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きらファンを振り返る会~カルダモン編~

・はじめに

きらファンサービス終了までの間、時間の許す限り語りたいと思います。
とりあえず手始めに、キャラごとについて振り返っているところです。

これまではきららをはじめとする主要キャラ、コルクやクレアなどの里の住民を語ってきました。今回はさらにそこから一歩踏み出し、七賢者についてを語ろうと思います。
今日は第三章に登場したカルダモンに着目しましょう。

本当は第一章からやっていきたいのですが……七賢者は☆4が実装されなかったため、☆5を当てないとメモリアルクエストはおろか、キャラクエストすら解放されない仕様になっています。
つまり、わたしが引けなかったというだけの話です。
ガチャで引けずとも語りたい事はあるのですが、せっかくなのでその辺も含めて語れたらもっと嬉しいので、とりあえず見送ります。現在順番を飛ばしているキャラ(シュガー、セサミ、七賢者ではありませんがライネさんも)についてはガチャ当選、あるいはもう引けそうにないと判断した段階で随時語っていきたいと思います。

・カルダモンについて


↑この人がカルダモン。アンニュイな雰囲気がありますね。

カルダモンは神殿に仕えるお偉いさん、「七賢者」の一人です。
調停者としての役割を担っており、紛争地域を巡って争いを鎮める仕事をしているそうです。そのためか七賢者の中でも武闘派で、特に素早さに関しては全登場人物含めても頭一つ抜けています。神殿に仕えるという立場上筆頭神官アルシーヴの部下にあたり、第一部三章ではきらら達と交戦しました。
第一部終了後は和解、クリエメイト達とも交流するようになります。

そんなカルダモンの魅力を語っていきましょう。

①キャラクターデザインはあfろ先生

カルダモンのキャラデザは「ゆるキャン△」のあfろ先生が担当しています。なでしこ姉をはじめ、落ち着いた大人を描くのに長けたあfろ先生のカルダモンは思わずどきりとさせられる顔つきをしています。それでいてにっこりと破顔一笑する事もあり、そのギャップがたまりません。カルダモンの笑顔、いいですよね……

②年齢は二十代前半くらいかな?

きらファンのキャラはほとんど年齢が公開されていないので、この項目は完全に憶測です。
七賢者の中でも落ち着いていてペースを乱す事がほとんど無く、敵対したきららや正体不明のうつつを相手にしても先入観を持たず善悪の判断をしようとするその精神性の高さは、十代とはとても思えません。

しかしその一方で、幼さを感じる笑みをたびたび見せたり、コルクのメモリアルクエストでは好奇心の赴くままに動いたりと、子どもっぽさも見られます。なので三十代とは考えづらいと思われます。

加えて見た目の若さも鑑みると……21~24くらいが妥当ですかね。
いや、全然確かな根拠とかありませんけど。

個人的に、様付けで呼ぶアルシーヴよりは年下かなと思っています。

③最初期における強敵として

さて、ここで変わって敵としてのカルダモンに注目しましょう。
登場機会は第一部三章。シュガー、セサミを退けたきらら達一行と砂漠で交戦します。

八章構成のメインクエストという事で、本来三章のボスであるカルダモンはそれほど強力とは言えません。八章で再登場した時の事はともかくとして、道中のエリアボスとしては五章のジンジャーの方が手強いと感じる人も多いでしょう。

ただし挑戦時期の問題で、プレイヤーによってはカルダモンの方がはるかに苦戦します。
だってカルダモンが登場する三章は、きららファンタジアサービス開始当初から実装されている最後の章なのですから。

次の章の実装はサービス開始からおよそ三か月後、しかもエリアボスは比較的易しいソルトでした。
三か月もあればパーティーの基盤も整い、ぼちぼち☆5だけでパーティーを組めるようにもなります。キャラのレベルも上げられ、限界突破用の星結晶も手に入り、安定した立ち回りが見込めます。

だからこそ、その前段階で戦いを挑む事になるカルダモンは、当時本当に鬼門でした。わたしの場合特に、アタッカーを☆4くるみ(風)に任せていたので、弱点属性になるカルダモン(炎)は本当に大変でした。最終的にどう突破したかは覚えていませんが……☆5ゆきのとっておき連打で粘り勝ちしたような。

思い出の☆5ゆき。よく見ると滅茶苦茶きわどい格好ですね。可愛い。

いずれにせよカルダモンが強敵だったという記憶は、初期ユーザーほど色濃く残るものでしょう。だからこそ、味方としてのカルダモンは心強いです。

④人懐っこい性格

カルダモンは好奇心が強く、気になった物や気に入った相手に強い関心を示します。

コルクのメモリアルクエストでは、特に用事はなくともポルカとコルクとの仲が気になって同行したり、第三章でも自らが捕らえたみーくんに興味を持って感化されたりと、好奇心に素直なところが見受けられます。

そのためか、他の七賢者と比べてイノセンスな印象を受けます。純粋で染まりやすく、その分醒めやすい。

思えば第一章でもその傾向がありました。カルダモンの担当が「がっこうぐらし!」の面々で、オーダーの影響が他より深刻だった事も影響しているのかもしれませんが、シュガー、セサミに先んじていち早くアルシーヴの行動に疑問を覚え、自らの意思で大局を見極めようとしていました

その思想は第二部でもより強く表れていましたね。リアリスト達に捕らえられ、改めてソラ様が統治する現在のエトワリアの在り方を真剣に考える事により、危うく敵側に傾倒しそうになっていました

「開催! エトワリア文化祭」では、ジンジャーと一緒になって危うくクロモン達に冤罪を掛けるところでした。思い込むとかなり強引に物事を進めようとしてしまうようですね。

そういう意味では非常に危ういのですが、思想そのものは常にまっすぐで、時間さえあればきちんと自分を鑑みて改善できる面も持ち合わせています。現に第二部では自力でリアリスト達の洗脳を逃れ、七賢者側へと戻っています。

調停者としての活動でもそのように流されつつも考え直し、双方の立場に立って物事を見ていたのでしょう。その精神性は、まさしく賢者ですね。

⑤「野クルと北の山と初キャンプ」

カルダモンを語る上で、どうしても拾っておきたい要素の一つです。
これはゆるキャン△参戦時のイベントクエストで、リンちゃんのソロキャンとなでしこ達野クルのグルキャンが並行して描写される物語で、かのツンツーンが初登場するという伝説の回でもあります。


ここでちょっと☆5リンちゃんを自慢。小柄で謎めいた雰囲気をもつリンちゃんは、エトワリアと相性抜群だと思います。

主人公のきららさんはなでしこに同行、リンちゃんは当然ソロ……なのですが、なんと道中カルダモンと遭遇、そのまま意気投合してしまいます。

このイベントの恐ろしいところは、イベント時点では第一章は完結しておらず、主人公のきららさんとは立場上敵対関係にあったという事。

メインストーリー終了前にイベントストーリーに出張したのは、彼女を除くと「歩き続ける君のために」のうつつのみ。

三章で見せた人懐っこさと純粋さがあってこそのゲスト参戦だと思うと、カルダモンというキャラの魅力がよく分かります。元々カルダモンも他の七賢者も悪人として描かれておらず、それ故のサプライズと言えましょう。
実際、イベント当時は滅茶苦茶嬉しかったです。

こういうサプライズ、もっと欲しかったですね……

・まとめ

結構感情的に語ってしまいました。一部思い出語りも含まれてしまいましたが、個人的な感情の吐露もこの記事の存在理由でもあるのでご容赦を。

カルダモンは行動順が早く、どのパーティーに入っても先制してくれるので、今からでも専用武器の育成が容易です。彼女とともに、エトワリア中を駆け回りましょう。
最後に、マイベストカルダモンを貼ってこの記事を終わります。
次回も頑張ります。また、いつでも来てくださいね。

進化後カルダモン。大量の羽根に目が行きがちですが、個人的には三つ編みが好きです。

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