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1月19日はカラオケの日

1946年のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が行われたことに由来します。

ちなみにカラオケというのは、日本が発祥だと言われています。名前の由来はカラ(空)のオーケストラ(楽団)から来ているそうです。

歌手やアーティストではない人が、人前で憚りなく歌うという文化は、よくよく考えると結構異様ですよね。聞かせるための歌ではなく、歌うための歌という自己満足的な行為を、敢えて他人と共有するという行為は、プライベートの意識が強くなった現代から見ると、相当攻めたスタイルだと言えましょう。

まあでも歌うと楽しいですし、そんな楽しい時間を友人と一緒に過ごしたらもっと楽しい……だから集団で歌うというのは、不合理でもありませんか。

むしろ伝統文化としての歌や踊りが集団で行うものだと考えると、カラオケという文化は流行するべくして流行したのでしょう。

古くは天照大御神を天の岩戸から引きずり出すために、歌って踊って楽しんだと言われています。古き良き文化のために、カラオケへの姿勢を一度見直してみてはいかがでしょうか。

さて、カラオケシーンが存在する漫画を紹介します。

スナックが舞台の一風変わったギャグ漫画、「スナックバス江」……面白いです。

軽めのギャグ漫画と違って文字が多くて理屈っぽいので、一気に読むのではなく一話ずつゆっくり読むのをオススメします。ギャグ漫画としてのクオリティーは非常に高く、唯一性が強いです。漫画好きならぜひとも一度試しに読んでみて欲しい漫画です。

スナックが舞台であるため、当然カラオケは登場するのですが……その頻度は決して高くありません。この漫画に限らずですが、基本的に文字や静止画が媒体のメディアは、軒並みカラオケと相性が悪いのです。歌詞の一部を引用したら黙っていない団体がいるでしょうし、そもそも絵面が地味ですからね。アイドルものや楽器が題材の漫画だとままありますが……それはまたの機会に紹介します。

そういうわけで、明日はカラオケの日。全力で歌いましょう。

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