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1月7日は七草粥の日

人日の節句といって、この日に七草粥を食べるという習慣があります。

七草というのは、つまり春の七草です。

せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七つです。あまり聞かない名前の植物ばかりですが、現在は呼び名が変わっているだけで親しみ深いものもあります。

たとえば「すずしろ」というのは大根の事です。「すずな」はカブ、「なずな」に至ってはぺんぺん草です。

これらを6日の夜に用意し、決められた歌を歌いながら夜通し包丁で叩いて細かくし、朝早くにお粥に入れて食べると、一口で十歳若返るのだとか。なんだか儀式めいていますが、やってみると面白いかもしれません。夢の中ででも実践してみるとしましょう。

ちなみにこの七草。一体どこで購入すればいいんでしょうか。大根やカブならなんとか手に入りそうですが、他は売っているのを見た事がありません。ぺんぺん草なんて売ってる事があるのでしょうか。

七草専用パックみたいなのがあるんですかね。でもそれって1月6日にしか売れませんよね。一年に一度しか需要が無い植物は一体どういうルートで栽培されているのでしょう。謎が尽きません。

せっかくなので調べてみましょう。残念ながら今年はもう間に合わないので、来年覚えていたら……ですが。

さて、七草が取り上げられた事のある漫画を紹介します。

「かくしごと」の久米田康治先生の過去作「さよなら絶望先生」は究極のギャグ漫画の一つです。

一話完結型のギャグ漫画で、幅広いジャンルのネタを面白おかしく取り上げている、一風変わった作風が特徴的です。

25巻に収録されているお話に、「七草物語」という回があります。静かに狂気が漂っていて結構好きな話です。密かに七草の座を狙おうとする八つ目の草が登場するというシュールさは印象深く、記憶に強く残っています。気になったら是非とも読んでみて下さい。

そういうわけで、明日は七草粥の日。食べましょう。

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