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デンマークで見たスウェーデンとの違い

ちょっとnoteの更新をさぼっていました。お久しぶりです。



数日前、仕事でデンマークに行く機会があって、ついでに観光もしてきました。


ざっくりと感想を言うと、わたしはストックホルムよりもコペンハーゲンの方が断然好き!

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行く前は同じ北欧の国だし、対して変わらないだろうと思ってた。

下調べをする時間がないまま行って帰ってきた。予備知識ゼロで新しい国に行くのも結構リスキーだけど楽しかった。


スウェーデンからデンマークへ

わたしの住む街からコペンハーゲンまで電車で8時間。いやあ、実に長い。

移動で一日がつぶれるしめっちゃ疲れるので次回は飛行機使いたい。


でも電波が使えない空間で読書したり考え事したりするのも悪くない。
流石に8時間は多すぎるけど。


私が見つけたスウェーデンとデンマークの違い

全体的に、スウェーデンとデンマークは似ているけど、

明らかに違う国だということを肌で感じてきた。



まず、言語。

公用語はそれぞれあるけど、私が感じたのはコペンハーゲンはより国際的だという印象。


英語が通じるだけではなく、実際に英語で話しているのが街中でしょっちゅう聞こえてくる。

中国や日本の人も多いみたい。



それから、お金。

スウェーデンと同じようにキャッシュレスで現金お断りの国が多いと思いきや、そうではなかった。


コペンハーゲンでは現金かmobile payしか使えないレストランやカフェもあり、、、

私が行きたいタイプの現地らしさがあるローカルなお店は大抵このケースで、泣く泣くお店を出るはめに。ざんねん。

下調べって大事だね。

ちなみに私はスウェーデン留学に踏み切る一年前、一人で弾丸スウェーデン一人旅をしたとき、現金だけで渡航して何も買えなくて死にかけたことがある。



それから、人。


コペンハーゲンの人はみんなフレンドリー!建前のフレンドリーさをも感じるスウェーデンに比べて、なんというか、誰とでも仲良くして当たり前じゃん?という雰囲気があって居心地がよかった。

そう感じたエピソードが二つある。


一つは商談がてら行ったパーティでのこと。そこでは自然と友達ができたし、しかもその人はその会場に飛び入り参加した全く関係がない人らしい笑

「なんか楽しそうだから入ってみた〜〜!私もお酒飲みた〜〜い!一杯もらえる〜〜?」

私もこのレベルまでフランクな人間になりたい。


もう一つはカフェに行ったときのこと。

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この犬のキャラクター、可愛すぎる。

ここのカフェの店主がどうやら本当にこの犬を飼っているみたいで、


小さい子ども連れのお客さんに犬を怖がらないか確認をとった後、その小さい子と犬を遊ばせてた。

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なんともほっこりする時間。

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それから、コペンハーゲンの人は自転車をこよなく愛す。


電車には自転車専用車両があるくらい。

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みんな腕のサインで正しく自転車に乗っていたけど、あのスピードと交通量で自転車に乗るのはやっぱり危なそうだなあ、と見ていてちょっと怖かった。




ここからは観光したときのやつを書きます。

コペンハーゲン博物館

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最終日時間が少し余ったのでコペンハーゲン博物館へ。
これが意外と良かった。


建物の構造は結構分かりにくくて、旧石器時代のブースから見始めることはできたけど、そのあとはもう歴史の順番ぐちゃぐちゃ。

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でも私なりに理解したのは、


コーヒーハウスでの読書会や、情報交換がメジャーな娯楽だった時代がここにもあること。(世界史で習ったイギリスとかトルコにあったやつ。懐かしい。)


現代の街が出来上がるまでに対立や反対運動があったこと。再編成を重ねながら、防御のための街から現代人に愛される街へ進化して行ったこともわかった。

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資料や写真、絵画から歴史を遡って当時の暮らしを思い浮かべるのももちろん楽しいけど、映像で見るのも楽しかった。

コペンハーゲンの当時と今の映像が交互に出てくる、素敵な15分くらいの短編映画のようなものがみれた。

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ヒューマンライブラリー

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何かを学ぶとき、一番記憶に残る勉強方法って、人から聞くことだと思う。
読んだり、書き取ったりしたものはどうしても次の日には忘れてしまう。


人から聞くことって下手したら一生忘れないなと思った出来事。

コペンハーゲンのとある場所であったhuman libraryというイベント。


本をめくって知識を蓄えるように、特定のテーマを話してくれる人の話を聞くというもの。


私はもっと楽しい感じ、というか、その人となりをこちらが質問してどんな人かなと模索していく感じのものを予想していたけど、全然違かった。

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書いてある通り、センシティブな話題が多め。

お話を聞かせてもらって、Face-blindedというものを知った。
新しく出会う人を服装や仕草からは認識できるけど、顔自体を認識できないため次回違う服で会ってもその人だと認識できないということらしい。


たった一度のことでも、された側の人生を狂わす出来事ってやっぱりあるし、

そういう苦しい思いをしながら見かけだけは ”普段の生活” を送っている人がいるんだってことを忘れないでいたい。

辛い経験なのに聞かせてくれたことに感謝したいし、絶対忘れない。


背筋がピンとなる経験だった。

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デンマークの無印良品で売っていたもの

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念願の無印!

大きめのデパートの最上階の大部分が無印で、近くには解放的なレストランもあった。

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日本の無印とあって、日本のお酒とかラーメンも売ってた。

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日本では見かけない、カラフルで可愛いキャンドルも!

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自分へのご褒美に一つ買いました。

次のやつはちょっと閲覧注意。

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虫が入ってるチョコ!!!

虫を食べる時代がもうすぐそこまできているみたい.....


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マルシェみたいな、他のお店の出店もあって楽しかった。

素敵なアーティストの絵とか、

こだわりの調味料、コーヒーなど。


こういう色々なお店が入り混じった空間大好き。


デンマークでやり残したこと

一人で留学して、一人映画も一人旅もなんの抵抗もなくできる。

でも、一人で遊園地には行けない。


コペンハーゲンにはチボリっていう、世界最古の遊園地がある。


あのウォルトディズニーがディズニーランドを作る前にインスピレーションを受けたらしい。


ここには友達を行く約束をしているので、

また近いうちにデンマークにはまた行くはず。




こんな感じで!



またね!!!





😝