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高本学様に給料10億円あげろ〜ヘタミュThe glorious world感想〜

15年間愛した領主様が完璧な形で現世に舞い降り、その依代となった高本学くんに感謝の念を述べる感想文です。

※ネタバレを含みます。いい感想ばかりではないです。
「ヘタミュ 解釈違い」というワードに嫌悪感を抱く人は回れ右。



はじめに

そもそもヘタミュにあんまりいい思い出がない。
はじめて生で見た前作は言葉を選ばずに言うと解釈違いのオンパレードで、ほぼトラウマとなっている。解釈違いの波に飲まれて大阪の会場で気絶しかけた。

やけに湿度が高い極東コンビ、銭渡さなくても笑顔を振り撒いてくれそうな蘭兄さん、なんかめっちゃヤンデレ悪役になってる米、伊を呼び捨てで呼ぶプーちゃん……

当方、無論数多のオタクと同様ヘタリアの影響で大学の進路を決め、大学の学部を決め、卒論のテーマを決めた女。故にヘタリアに思い入れがありすぎてお出しされたミュの姿が受け入れられなかった。
伊をちゃんづけで呼ばない普とか論外。人の呼び方ってそれぞれの関係性が一番現れるところなのに、そんな些細な(でも重要な)原作の設定すら無視する脚本が許せなくて。
(今確認したら東京公演はいたりあちゃん呼びだったらしい……? 最初からやれ……ッッッッ)
自業自得だけど東京在住なのにミスって大阪のチケ取ってしまい、大阪まで行ったのにこれか……という絶望があった。

今回も解釈違いで暴れるんだろうなと思いつつ、でも濃厚なドーヴァーを浴びれると聞いて、不安を抱きながらも見に行ったThe  glorious world。

結論から言うと、The glorious worldが前回への怨念を浄化してくれた。見てよかった。生きててよかった。すべてのヘタミュと高本学に感謝。

元々学くんの普は大好き。
ビジュアルの完璧さもさることながら、性格面でも伊を呼び捨て事件以外許せねえ!!ってところがない。
俺様で、かっこよくて、ちょっと儚い存在な最高のプーちゃん。

その最高のプーちゃんが、今回何百倍もパワーアップして完璧な領主様として板の上に存在していた。

元々濃厚なドーヴァーを浴びるために配信を見たのに後半の展開で動揺して絶対生で見たい!とチケットを取り、一度見ただけじゃ満足できなくてチケット2枚増やし、有給がないため1日分の給料を犠牲にして平日公演にかちこんできた。
金はいつでも稼げるけど舞台観れる機会は一度しかないのでしょうがないね……


観た公演は

1回目 全景配信
2回目 9/1ソワレ 二階席前方上手(オペラグラスでプーちゃん定点カメラと化す)
3回目 9/4マチネ 一階席最後尾センター(プーちゃん定点カメラ)
4回目 9/4ソワレ 二階席前方センター(プーちゃん定点カメラ)

すでに配信で全景を見ているから推しのすべての表情挙動を見たい!!と定点カメラになって誇張なしで一挙手一投足ガン見してきたけど(キモオタで失礼)、すべての瞬間が普……ギルベルト・バイルシュミットすぎて咽び泣いた。


学イセンのここが好き〜〜〜!!!発表会

  • まず圧倒的に美……ッッッッ!!!のビジュアル


銀髪赤目という漫画の設定すぎる見た目がここまで似合う日本人、高本学の他にいる!?いねーよな!?
本当に本当に本当に見た目がかっこよくてそれだけで1億点。大きい目はプーちゃんが宿ると眼光が鋭くなって、こんな眼光で剣突きつけられたら無条件降伏しちゃうよ……ってなる。

あと鼻が高いため、横顔のEラインが美しすぎる&欧米人すぎるので、ここも高本学プーちゃん生まれ変わり説を援護するポイント。

また180cmのスラリとした長身〜〜〜!!!ヘタミュは高身長のキャストが多いため相対的に低く見えるけど、ひとりで立っている時とか伊兄弟に挟まれてる時(かわいい)とかデケ〜〜〜!!!って沸いちゃう。原作の身長設定に近いのも完璧すぎ。
あと“”“”“”バイルシュミット“”“”“”という名前が似合う顔面だと思う。


  • 一挙手一投足がぷろいせんくんすぎる

思い出せる限り好き好きポイントを順不同で上げていくけど、

・あとは鐘を鳴らすだけの舞踏会風の踊りを踊るところで①女性にかしずいて手を差し出すプーちゃん②女性の腰を抱くプーちゃん
→夢女子の妄想の中のぷろいせんくんの具現化すぎて私の情緒が終わった。ぜっっっっっったいやってたもん!!!ぜっっっったいぷろいせん王宮の舞踏会でこんな風にエスコートしてたもん!!!!!!!踊りもエスコートも完璧なプーちゃんやっぱり世界一小鳥のようにかっこいい。

・露に偵察に行く歌で好戦的な顔で舌ぺろするプーちゃん
→動揺でオペラグラスが揺れた。そんな……そんな完璧な舌ぺろある??!?!?舌長!?!?!?舌ぺろして許されるのは高本学だけだよ。ありがとう、完璧なぷろいせんくんでした……………………

・いたりあちゃんの頭ポンポンするプーちゃん
良すぎて変な笑い出る。伊もスルーするんじゃなくて普を頼ってるような顔してるのがとてつもなくかわいい。ドナウ川でランデブーしろ。

・「兄さんお疲れ様!」と弟にビールを渡され「おぉ〜ダンケェ〜〜!」と言うときの「ダンケ」の声音
→かわいすぎワロタ。

・弟に渡されたビールを「くぴっくぴっくぴっ」と飲んで「うめめ〜!!」と唸るプーちゃん
→かわいすぎワロタ。樽で飲め。

・芋兄弟産業革命
→「一番機械が得意なこの一番機械が得意なこのプロイセン様が」を入れてくれた脚本、許す。ガソリンエンジンで行こう〜!の歌かわいすぎワロタ。あと英から買った設計図の小道具、ちゃんと設計図書かれてて感動した。

・英と喋らせるシーンで仏の背中を押すプーちゃん
→悪友、ありがとよ。
昔は悪友トリオのオタクだったけど歳をとるにつれ、歴史的背景を考えると仏と普が仲良いのってありえないのでは!?!?!?と目が覚めかけていたけど、ミュの二人はなんだかんだ仲良さそうでいい。かわいければなんでもいいんです。

・「ねこちゃん〜〜〜♡♡♡」
→かわいすぎワロタ

・普…仏…戦…争開始で階段を上がってくる→目を伏せて手の甲にキスしてから歌い始めるプーちゃん
→その姿をオペラグラスで捉えた瞬間、マジで生きていてよかったと思った。MAXしにたくてしぬことばっか考えてた10年後にこんな最高のぷろいせんくん拝めるなんて10年前しななくてよかった。(クソ激重感情大爆発)

・仏が撃った弾丸を剣で弾くプーちゃん
そもそも仏が銃で普が剣っていうだけでよすぎるのにここの殺陣良すぎるよ……弾丸を剣で弾くの、強強強軍国様で降伏不可避。

・仏を斬り捨てた後に剣を振って血を振り払うような仕草をするプーちゃん
→ここの演技指導した人に俺様栄誉賞を与えろ。かっこよく剣で戦うぷろいせん様が見れるなんて夢みたい。もう夢でもいいや……

・凱旋門を通らせろの歌
→圧倒的、圧……ッッッッッ!!!学くん、こんなに迫力ある歌い方できるなんて知らなかった。舞台中央に君臨するプーちゃん、本当に“”“”“国”“”“”“すぎてひれ伏したくなる。私の領主様かっこよすぎ……!?

・ナポ3世は普がとらえたよ〜って時の不敵な笑み
→良すぎだろ。

・仏「家族を奪うな」普「お前の家族じゃない」
→一度目は「家族を奪うな」って言われて「俺とお前が家族?笑止千万」みたいな嘲笑うような呆れるような笑みに見えて、二度目は「家族!?ふざけんじゃねえ!」ってキレてるような顔に見えた。どっちなんだろ〜〜どっちでも素敵。

・「くぅ〜〜俺様かっこいい。記録しとこ」「3分はどうした!?」「継続中だ!!」
→そんな……そんなかっこいいことってある!?!?!?プーちゃんって俺様かっこいいぜー!!!って騒いで周りからハイハイって見られてるキャラクターだけど、その俺様かっこいいぜ要素が本当にかっこよくブラッシュアップされて表現されるなんて………………記録しとこもなにもかもがかっこいい。いくらでも好きなだけ記録しな。この戦いだけで日記10冊書きな。
銃バァンしたあとプーちゃん周りの明かりが落ちるんだけど、暗くなった後も不敵な笑みを浮かべていてとても……よかったです……

・剣にルビーの宝石埋め込まれてた
→ギルベルト・バイルシュミットの愛剣すぎるだろそれは。

・「世界の頂点に立った時見える理想の景色」の歌の時の表情
→「理想の景色」を見た時目を僅かに見開いてぎゅって眉寄せる表情が驚いたような、苦しそうな切なそうな、寂しそうな感じで……あなたにとって「理想の景色」ってなんなのか、何が見えたのか、どうしてそんな顔をしているのか問い掛けたくなるような素晴らしい表情だった。学くんがこんな繊細な表現できるなんて知らなかった。

・戦争終盤で苦しそうに胸を押さえるプーちゃん
→仏を追い詰めて統一が近づくということは、自分の存在の終わりが近づいているということ。だから体調悪くなる……みたいな解釈として受け取ってひっくり返った。15年間ぷろいせんくん推しててそんな解釈に思い至ったこともなかったからしんどいと同時にめっっっちゃ萌えて……統一戴冠式の前日にぶっ倒れてて欲しすぎるよぉ!!!!でもプーちゃんは消えません弟と1000年後も一緒にいるんです。現代で浮き輪浮かれポンチスタイルで登場してくるんです。

・「もうすぐ消える俺様が弟と喧嘩をできないことが心残りだ」「兄さん……」
→ミュ、消失ネタを容赦なく使ってくるあたり肝座ってる。しんどいよ〜〜〜でもWWで「俺は消えない。自らの意思で去る」って去っていったプーちゃんの解釈ド一致すぎたから消失ネタも許……いやプーちゃんは消えません1000年後も弟と喧嘩するんです。

・弟とみんなをやさしい、切ない、儚い表情で見つめるプーちゃん
→ここで誰もぷろいせんくんを気にしていない、見ていないと気づいたときの衝撃たるや。もう彼はそこに存在していないんだ……弟に「一緒に新しい景色を見るんだ!!」って語りかけたけど、その「一緒に」は「実在の国として弟の隣で一緒に」じゃないんだね……消えて体がなくなってもお前の後ろで一緒に見てるよ、見守ってるよ、という意味なんだね……………………

・「かけはし〜!!!!」
→かわいすぎワロタ。儚いプーちゃんとのギャップで風邪引く。

・地球まるっとフェスティバルで投げチューするプーちゃん
→手のひらを口に当てて投げチューじゃなくて、指二、三本だけ口に当てて投げチューなのが解釈一致すぎ。見たことないけど原作のプーちゃんもそうやって投げチューするよ。


本当にすべての表情、動き、セリフ、声音が好きすぎて挙げるとキリがない。

普領の必読本セバスチャン・ハフナーの本でぷろいせんは「粗野な理性国家」と表されているけど、ミュのぷろいせんくんはまさに粗野な理性国家……!!荒くれ者で乱暴者で声でかくて解決方法が暴力だけど、でも理性的で状況を俯瞰で見ている……ハフナー先生の本読んで脚本書きましたか?むしろハフナー先生が脚本家ですか?

普…仏…戦…争終盤で英が出てくるところとか歴史的にありえなくない!?なんで仏vsドイツ諸侯の戦争で弟解放しろって言ってんの!?今なんの話してるの!?って冷静になるところたっくさんあったけど、もうなんでもいいや。ギルベルト・バイルシュミットが世界一かっこよかったからなんでも許す。

でも噂のブーケトスからのギルベルトくんのプロポーズ私も浴びたかったよぉ〜〜〜〜ッッッッ!無念すぎ;;



他のみんなも最高だった〜!!

・北伊
まだ25歳!?つまり第一作の時ってまだ子供じゃん!?!?って気づいた時の衝撃たるや。大人ばかりの中で主人公座長として立ってるすごすぎるよ長江くんさん……
かわいいくてヘタレででも時々ハッとすることを言う一生懸命ないたりあちゃん!
「目の前のものの頭を下げるな」と歌う時のスポットに照らされた姿が主人公いたりあ様すぎてひれ伏したくなる。宗教の姿ってこういうものなのかもしれないと思ったり……
9/4ソワレで仏にいちゃんが好きだけど英にはっぱをかけるアドリブおもしろすぎて狂うかと思った。すごすぎるよ長江くんさん……

・南伊
投げチューで女子をバッタバッタと薙ぎ倒していくラテンだ〜〜〜!!!!!と思ったら元ジュニアか……そりゃファンサもお手のものよね。

・独
ご、ゴツいな……!?!?そんなゴツかったっけ!?!?!でも兄さんと並んだ時の体格差が完璧。産業革命芋兄弟が見れてよかったよぉおん!!!
ミュでも前髪下ろし独が見たいですお願いします関係者。
9/7追記 上田さんの台本読解を聞いていやめっっっちゃ独のことも普のことも芋のことも理解してくれてるじゃん!?!?!??ってひっくり返った。こんなに解像度高いのにお出しされたのが解釈違いなのなぜ……キャストの理解と脚本演出の乖離が難しい……
(自分の二次創作に自信持て!!!って同人女を叱咤激励してるのめっちゃくちゃ笑ったしめちゃくちゃ血の気引いた)

・米&加
前回の悪役ヤンデレ米がトラウマすぎて身構えてたけど……よかった!デケェしスタイル良すぎて超大国!!っていう見た目でいいっすね〜
カナちゃんもかわいすぎた……カナちゃんの「光の孤独に蹲りライバルの影に立ち上がる」の歌良すぎない!?!?!?

・英
ひ、ひろせさん〜〜〜〜〜(鳴き声)
まず、廣瀬はほっそりとした体格がもう英すぎてそこだけで100000億点だなってずっと思ってる。こんなに体格がイギの人間他にいる!?!?!?いねえよなあ!!!!
ミュの英はツンデレよりヤンデレメンヘラ成分強めで情緒不安定なところにおぉ……って思うことも多いけど、今回すっごく良かったな〜!!!
国として悠久の時を生きる苦しさ、止まることを許されない苦しさ、気軽に人の料理を食べられない人に心を許せない苦しさ……その苦しさがその細い体で全身全霊で表現されていてたまんなくなっちゃった……泣いちゃうよこんなの。
一度走り出した蒸気機関車は止まれないのも、本当はまるい地球が歪んで見えるのも、全部辛い。
でもそんな苦しさに泣いて喚いて拒絶しても、また立ち上がって国を続けていくんだ……ああ〜いぎりすさんすぎる。
9/4ソワレで喘ぎ出したときは爆笑しました。勘弁して。
金!!!って感じの色のウィッグが解釈一致ポイント。

・仏
じゅ、じゅりさん〜〜〜〜!!!!(鳴き声)
安定感すごすぎるお兄さんすぎる美しすぎる。もう40半ばってまじ!?!?時の流れ早すぎんよ……
「愛したがりで愛されたがりなのにその愛を受け取ってもらえないイギ」っていうのは全オタク共通認識かと勝手に思ってるけど「兄弟の真似事したくて愛を振りまいたけどみんなから嫌われちゃったフラン」っていう解釈は新解釈すぎてひっくり返った。
イギに兄弟ができたって言われて自分もああいう風になりたいって思ったのかな……でも英も仏も破綻してるのがつらい。奇跡的に仲良し芋兄弟のすごさが際立つ。
逃げる蘭と南伊にうっとりとした笑みで頬擦りするの怖すぎィ!!!!!そうだよね兄ちゃんそういう怖いところあるよね〜って頷いちゃった。
「野蛮な……ゲルマンめ!!!」って普睨みつける仏たまんないし、全部終わって新しい国の誕生を見守ってるお兄さんにもああ〜〜ってなった……老大国よすぎ。
寿里に大感謝しかない。
「起死回生 明日は快晴 俺たちの辞書に不可能という文字はない」のドーヴァーのハモリがたまらなく好きです。一生喧嘩して運命共同体やってろよな!!
ピンク混じりの金髪ウィッグが解釈一致ポイント。

・露
信頼と安心のおっきー。まだ33ということにびっくりです。テニミュのときそんな若かったんや……
露に対して恐ろしいというイメージしかなかったんだけど、露も露で寒い土地や上司に苦労してたんだねってわかって愛おしさが沸いちゃった。

・蘭
歌、うめぇ〜〜〜〜!!!!!
歌うますぎて一周回って笑っちゃう。伸びやかなビブラートに甘い声たまんないよ、ずっと歌っててくれ。
相変わらず銭あげなくても笑ってくれそうな蘭兄さんだったけど、歌上手いからもうなんでもいいや!!


・ドーヴァー
ドーヴァーだけ別枠で語るしかないほど凄まじかった……2024年になってこんなにも濃厚なドーヴァーを浴びれると思っていなかった。
なぜか今までずっと二人の関係を「ライバル」だと認識していなくて、カナちゃんが「ライバルの影に立ち上がる〜」って歌った時、あっそっか二人ってライバルなんだ!?って謎にハッとしちゃった。
「お兄さんと一緒に理想の景色を見よう」って英に手を差し伸べる仏やばすぎるし、振り払ったりやっぱり歩み寄ったりまた振り払ったりする英もやばい。
このドーヴァー、『I hate everything about you』世界のドーヴァーすぎるよ……おまえのすべてが大嫌いなのになぜおまえを愛してるんだろう……すぎるよ……
一生喧嘩して殴り合いして仲直りしてまた喧嘩しててほしい!よっ運命共同体!!



ていうか歌よすぎない!?!?

歌がマジマジマジマジでよすぎてびっくりした。
以下大好き歌詞たち↓↓(うろ覚えスマン)

・「目指しているか理想の景色を 求めているか広がる世界を」
→成長を求める国の宿命が現れててラブ

・「共に背にして道を違えても 再び出会うはまるい地球」
→地球はまるいから、相手に背を向けて歩いても再び巡り合ってしまうんだよね。まるい地球というワードに泣かされるとは思わなんだ……

・「不毛な畑や争いからは 小麦も喜びもうまれない」
→本当にマジでそう。全世界に流せ。

・「目の前のものの頭を下げるな」
→「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉が元ネタらしく、またひとつ賢くなった。自分の方が頭を下げるという気持ちで生きていきたいね……

・「絶対に 絶対王政を認めさせる」
→リズムが好きすぎ 鬼気迫るふらんすにいちゃん好き

・「起死回生 明日は快晴 俺たちの辞書に不可能という文字はない」
→ドーヴァーの運命共同体力(うんめいきょうどうたいぢから)にひれ伏した。

・「光と雨が降り注ぐ」
ここのプーちゃん儚くてラブ

・「地球はぶつかることのないまあるいもの 摩擦の起きない やさしいもの」
→全世界に流せ

・「光の孤独に蹲り ライバルの影に立ち上がる」
→ドーヴァー良すぎるだろ。

本当に地球は丸いのか?今の俺には歪んで見えるの歌、歌い方がすごくよかったな〜〜〜泣いてたどたどしくなって、歌えなくなって……ってうずくまる英を見た時にこれこそミュージカルの醍醐味だなって思った。ただ歌詞通り音程通りに歌うんじゃなくて、その時の感情を乗せて歌う。感情が溢れて歌詞も音程も崩れても、それこそミュージカルというもの……(そういうの盛りこみずみの演技だけども)
板の上で生きてるっていう感じがすごくして、よかった。ていうか廣瀬さんめちゃくちゃいいっすね……もっと……もっと廣瀬さんの生の演技が見たいよ……とオタクは勝手に願っているよ。



学くんへの感謝の念

ここ最近ずっとなぜ人は人を生み出すのだ……なぜ子供を作るのだ……ということばかり考えていて。
だって人生はつらいことの方が多くて、少しだけの楽しいことだけじゃ到底乗り越えられない。
そんな世界に、なんで好き好んで子供を連れてくるんだろう。その子たちにはこれからたくさんつらいことが待っているのに、どんな正当な理由があって子供を作るんだろうと、思っていた。
答えが出るわけがない疑問なんだけど、その疑問を少しでも明るい方向に導けるヒントが今回の観劇にあった気がする。

ぷろいせんくんをずーっとずーっと推してきて、ぷろいせんくんに夢見まくっている自覚がある。
外見が息を呑むほど美しくなきゃ嫌だし、頼れるかっこいい兄さんじゃなきゃ嫌で、軍国の化身らしく強くって、でも目を離した瞬間に消えちゃいそうな儚さもある人。

長年好きすぎて蠱毒みたいに出来上がった『私の考える最強のぷろいせんくん』
それが、しっかりとした形を持って、目の前にいた。

NWのときは気を抜いたら素の高本が出てきていたのに、ちょっと見ないうちにとんでもないことになってた。

息を呑むほど美しくて、
頼れるかっこいい兄さんで、
軍国らしく強くて、
消えちゃいそうな儚さがある。
全部クリアしちゃってるよこの人。

生きててよかった〜
本当に、生きててよかったなあ。
つらいことばかりの人生だけど、生きていればこんなにかっこいい推しに出会えるんだ。
生きていれば奇跡的に、自分の理想の推しが現れてくれるんだ。
そんな一瞬の奇跡を、舞台上の星の煌めきを吸うために人って生きているのかなと思った。
一瞬の煌めきでも、すぐつらいことに上書きされちゃうものでも、その一瞬のためにこの世に生まれてきたのかなあ。

学くん、本当にありがとう。
役者になってくれて、ぷろいせん役になってくれて、役者続けてくれて、とってもかっこいいぷろいせんくんを見せてくれてありがとう。

生きててくれてありがとう(すぐ推しの命に感謝するオタク)
この感謝は学くんに10億円贈呈しないと表せないけど無理なので、月々330円を寄進します。お昼ご飯代にしてください。

「お家に帰るまでが遠足」もとい「ファンクラブに入るまでが観劇」なので……
(安すぎて泣ける。バスケ選手のFCは300円の10倍なのに……)

学くんのぷろいせんがこれからもたくさん見れますように!
なんか次回登場しなさそうな空気を嗅ぎ取ってしまったが杞憂でありますように!
次回は前髪おろし独が見れますように!


すべてのヘタミュと高本学に感謝。

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