7月13日はオカルト記念日
1974年のこの日、映画「エクソシスト」が日本で初公開されたそうです。それがきっかけでオカルトブームが巻き起こり、オカルト記念日が提唱されたそうです。
オカルトといえば、夢がある分野ですよね。オーパーツしかりUMA然り、ノストラダムスの大予言なんかもこの時代に流行したと言われています。
「事実は小説よりも奇なり」とよく言われますが、オカルト分野を見ているとそう言いたい気持ちもよく分かります。この日はそういう気持ちをより強く持って、オカルトへの理解を深めるのが良いでしょう。
さて、オカルト系の漫画を一つ紹介します。
知る人ぞ知る名作オカルト漫画「サユリ」です。
作者は「ハイスコアガール」「でろでろ」の押切蓮介先生。ホラーに定評のある押切先生ですが、この漫画は特に秀逸だと思います。
「霊」の恐ろしさとおぞましさ、そして霊そのものの出自の虚しさと残酷さは、まさにホラーの醍醐味全てが味わえる名作です。
何より、霊に立ち向かう少年一家が魅力的です。ただ霊に蹂躙されるだけではなく、きちんと能動的に立ち向かうその姿は、巨大な力に飲まれまいと振舞う少年漫画の主人公さながらの熱さがあります。
あと、ババアかっこいい!
ババアと言うとなんだか貶しているような言い分に聞こえるかもしれませんが、あまりの頼もしさと力強さから「おばあさん」と呼ぶのは憚られるので、こう呼ばせて下さい。わたしなりの、老人に対する最大限の賛辞だと思って下さい。
この漫画に登場するババアがすごくかっこいいんです。ホラーでありながらも陰鬱とした雰囲気だけで終わらない名作となっているのは、このババアの存在が大きいでしょう。
このババアの活躍を見るためだけでも、漫画を買う価値があると言っても過言ではありません。前2巻ながらも非常に面白い漫画です。
そういうわけで、明日はオカルト記念日。なんでもいいのでオカルトに触れてみましょう。