。だからこそ、私はもっといろんな国を訪れ、学びたいです。そのためにかかるコストは私への自己投資だと考えています。
生きていくためにお金は必要
この言葉を今までは、最低限の生活をするためにはやりたくないこともやらないといけない!
こんな感じで解釈していました。
でも、これ
生きてると実感できるものやそれを見つけるためにお金は必要
こう考えた方が楽しくないですか?
めちゃくちゃ某誰かさんの自己啓発本みたいなことを書いてしまっていますが、自分なりに消化できた結果をアウトプットさせてください。続けます。笑
憲法や社会保障で守られている限り、身寄りが無く、全く働かなかったとしても生存はしていけます。
だとしたら、自分に与えられた環境や選んできたもので、いかに自分が生きてるー!!!ってぞくぞくするほど感じられるか、そのためにどんなふうに時間とお金を使うのかを考えるべきです。
(自分の好きなことに時間とお金を使いまくるとどんな良いことがあるかについては、割愛します。本屋の自己啓発本コーナーで無作為に5冊取り、読んでみたら3冊くらいにはそれが必ず書いてあると思うからです)
三年も留学するなんて、お金持ちだね。ってよく言われます。留学ができているのは、他でもない両親のおかげです。これまで、やってみたい習い事や通信教育は何でもやらせてくれたし、私が欲しいとねだったものは高額なら早めの誕生日プレゼントとして買ってくれたりして、高いからダメとか、節約しろとかって言われたことはありませんでした。
私が生まれてから、十数回の誕生日とクリスマスを祝ってくれて、毎日ご飯を作ってくれて、数え切れないほどの服や靴を買ってくれて、体調を崩したときに病院に連れて行ってくれて、歯の矯正を最後までさせてくれたのは私の父と母です。
大学卒業までの学費を出すと言ってくれた父には、とても感謝しています。一年以上かけて金額的にも中身的にも無理のない大学を見つけたけれど、それでも決して安くはない額です。姉に比べたらコスパ悪すぎで勝手に上京したり、スウェーデンに飛んで行ったり移動距離が半端ない妹だとちゃんと自覚してます。
だけど、どうか見ていてください。
その分たくさん幸せになるヒントをあちこちで探してきます。この経験を生かして〜というフレーズはあまりにも陳腐すぎるので、言い方を変えます。
ここでめちゃくちゃ生きてる!!!って思えるものを見つけてきます!
2月になりましたね。緯度の高い国では、日が暮れない夏が来るのが楽しみでなりません。
朝が来ても暗い、なんなら一日中暗いここで、私なりの光を照らして生きていきます。電池が切れそうになったら、また旅に出ようかな!
次回もお楽しみにー🍻
😝