日名川流譜面制作の掟

私はグレーというかなんというか2次創作音ゲーのダンカグライクで譜面制作をしていますが、その時に考えていることやこれだけは守っている点をメモ代わりに書いてみました。どこかで日記は思考の保存であるって書いてあったし。
※この記事には配置学的な要素はないです。配置学をしたいなら別の人の記事や、色んな譜面に触れておくのが大事です。


レギュレーションってそんな簡単に破っていいものなんですか?

急になに?って思ったことでしょう。実際「俺はレギュレーションになんて囚われないで自由に書いてやるぜ!ヒャッハー!!!」っていう人にはこの項目は向いてません。どうぞご自由に譜面を書いてください。
ここで話すのはレギュレーションの存在意義です。
レギュレーションって何のために存在すると思いますか?人それぞれ答えは違うと思いますが、私はそのゲームにおいて最もプレーしやすいようにするためのルールだと思っています。事実、レギュレーションによって譜面制作が制限される面もあります。ただレギュレーションを守ってる譜面、守ってない譜面をやってみると大きな差が生まれます。
例えばスマホ音ゲーにおいて二本指までというレギュレーションの場合、そのレギュレーションの存在理由は親指でプレイしている際に3点同時押しがある場合端末を持つための指を一本スマホの画面側に持って来なければならず、自分が慣れてないプレイスタイルを強要する場合があります。そうなると多少は不満が出てきます。せっかく、仕事などで精神を消耗させてようやくの休みで精神を回復しようとしている時にも不満を出させてまた消耗させるのは、娯楽という観点から見て逆の行動では無いでしょうか?音ゲーは楽しむべきものであって、そこで楽しむことを妨害するようなことは最もやってはいけないことだと思います。
レギュレーションを破ることはプレイヤーの楽しさの最低保証をなくすことだと思ってます。
もちろん、レギュレーションを破っていても楽しい譜面はあります。
しかしレギュレーションを守っていない譜面は守っている譜面に比べてプレイヤーからつける楽しさの最低点が低くなりやすいと私は思います。
体感守っている譜面は最低でも100点満点中20点だとしてレギュレーションを破っている譜面の最低点は100点満点中5点くらいだと感じてます。

音をちゃんと聞けていますか?取捨選択できていますか?

音ゲーって音楽に合わせて体の一部なり全体を動かす原始的な楽しさのゲームだと思ってます。ダンスとかと基本は同じですね。これは『桜井政博のゲームを作るには』でも同じようなことが述べられていました
https://youtu.be/OALp2UAe6V4?si=mp619ngLOi9Gtk3U
なので音と全く合っていないと、音ゲーの楽しさとしての根本がダメということになるので全く楽しくはなくなります。
かと言って曲というものは、多くの楽器がそれぞれに演奏してできています。それに合わせて全部の楽器の音を拾おうとすると楽しくもなくなりますし、ものすごく難しくなります。そこで取捨選択を行うわけですが、これが難しい。そこでオススメなのは主旋律や主張が激しい音を取ること。初心者の方ならボーカルがある曲を選んで、ボーカルが歌っているところにノーツを置く。これで良いのです。
ボーカルなしであればドラムが激しければドラムの音取り、シンセや他の音が主張しているならその音を取れば良いのです。
あくまで音ゲーは演奏しているわけではない(一部の音ゲーを除く)ので、「演奏していますよ」感があれば良いのです。
ある程度慣れてきたら2つの音を取ってみて混フレにしてみるのもありでしょう。

君はその曲にノレているか?

音楽ライブに行って楽しいのはリズムにノルことだと思うのですが、音ゲーの楽しさもからの一部です。譜面作っている本人がその曲にノレていないのならその譜面はノレていない譜面で、譜面としての完成度は高かろうが楽しくない譜面と評価されてしまうことでしょう。逆に譜面としての完成度は低かろうと譜面がノレていたらある程度は楽しいと感じるはずです。
急に哲学的な話になりますが、神譜面・良譜面の定義ってなんなのでしょうか。自分はリズムにノレる楽しい譜面だと思っています。人間はリズムにノルことでドーパミンを発する生物、そのドーパミンが沢山出るような譜面が一際「楽しい」と思えるのではないでしょうか?
リズムにノレていることが重要だということを述べてきたわけですが、リズムにノルためにはどうするのか。それは簡単なことで何度も聞く。そして何度も体動かしリズムを取るのです。
意外と軽視されがちかもしれませんが、音ゲーの楽しさの根本的なことです。その譜面が楽しいものであるためには、譜面を作っている本人が楽しくリズムにノレていないといけないのです。

まとめ。

こういう時のまとめって何書けば良いか分からんのよね〜的な感じは置いといて、どうでしたかね?
なんか説教くさいとか理論立ててうざい気がするけどあくまで一個人の意見として参考にしていただいて。普段こんなふうに考えるんだ〜程度で頭の隅にでも良いので譜面制作の時に思い出して、それが今後の譜面制作に良い影響がもたらしてくれたのなら幸いです。

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