学校祭のアイディア
去る10月15日(土)と16日(日)の2日間、勤務校では学校祭である「黒工祭」が行われました。
コロナによって開催を見送ったこともあり、実に3年ぶりの開催でした。
しかしながらコロナ禍の開催ということで、1日目は校内、2日目は在校生の家族と案内した中学校の生徒のみの限定公開となりました。
土木科では新たなアイディアとして卒業生が就職している会社に依頼して、2社に企業ブースを出展して頂きました。
「黒沢尻工業高校土木科に学んだ生徒がどんな会社に就職して、どう成長しているのか?」
これを皆さんにお伝えすることも学校祭の在り方の1つではないかと考えたからです。
もちろん、従来からの企画もちゃんと行っています。
(1)黒工祭の様子
■企業ブース・測量体験
■鉄筋の引張試験
■建設機械体験
企業ブースに御協力いただいた会社は、
■株式会社小原建設
■旭ボーリング株式会社
の2社です。
両社とも、入社3〜6年目の若い卒業生も来校し、貴重な説明や体験を提供していただきました。
さて、今回の学校祭では2つの活動で生徒は成長できたのではないかと思います。
(2)学習成果のアウトプット
「測量や、鉄筋の引張試験の説明、重機操作の指導など、座学や実習で学習した成果を来場者に伝えること。」
これは生徒にとって貴重な貴重な体験となります。
初めはぎこちない説明で頼りないのですが、自身で反省と工夫を凝らすことで後半は自信に満ちた立派なものへと進化していきます。
また、来場者に対して、「是非ご覧になって下さい!」「体験してみて下さい。」などの呼びかけをすることも大事な経験になります。
(3)新たなインプット
これが今回の企業ブース企画の目的になります。
「卒業生がどんな会社で、どんな目標を持って働いているのかを知ること。」
これを知り、将来の進路目標の一助にしてもらいたいと思います。
また、生徒のみならず来場者の方々に地元企業を知っていただく良い機会にもなりました。
学校祭は、校内のみにとどまらず、地域の企業や団体との企画を交えることにより、生徒の成長がいっそう期待できるものと感じました。
今後もブラッシュアップしながら継続していきたいと考えています。
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