7月8日は質屋の日
7(しち)8(や)の語呂合わせです。
この日、質屋でよく質流れ品のセールが行われるそうです。中古品好きは要チェックですね。
質屋とは、貴金属や骨董品のようなものを抵当にお金を借りるための施設です。銀行以外でお金を借りるという行為をしない人には縁が薄い施設ですが、デパートの一角にお店を構えていたりと、意外と日常的な場所で見かけます。
もちろん借りる以上金利は発生しますが、抵当を先払いしていると思えば通常の借金ほど危険な事ではありません。なにせ、抵当に入れた物品以上の損害を被る事は無いわけなので。
なので普段質屋に縁薄い人も、軽い気持ちで利用してみるのもありかもしれません。
さて、質屋の歴史は古いです。大元こそ不明ですが1000年以上前の中国や古代ヨーロッパ等では既に似たようなシステムが考案されていたようです。日本でも江戸時代以前から存在する施設ですね。
人類がお金を使う限り、きっと無くなる事はない施設でしょう。ならばこそ、それについて学んでも損はないという事です。
という事で、質について学べる漫画を一つ。
「ナニワ金融道」です。前にも紹介したかと思いますが、再度。
主人公が金貸しという漫画は数多くありますが、その中でもとりわけ法律やルールに関して詳細なのは、やはりこの漫画でしょう。
「保証人」と「連帯保証人」の違いという誰でも知っているような事前知識から、建物の抵当権についてだとか「代物弁済」などといったやや専門的な語句など、近年ではもっと限定的かつ専門的な法の分野の解説まで、様々な知識が得られます。
その上で漫画として「借金」をテーマに展開される話は面白く、一見の価値は十分にあります。少しでも興味があれば、1巻だけでもぜひ。
そういうわけで、明日は質屋の日。質について調べてみると良いでしょう。
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