12月23日はテレホンカードの日
1982年のこの日、初めてテレホンカードが使える公衆電話が設置されたそうです。
テレホンカードというのは、公衆電話限定で使えるプリペイドカードで、携帯やスマホが普及した現代では使われていない代物です。図書カードみたいなものらしく、キャラもののテレホンカードが今でも高値で出回ったりしているとかいないとか。
テレホンカードに拘わらず、そういうアンティーク的な価値があるものって、なんだか魅力的ですよね。プレミア的な宝物はいつまでも大事に持っておきたいものです。
先程もちょっと触れましたが、現代は携帯とスマホが普及しており、公衆電話は使われません。ですが使われないから、必要無いからといって全国に設置された公衆電話がすぐに撤去されるというわけでもありません。設置するのにお金が掛かるのと同様に、撤去するのにもお金が掛かります。だから必要なくとも、公衆電話はあります。
また、駅なんかでは携帯やスマホが使えない場合を考えてか、綺麗な公衆電話が設置されていたりします。やっぱりお金だけあれば使える連絡手段というのは、思いのほか貴重なようです。
……という事は、テレホンカードは今でも使えるのでしょうか。
一度試してみたいものです。
さて、テレホンカードといえばこの漫画。
知る人ぞ知る「ドラえもん」のスピンオフ漫画「ザ・ドラえもんズ」は、22世紀のドラえもんの友人が活躍する秀作です。
秘密道具に溢れた未来において、彼らだけが使える道具があります。
その名は「親友テレカ」。テレホンカードのような金色のカードで、ドラえもんの七人の友人の心が合わさった時、不思議な力を発揮します。
「テレカ」というのはこの漫画では「テレパシーカード」という事ですが、年代を考えると元ネタは「テレホンカード」なのでしょう。
現在、「ザ・ドラえもんズ」の存在は公式から抹消されているそうです。テレカを使わない世の中になったからでしょうか。関係無いような気もしますが。
ともあれ、魅力的な友情物語です。
そういうわけで、明日はテレホンカードの日。公衆電話に思いを馳せましょう。