11月19日は農協記念日
1947年のこの日、農業に関する法律である納涼共同組合法が制定された事を記念して、農協記念日が発足されました。
農業に従事する人の経済と社会的地位の向上を目的とした記念日なのだとか。であれば、農業を営む人達を敬えばよいというわけですね。
農業は大変です。生物が相手なので休みが無いというのはよく聞くお話ではありますが、基本的に屋外作業というのがしんどそうです。暑い日も寒い日も外に出て仕事をしないといけないというのは、なんとも無情なお仕事です。
食事をする際には、その裏で働く農家の方々の苦労を思い浮かべ、感謝の意を示してみましょう。
さて、農業が体験できるゲームを一つ紹介します。
「ぼくのなつやすみ」シリーズ第三作目は、北海道が舞台です。シリーズ恒例の事情で預けられる叔父の家は農家で、牛舎や牧場などといった独特な施設を歩き回る事が出来ます。
さてこのゲーム、やれる事はたくさんあるのですが、できる事の一つに「子牛の世話」があります。生まれたばかりの子牛に毎日ミルクをあげるという些細なお手伝いではありますが、間違いなく仕事なのです。
そして子牛の世話は、ある程度子牛が大きくなったらやらなくてもよくなるのですが、それまでは毎日やるべき事として、主人公に課せられます。その日一度もミルクをあげなければ、夕飯の食卓で怒られます。この手のゲームにしては珍しく行動を強いられる(無視する事も出来ますが)このイベントは、自由度を著しく損なうという評価にも繋がりかねないバランスです。
が、生き物の世話というものは、そして農業というもののシビアさを小学生の主人公が学ぶという意味では、魅力的な夏休みの思い出として、なかなか趣深いものだと思います。
この辺は「ぼくのなつやすみ」をスローライフ系のゲームと捉えるか、ノスタルジックな思い出に浸る感傷ゲームと捉えるかで、評価が分かれるのではないでしょうか。
わたしは好きです、ぼくのなつやすみ3。
そういうわけで、明日は農協記念日。農業に思いを馳せましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?