【リゾバ体験談】1ヶ月のリゾバで彼女作ってきた!【千恋*万花 感想】
皆さんこんにちは。観音寺かのん(hinakano)です。
いやあ。
4月ですねぇ。
桜の季節ですねぇ。
桜が萌ゆる季節ですねぇ。
「さくら、もゆ。」の季節ですねぇ!?(唐突な宣伝)
さて、私のXをくまなく見ていた物好きさんはお察しのことかと思いますが、当方3月いっぱいリゾートバイト(以下リゾバ)に出ておりまして。
某ホテルでバイキングスタッフとルーム清掃の業務に携わっておりました。
この記事はその体験談となります。
ちょっと前に「リゾバで確実に彼女を作る方法」と題したクソ記事を書いてしまったので、その補完の意味合いも兼ね備えていますね。
なんかタイトルに全然リゾバと関係なさそうな文字列が紛れ込んでいますが、まあ多分誤差ですよ誤差。
そんな訳で今回は、私のリゾバ体験記をつらつらと垂れ流していきたいと思います。
リゾバに出たきっかけは?
私、観音寺は学年的には4月で大学4年生。
本当なら就活に精を出していないといけない、というか出していないとおかしい時期です。
ところが、あろうことか私は志望業界が通年募集であることに甘えてこんな時期に1ヶ月のリゾートバイトへ出たのです。
その志望業界については敢えて黙っておきますが、やっていることのイメージを例えるなら「野球のド素人が『今からプロ野球選手なるわ』って言って大学4年で草野球チームに加入した」という感じですかね。
まあ余りにも無謀というか、だったら多少はその業界に行けるような努力をしろよ!ってのは正論なのですが。いくら通年募集とはいえね……
ただ学校側も就活をまともにさせる気がないみたいなので、ほなら私も好きにさせてもらいますかと思いまして。こんな暴挙に出てしまったわけです。別に研究から逃げた訳じゃないですよ?
(これについてはまた別の機会で詳しくお話できれば。私ははっきり言って学校にブチギレています)
それはさておき。
バイトするからには金が欲しいというのが参加した大きな理由でございまして。
まあとにかく金が欲しかった。でその用途なのですが
・ノートパソコンの購入代金
・メアたん2024参戦のための軍事金
これを稼がなくちゃいけなかったんです。
まずノートパソコンについて。これは4年前に購入したばかりなのですが、液晶が破損してまともに画面が見えなくなっている状態になっていました。
それだけならまだ修理すればよくね?となるのですが、他にも
・一部のキートップが外れたままはまらなくなりパンタグラフが剝き出し
・メモリが摩耗しまくりWordで文書作るだけでも動作がカックカク
・重めのアプリを1つ起動するだけでブルースクリーンが出てくる
という有様でして。まあ満身創痍という言葉がよく似合う状態ですね。
そんな訳で新しいPCを購入する必要があったわけです。
予算は6万円だったのですが、結局それを7千円ほどオーバーした製品を購入。
2つ目の「メアたん2024」というのは「星空のメモリア メアのおたんじょうび会 2024」のことで、𝑴𝒚 𝒇𝒂𝒗𝒐𝒓𝒊𝒕𝒆 𝑯𝒆𝒏𝒕𝒂𝒊 𝒈𝒂𝒎𝒆 𝒃𝒓𝒂𝒏𝒅である𝑭𝑨𝑽𝑶𝑹𝑰𝑻𝑬様のゲーム「星空のメモリア」のイベントです。
前々から気にはなっていたのですが、仮にも優等生を演じていた身としては学校をサボる勇気はなく。
それゆえまとまった休みが取れず、ずっと行けずじまいだったんですよね。
で、専攻科2年になった今年。鬱陶しかった授業地獄にレポート地獄からようやく解放されまして、研究だけやれば修了できる状態に持っていけたので満を持して参加しようと思い立ったわけです。
幸いにも所属している研究室もホワイトで研究やれやれの雰囲気じゃありませんし。学会への参加は勝手に決められましたけどね。しかも「予算が下りたから」という理由で。優先するのは学生より金なんか?
学位授与機構のもろもろとバッティングしそうな気もしますが、それはもう知りません。別に学位が無くても死ぬわけじゃなし。デメリットらしいデメリットと言えば大企業に行けなくなるくらいなもんでしょう。
なんなら第一志望と第二志望、どっちの業界も大企業じゃないどころか学歴不問ですしね。最悪退学すればいい話なので。
まあそれ以前に、高専の専攻科とかいう地獄に来た時点でどんな学位を得ようがエリート街道は閉ざされたも同然な訳ですし(上位の国立高専の専攻科か、あるいは良い大学院に行って研究で大きな成果を残した場合は別なのでしょうが……)
まあ学校の悪口はこんなところにして。
メアたんについては開催地が小樽ということもあり、東京住みの観音寺にとっては行くだけでも大変な金額がかかるものでございまして。どうにかして自力で資金を捻出したいと考え、金稼ぎしたいなぁとなったわけです。
一応貯金はあったのですが、バイト経験がほとんどない私には自力で稼いだお金も当然ほとんどありませんでした。
というのも、学校がクソすぎてバイトをする気になれなかったんですよね。バイトしなくても生活できる環境に甘えていただけ、と言われればそれまでなんですけれども。
授業がなくなってようやくバイトをする気にはなれたのですが、今年度いっぱいで辞めるのが確定していたことが悪かったのか面接で2連敗。
所謂"普通"のバイトというのはこの時期からだと厳しいのでしょう。
単発・短期の派遣系統のバイトなら通ったのでしょうが、ずっとインドアだったので派遣にありがちな体育会系のノリに全く慣れていないうえ、力仕事ができるような筋力も全くないのであまりそういう気にもなれず。
そこで私は考えました。
アダルト系以外の数少ない趣味である「国内旅行」を活かせばいいじゃん、と。
そう。私観音寺は大の地理ヲタ(主となるのは鉄道・高速道路)であり、温泉大好き名産品大好き旅行大好き人間なのです。ただし国内限定。
そこで選択肢として急浮上したのがリゾートバイトでした。温泉に毎日入れる場所が多いですし(実際派遣先は毎日入れました)、軽い旅行感覚で非日常を体験できると思ったのです。
そのうえ今回の派遣先は3食無料(休日も!)でしたし寮費光熱費どっちも無料でしたし、とにかく金を貯めるにはもってこいの環境でした。
もうこれは応募するしかない!と思い、気が付いたらノリだけで応募していました。
3月の宿泊業界は春休みもあるので繁忙期も繁忙期。当然人手が欲しいところですし、短期ということもあり就活とか関係なしにあっさりと採用決定。
そんなこんなでリゾバへ行くことになりましたとさ。
……えぇ、就活の年度にこんなカスムーブしてるの私くらいしかいないですよね。社会を舐めているにも程があります。
実際行ってみてどうだったのか
それで実際リゾートバイトやってみてどうだったのかと言いますと、ま~滅茶苦茶キツかったです。ええ。キツかったです。
とはいっても最初だけ。
元はといえば私がどんくさいのがいけないのですが、初日は社員さんにも先輩バイターさんにもめっちゃどやされました。
初日でなんもわからん人間にそこまで言うか?とは思いましたけど、正直かなり精神的にダメージを負いまして。
「なんでこんなところに来てしまったのだろう」「ノリだけで来るような場所じゃなかった」「帰りたい」と強く思いました。
(しかし色々言われたのはどういう訳か初日限りでした)
それから孤独感も物凄く感じまして、それもまたしんどかったですね。
私は高専に居るくらいですから当然コミュ障でして。自分から誰かに話しかけに行くようなタイプじゃないんですよね。そのためバイト仲間の方々となかなか仲良くなれず。
まあ流石の私でもある程度期間が経った頃にはそこそこ打ち解けられはしました。ただ私結構心に壁を作るタイプで(元々人間不信なので)、真に心を開くことが滅多にないんですよね。
ですから本当の意味では打ち解けられなかったのかな……とも思っています。
「リゾバは一緒にいる時間が長いので人間関係が親密になる」とは言いますが、それはある程度コミュ力がある前提での話。
コミュ障にはしんどいぞ!
といっても、案外なんとかなるもんですが。ただし「なんとかなる」以上の関係性に発展させるのは難しいところがあります。
ただ仕事自体は慣れれば簡単な作業ばかりで、これで月収18万ももらえてしかも3食タダで食わせてもらえるのか?好待遇過ぎでは?
と最終的にはなっていましたけどね。それでもやはり最初がしんどい。
あと清掃は体力すり減らしますね。
運動も何もやっていないくせして食ってばかりいるだらけた生活をしている所為で「動けないデブ」と化している私にも原因はありますが、とにかく体を動かすのがしんどい。
力仕事はそんなに舞い込んでこないのですが、じわりじわりと削られていく感じです。
そんな清掃すら、時間だけが無限に吸われ担当教員から圧力をかけられる上に金が貰えるどころか取られる研究とかいうクソと比べれば楽勝を通り越して天国だと帰ってきてから気が付くわけです。
ただ地味にしんどかったのが太鼓の達人が全然できなかったこと。
一応近場に1台あったんですよ。200円3曲設定の台が。まあそれはまだ良いのですが、それでいてまともに面(ドン)が反応しない。控えめに言ってゴミでしたねあれは。どこぞの2010年KOTYe大賞をやっていたとき以上にイライラしました。
せめてレート悪いかメンテ悪いかどっちかにしてくれよ~~。
リゾバの恋愛事情
さてそんなコミュ障の私ですが、「リゾバって出会いが多いって聞くし(参考リンク)、私にもワンチャン彼女作るチャンスないかな~」と密かに考えていました。「真!恋愛成績表」の等級はD+で平均評定はたった3.4のこんな私ですが!
過去の恋愛関係で酷い目に逢いトラウマを色々と植え付けられたうえ、女性と出会う機会すらめっきり無かった私がこんなことを考えるなんてなんと珍しい!きっとこれは神様が微笑んでくれるに違いない!
と軽く心を躍らせていたわけです。
……しかしそう甘くないのが現実というもの。私が勤務を開始した1日後のことです。なんとびっくり
リア充がやってきました
え?リゾバってほとんど一人で来るんじゃないんですか!?
そう思っていました。でも実際にやってきたのはなんとリア充です。リア充がカップルごと参戦してきました。
そういう可能性はある程度脳内に織り込み済みではありました。ですがこれは事態です。
ロリコンを極めた私ですが、このとき心の底から求めていたのは包容力のあるえっちなお姉さん。初日の私は社員さんと先輩バイターさんの叱咤により精神をすり減らすあまり、ロリキャラを甘やかしたいという普段当たり前のように存在している欲求すら引っ込んでしまっていたのです。
そんな私はてっきり、この日にえっちなお姉さんが来て傷心の私をいっぱい甘やかしてくれると思っていたんですよ。はい。美少女ゲームのやり過ぎです。
だが現実はどうだ?余計私がぼっちになっただけではありませんか!!
(とはいえそのリア充の彼氏さんの方に相当よくしてもらったので文句は言えませんがねぇ……)
この一件で孤独感は加速し始め、「寂しい」「辛い」「帰りたい」と何度も思うようになりました。
でも帰れるのは月末。それまではどうにかして頑張らなければいけません。
この心の穴を埋めてくれるものは、何か……
そうだ!
「彼女候補が現れないのなら、自分で出会いの場を作ればいい」
そう。
たまたま持ち込んでいた「千恋*万花」を起動しました。
結局いつもとやってること一緒じゃないかい!
非日常が味わえるとは何だったのか。
で、勤務開始から3日目。最初の休日に早速攻略を始めました。
それで思ったことがあります。
二次元の女の子、やっぱり可愛いな……!
この感情、美少女ゲームを起動する度に毎度思うことではあります。
ですが普段慣れた土地を離れているうえ、すんなりと職場に馴染めず人肌恋しくなっていたからなのか、いつも以上に画面内のヒロインたちが魅力的に見えていました。
特に普段と違ったのが年上キャラの見え方。心が弱っているときは年上キャラって滅茶苦茶魅力的に見えるんですよね。そのためか芦花姉が普段の5割増しくらいで魅力的に見えました。
年上っていいな~という感覚、かなり久々に感じたかもしれません。最終的には小春やムラサメちゃんに押し負けていくんですけど
まあこれについては、ヒロインとのふれあいに定評のあるゆずソフトの作品を選んだ私のファインプレーともいえるでしょう。こればかりは当時の自分を褒めてやりたいですね。もしここで鬱ゲーでも持ち込んでいたものなら自室の窓から飛び降りを図っていたかもしれません。
私の心にぽっかりと開いていた穴は、画面内の美少女たちがたちどころに埋めてくれました。
そして時は流れ芳乃√を終え、勤務開始から2週間ほど経った日のことです。
またまた新人さんがくるとの知らせが。
厨房とレストランに1人ずつ、同時に2人来るということでなんとな~く嫌な予感がしていました。結果はもちろんお察しの通り。そう。
2組目のリア充がやってきました
え?リゾバって8割方は1人で来るんじゃないんですか?
そう思っていました。思っていましたというか、どっかでそんなようなデータを見た気がするんですよ。どこか忘れちゃいましたが!
こういうこともある程度想定していたつもりですが、流石に2組も来ることはちょっと考えにありませんでした。つまりこれは事態です。
2組目は彼女が年上の幼馴染カップルでした。話を聞いたところ「片方が引っ越して一旦は別々になったんだけど再会して、それから付き合うことになった」というようなことを言われました。
どこの美少女ゲームですか?というか、将臣と芦花姉?
芦花√を進めている最中に来たの、本当に狙っているとしか思えませんでした。
リゾバに出会いが多いは嘘!……というわけでもないのでしょうが、こういうことも往々にして起こりうるというのは知ってて損はないと思います。
本気でリゾバに行こうとしている人がこの記事を読むかは甚だ疑問ではありますが。
まあそんな訳で、私は雇用期間中ずーっと千恋*万花ばっかりやっていました。仕事終わりに千恋*万花、中抜けの時間にも千恋*万花、休日はもちろん千恋*万花。
そうしてリア充たちに負けじと、私も可愛い女の子たちと充実した日々を送っていました。
サンビーチには芳乃と行きましたし(芳乃は「折角ここまで歩いてきたんです。一緒に海水浴しませんか?」と提案してきましたが、すんげぇ寒かったので丁重にお断りしました。芳乃の水着姿が見られなかったのは残念ですがぽんこつ可愛かったのでよしとします)
十国峠での星見は小春と一緒に行きましたし(当日は生憎曇り空が広がっていましたが「お兄ちゃんと一緒にいられれば私はそれで満足だもん」と小春は私に抱き着いてきました。可愛いですね)
花火はムラサメちゃんと観たし(「花火よりもムラサメちゃんの方が綺麗だよ」と耳元で囁くと「そんなベタな台詞で照れるような吾輩ではない」と言われましたが、顔を滅茶苦茶赤くしていました。可愛いですね)
29日に天候不良で何処へも行けなかったときには茉子に慰めてもらいました(茉子はえっちなので、「あは。やーらしー」と言われつつもあんなことやこんなことをたくさんしてもらいました。慰めとは言葉ではなく物理なのです)。
これらは全て事実であり、間違いない記憶なのです。
そしてこんな私にも可愛い彼女ができましたしね。
彼女紹介
さて、それでは私がリゾバで作った彼女をこの場をお借りして紹介したいと思います。
朝武 芳乃(ともたけ よしの)さんです。
え?
話が違うって?
誰も3次元に彼女が出来たとは言っていませんが?
まずはこの美貌を見てくださいよ。
和装束がよく似合ってますね。勿論制服でもパジャマでもなんでも可愛いのですが、やはり芳乃といえば和装束です。彼女をおいて和服の似合う女性はそういないでしょう。
そして何といっても巫女服が良いんです。
これも当然のようにかわいいのですが、それ以上に凛々しくて格好いいですよね。
そんな一見とても優秀に見える芳乃ですが、実はかなり抜けてる子でそのギャップに萌えるのです。
最初は本当に冷静で真面目なお姫様という感じなのです。
しかし実際はそうでもない……どころか徐々に明らかになっていくぽんこつっぷり。「みずいろ」の早坂日和のような正統派ぽんこつとは一味違うタイプで、本人はいろいろ考えて頑張っているのですが結果的に抜けているというタイプ。
そして発動時にすっごく恥ずかしがるのがもう可愛くてたまらんのです。
(この感覚は是非本編で味わって欲しい!)
あと、どういう訳か好みが物凄く私に近いんです。
彼女は目玉焼きにソース派。私もソース派。
彼女は卵焼きは甘めが好み。私も甘めが好み。
そして彼女は大の甘党なのですが、実は私も大の甘党なのです。
リゾバ中は賄いとしてバイキングの余りをいただけたのですが、デザートがまあよく余りまして。それを20個30個とドカ食いするほどに甘党なのです。(だから太るんだよ……)
今度は芳乃をスイーツビュッフェに連れて行こうと思います。
芳乃√をプレイした時期が一番女性に飢えていたので魅力に補正が掛かっている、というのはあるかもしれません。
しかし私はその時期まで含めて運命だったと思います。特に嗜好まで合うというのは運命的出会いに他ならないでしょう。
そう。芳乃は私のささくれ立つ運命にそっととおりゃんせしていったのです。
愛してるよ芳乃~~~~!!!!!!!!!
……とこれだけ言っていますが、実は本当に最後の最後まで茉子と2択だったんですよ。はい。
最近プレイしていた作品は推しがパッパッと決まっていたので、自分の脳内でヒロイン同士が戦う感覚を久々に味わいましたね。
千恋*万花 総括
万花の良さはとにかくキャラの可愛さ(特に芳乃)ということはもうここまでの文章でおわかりいただけたかと思います。
とはいえタイトルに感想と書いたことですし、他にも良かったところをつらつらと褒め称えようと思います。
(ゆずソフトの作品をプレイするのはこれが初めてなので、もしかしたら「ここがいいね!」って言った中には多くの作品に共通している特徴もあるかもしれません。ですがそれはご愛嬌ということで)
・表情の作り込みが凄い!!
私が今までやってきた作品は、立ち絵の向き(正面/斜め)や表情の変化するペースはヒロインが1~2回発言するごとに1回くらいだったんですよね。
だからそれくらいが普通なのかと思っていました。最低限エンターキーを押さないと表情って変化しないよなぁと。しかしこの作品は違いました。
ヒロインの表情が動く、動く、動く!
女の子たちがみんな表情豊かなんですよ。台詞の1つ1つに魂が吹き込まれている感じです。
しかも表情の切り替わるタイミングはボイスにしっかりと合わせられているんですよね。プログラムを組むだけでかなり大変だったのだろうと察せます。ここを作りこんでいるのはすごいなぁ情熱だなぁと感心しました。
・ユーザー想いのUI・環境・テキスト周り
私は新しいノベルゲーを起動するたびにとりあえず環境設定を開くのですが、万花は開いてびっくりまあなんと充実したオプション!
マウスだのキーボードだの普段見慣れない項目を見かけた時点で「なにこれすご……」ってなっていました。リアルに。
UIも使いやすかったですし。
あと驚いたのがフローチャートの存在ですね。
どの√がどこで分岐するとか、自分が今どこにいてどのくらい進んでいるのかを目視で確認できるのは勿論、任意の場面を(ある程度)すぐに呼び出せるのが素晴らしいですね。
先述の表情の動きが重いのかスキップにかかる時間が若干長くなっているので、それを埋め合わせるため……という訳ではないかもしれませんが、「あのシーンもう1回見たい!」ってときにセーブを怠っていてもすく呼び出せるのは有難いものです。
そしてこれまで細かいところですが、テキストを改行させる場所に本当に気を遣っています。
乱雑で読みにくい私のこの記事とは対照的に、単語や文節がウィンドウの右端でぶつ切りにならないように最大限の配慮がなされていました。
なんというか、このあたりのきめ細かさには度肝を抜かれましたね。
・シナリオが綺麗にまとまっている
これまでずっとヒロインがどうこうという話に触れていたので、シナリオ族の方は「そっちはダメなの?」と感じているかもしれません。
決してシナリオが適当という訳ではないのです。むしろ張られた伏線はちゃんと回収されていますし、話の流れや最後のまとまり方も綺麗なものでした。その点もしっかり作りこまれています。
ですが、あまりにもヒロインとの触れ合い部分が素晴らしかったのでどうしても語るのが遅くなってしまいますね。
私がXで「これぞキャラゲー」と評していたのは、作品を俯瞰的に見たときに感じた魅力度の重みが「キャラ>>シナリオ」とはっきりしていたから、という意味合いがあったわけです。
なんかどうしても細かい部分にばかり目が行ってしまっている気がしますが、それだけ細部まで作りこまれているのだということの表れだと思います。
立ち絵背景CGと1つ1つが物凄く丁寧でしたし。
ただ攻略順だけは気を遣う必要がありますかね……
これについては他の方からも指摘がされていますので、これからプレイしようという方は「千恋*万花 推奨攻略順」でググるなりして出てきた結果の通りにやるのがよろしいかと思います。実際私もそうしましたし。
おわりに
という訳でここまでグダグダとリゾバと千恋*万花の感想を述べて参りましたが、いかがでしたでしょうか?
書いていて自分でも何が言いたいのかさっぱりわかりませんでしたが、とりあえず芳乃が可愛いということが伝わっていれば良かったかなと思います。
最後に皆様へアドバイスをば。
果たして美少女ゲームヲタクの皆様がリゾートバイトへ行こうなどと考えることがあるかはわかりませんし、憶測にはなりますがそういった性分の方は少ないかと思います。
ですが万が一行くことになった場合はこのクソ記事にも書いたように必ず美少女ゲームを持ち込みましょう。それもハートフルな作品を持ち込みましょう。
確かにリゾートバイトは楽しい!!
楽しいですし良い経験にもなります。普通に過ごしていてはなかなかできないことだとも思いますし。
ですが本当に最初がしんどいのです。
慣れない環境と人間関係、そして仕事内容。コミュ強の方はすんなり適応してしまうのかもしれませんが、そうでない方、特に私のようなコミュ障ですと確実に精神的に来ます。派遣会社の担当の方もそこには大きく同調してくださいました。
そもそも普段から美少女ゲームをプレイするくらいですから、心のどこかでは可愛い女の子の温もりを求め続けている……のだと思います。
そしてそれが確実に手に入るのもまた、美少女ゲームです。
せめてそこだけでも慣れた環境でいることを強くお勧めします。
私ももし次どこか遠くへ出て勤務する機会がありましたら、芳乃√を再走していっぱいよしよししてもらおうと思います。芳乃だけに。
は?
(――文章はここで途切れている)
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