肌タイプ④混合肌
こんにちは、AquaAgeの狩野です。
今回は4つに分類された肌タイプの混合肌(コンビネーションスキン)について、特徴やスキンケア方法などをお話します。
(【肌タイプとは何?】も併せてお読みください。)
混合肌の特徴
肌の機能として部分的に水分が少なく、部分的に油分が多い肌のことを混合肌(コンビネーションスキン)といいます。
この部分的というのは、目元や口元、頬は水分が少なく乾燥していて、Tゾーンと呼ばれる額、鼻、顎は油分が多いので脂っぽいという複雑な状態の肌のことをいいます。
肌の見た目としては、Tゾーンはテカテカとしているのに、目元、口元、頬はパサパサと粉がふいているいうことが特徴です。
触り心地はTゾーンはベタつき、目元、口元、頬はカサカサしているという特徴もあります。
混合肌の原因
混合肌とはバリア機能が弱ることで、肌が乾燥し、これ以上肌を乾燥させないようにと自ら皮脂を過剰に出してしまうということで、乾燥している部分と皮脂が多い部分がある複雑な肌状態です。
どのようなことが混合肌の原因になるのでしょう。
・オイルクレンジングや拭き取りクレンジングなどの洗浄力が高いクレンジングを頻繁に使う。
・適切な洗顔をしていない。
(洗顔フォームを使用していない、洗顔回数が多過ぎる、ゴシゴシ洗っている、洗い流しの水温が熱かったり冷た過ぎたりしている、タオルでゴシゴシ拭き取っている。など)
・スキンケアの使用量が少ない。
(メーカーが推奨している量を使用していない、顔全体にすみずみまでスキンケアが付けられていない)
・日焼け止めを使用していない。
・寝不足が続いている。
・お酒の飲み過ぎ。
・不摂生が続いている。
・空気の乾燥。
(外気やエアコン、暖房がきいている空間に長時間いる)
・季節の変わり目。
・ホルモンバランスの乱れ。
・過度なストレス。
基本的には乾燥肌の原因と似ています。
混合肌は誤ったスキンケアの方法以外にも、体調や生活習慣や季節も原因になります。
混合肌が引き起こす肌トラブル
肌の乾燥から部分的に皮脂が過剰に出てしまうことで混合肌になってしまうので、常に肌が不安定な状態です。
乾燥している部分はかゆみが出たり、皮脂が多く出ている部分は毛穴が詰まりやすくなることで、ニキビ(吹き出物)ができる原因にもなります。
乾燥肌や脂性肌同様、スキンケアと生活習慣を見直す必要があります。
混合肌のスキンケア
乾燥している部分と皮脂が多い部分を持ち合わせたアンバランスな肌状態なので、基本的には気になる方(乾燥か、脂っぽさか)に合わせてスキンケアをしましょう。
たとえば、どちらかと言えば乾燥が気になる場合は、保湿と保護の成分が配合されているスキンケアを全体的に行い、脂っぽさが気になる部分には皮脂抑制成分が配合されたサッパリとしたスキンケアをプラスする。
(脂っぽさが気になる場合は、上記と逆のケアを行う。)
そのほかには
・丁寧に泡立てたキメの細かな泡で優しく肌の上に泡をころがすようにのせて、体温よりも少し低い温度(32~36℃)で優しく洗い流し、優しくタオルで拭く。
・朝はスキンケアの最後に紫外線から肌を守るために日焼け止めをムラなくつける。
・ストレスを上手に発散する。
・質の良い睡眠をとる。
・バランスの良い食事をする。
(ビタミンB2、B6、C)
まとめ
・部分的に水分が少なく、部分的に油分が多いのが混合肌(コンビネーションスキン)
・アンバランスな肌状態なので、乾燥or皮脂どちらか気になる方に合わせて全体的にスキンケアをして、そのあとに部分的なスキンケアをプラスする。
・食生活、生活習慣を見直すことも大切。
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